詳細Profitabilityでは、詳細Profitabilityアプリケーションの開始点として既存のリレーショナル・データベースを使用できます。
Profitabilityアプリケーション・コンソールで詳細Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementアプリケーションを作成してから、詳細Profitabilityモデルで使用するアプリケーションをデプロイします。
注意:
詳細Profitability and Cost Managementの環境は、詳細Profitability and Cost Managementおよびクライアントのデータ・モデルについて十分な実務経験がある、熟練のデータベース管理者またはシステム管理者が作成および管理することをお薦めします。
ディメンションは、Profitabilityアプリケーション・コンソールで作成および管理しますが、詳細Profitabilityモデル内で使用するには事前に作成しておく必要があります。Profitabilityアプリケーション・コンソールにより、Profitability and Cost Management管理者は、別の製品から既存のディメンションおよびメンバーを選択したり、モデル専用にディメンションおよびメンバーを新しく作成することもできます。汎用のデータを、Oracle Hyperion Planningなど複数の製品およびアプリケーションで共有および更新できます。デプロイメント後に、詳細Profitability and Cost Managementアプリケーションでディメンションとそのメンバーを使用できるようになります。
Profitabilityアプリケーション・コンソールで作成されたディメンションとメンバーは、ビジネス・モデルの構造要素を表します。Profitability and Cost Managementのディメンションについての一般的な情報は、Profitability and Cost Managementのディメンションを参照してください。
注意:
モデリング・プロセスの開始後はディメンションを追加または削除しないことをお薦めしますが、新しいディメンションまたはメンバーが追加または削除された場合には、アプリケーションを再デプロイする必要があります。 詳細Profitabilityアプリケーションでディメンションまたはメンバーを削除する際には、その操作によってモデル・データ登録が変更され、モデルが無効になる場合があるため、特に注意が必要です。
次のディメンション・タイプは詳細Profitabilityアプリケーションの作成に使用できます:
少なくとも1つのビジネス・ディメンション(必須) (詳細Profitabilityのビジネス・ディメンション)
少なくとも1つの管理対象POVディメンション(必須) (Profitability and Cost ManagementのPOVディメンション)
属性ディメンション(オプション) (Profitability and Cost Managementの属性ディメンション)
別名ディメンション(オプション) (Profitability and Cost Managementの別名ディメンション)
MeasuresDetailedディメンション(必須) (MeasuresDetailedディメンション)
管理対象でないディメンション(詳細Profitabilityの管理対象でないディメンション)
詳細Profitabilityで、ステージ表ごとにユーザー定義のメジャー・ディメンションを登録する必要があります。これらのユーザー定義メジャー・ディメンションは、ビジネス・ディメンションです。アプリケーションごとに2つのメジャー・ディメンションのみが登録されます。
1つは、登録されるソース・ステージ表とそれに結合された参照表のソース・メジャーです。
もう1つは、登録された宛先ステージ表とそれに結合された参照表の宛先メジャーです。
両方のステージに同じメジャーを使用することも、2つの異なるメジャーを選択することもできます。 詳細Profitabilityモデル・データの登録を参照してください。
注意:
ディメンション・メンバーがモデル・データ登録に登録されていない場合は、モデル検証に失敗します。
ディメンションおよびメンバーの命名規則については、Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドを参照してください。
特定のディメンション・タイプの詳細は、詳細Profitabilityのディメンション・タイプを参照してください。