別名ディメンション

別名は、ディメンションの定義に役立つ代替の名前、説明、言語またはその他のアイテムです。

たとえば、システム内で顧客番号を参照できますが、画面上に顧客名を表示する別名を割り当てることにより、この顧客を簡単に識別できるようになります。1つ以上の別名を勘定科目、通貨、エンティティ、シナリオ、期間、バージョン、年およびユーザー定義のディメンション・メンバーに割り当てることができます。

同じディメンション内で重複するメンバー名または別名は使用できません。特定のディメンションがOracle Essbaseで複製されている場合、別名が複製される場合があります。

別名を表示するには:

  1. アプリケーションから、共通メンバー・セレクタを使用する任意の画面(「ドライバの選択」、「割当」、「データの入力」、「配賦のトレース」など)を選択します。共通メンバー・セレクタを含む該当する画面が表示され、使用可能なすべてのメンバーが示されます。
  2. オプション: メンバーを選択するには:
    • 「ドライバの選択」で、「選択」 「選択」ボタンまたは「追加」 「追加」ボタンをクリックします。

    • 「ドライバ・ルール」タブおよび「例外」タブで、「新規例外の追加」をクリックし、ディメンションを選択してから「選択」 「選択」ボタン。をクリックします

    • 「配賦のトレース」で、「選択」 「選択」ボタンをクリックします。

    「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスが開き、使用可能なすべてのメンバーが表示されます。

  3. 共通メンバー・セレクタで、「コンテキスト・メニュー」ボタン 「コンテキスト・メニュー」ボタン をクリックし、「別名の表示」を選択します。

    別名がメンバー・リストに表示されます。

    注:

    「コンテキスト・メニュー」から「別名の表示」を選択したときに、別名が割り当てられていない場合、メンバー名が大かっこで囲まれて表示されます。たとえば、メンバー名Productは、[Product]と表示されます。