アップグレード・インストールの前提条件

アップグレードに進む前に:

• データベース、スキーマ、アプリケーションおよびその他のファイルを含む、以前のリリースの情報をバックアップします。リリース11.1.2.4のOracle Enterprise Performance Management Systemバックアップおよびリカバリ・ガイドを参照してください。
• オプションで、リリース11.1.2.4.xxxのOracle Hyperion Financial Management、Oracle Hyperion Financial Close Management、Oracle Hyperion Financial ReportingおよびOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionについて、新しい環境で使用しないアプリケーションとアーティファクトを確認して削除します。
• 使用できなくなったレポート製品のためのアーティファクトを削除します。Oracle® Enterprise Performance Management System Readmeを参照してください。
• リリース11.1.2.4環境からリリース11.2環境にアーティファクトを転送する方法を準備します。

  リリース11.1.2.4環境とリリース11.2環境が同じネットワーク上にある場合、共有ドライブにアーティファクトをエクスポートできます。リリース11.1.2.4環境とリリース11.2環境が同じネットワーク上にない場合、リリース11.2環境にファイルを転送するためのftpなどの方法を使用できる場所にエクスポートします。

• リリース11.1.2.4の同じEPM Systemデータベースに、Financial Close ManagementまたはFinancial Managementと他の製品を構成した場合、Financial Close ManagementとFinancial Managementについては、データベース表とその他のデータベース・オブジェクトを個別に抽出します。リリース11.2環境での復元のために、これらの抽出を使用します。

  Financial Close Managementの場合は、次のものを抽出します:

  • Financial Close Management and Tax Governance: FCC%、FCM%、S_ROW_ID%

  • Account Reconciliation Management: ARM%、FCM%およびS_ROW_ID

  • Supplemental Data ManagerおよびTax Supplemental Schedules: SDM%、FCM%およびS_ROW_ID

  Financial Managementの場合は、次の主キー、インデックスおよびシーケンスを抽出します:

  • システム表

    • HFM_*

    • HSV_*

    • HSX_*

    • XFM_*

  • アプリケーション表

    • *_ACCOUNT_*

    • *_ATTACHMENTS

    • *_BINARYFILES

    • *_CELLTXTLBL_*

    • *_CONSMETH

    • *_CONSMETH_*

    • *_CSE_*

    • *_CSN_*

    • *_CURRENCIES

    • *_CURRENCIES_*

    • *_CUSTOM_*

    • *_DATATIMESTAMP

    • *_DATA_AUDIT

    • *_DCE_*

    • *_DCN_*

    • *_DCT_*

    • *_ENTITY_*

    • *_ERPI

    • *_ERPI_URL

    • *_ETX_*

    • *_ICP_*

    • *_ICRATE_*

    • *_ICTRN_*

    • *_ICT_*

    • *_JLENT_*

    • *_JLTMP

    • *_JLTMPENT

    • *_JL_*

    • *_JPD_*

    • *_LID_*

    • *_MODULE_CONFIG

    • *_PARAMETERS

    • *_PFLOW

    • *_PFLOWH_*

    • *_PFLOW_*

    • *_PFLOW_PHASEGROUP

    • *_RPTS

    • *_RTD_*

    • *_RTS_*

    • *_RUNNINGTASKS

    • *_SCENARIO_*

    • *_TASK_AUDIT

    • *_TASK_AUDIT_ATT

    • *_TXTITEM_*

    • *_TXT_*

    • *_USERPARAMS

    • *_VALUE_*

このステップが終了したら、アップグレード・チェックリストに戻ります。