標準Profitability 割当の操作

ドライバ定義が費用と収益のフローの計算方法を決定するのに対して、割当は計算した収益および費用の配賦先を指定します。

割当は、ソースから宛先へのデータのフローを定義します。フローを定義するには、モデル内の各ノードまたは交差に対してソースおよび宛先の関係を作成し、あるメンバーの宛先を配賦フローの次の交差のソースにします。

ソース・データを含むステージ内のディメンション・メンバーの各交差に対して、下位のメンバー交差を宛先として割り当てます。

順方向または同じステージにのみ、割当を行うことができます。費用と収益の配賦は、開始から終了の方向にはトレースできますが、逆方向ではできません。モデルを計算する前に、割当を内部フロー・ルールに従って検証し、モデルの整合性を確認する必要があります。割当では、ステージをスキップすることもできます。たとえば、ステージ1のソース交差にステージ3の宛先を割り当てることができます。

プロセスのフローに応じて、一部またはすべての割当タイプを使用できます。割当のタイプを参照してください。

割当は、各ステージ内の1つのディメンション・メンバーの交差によって制御されます。割当は、特定のレベル0メンバーの交差に対して作成されます。割当を個別に設定することも、繰返し利用できるように割当ルールを作成することもできます。

割当を作成するには、有効なPOVおよびレイヤー(費用または収益)を選択し、時間、期間、シナリオおよびレイヤーの組合せごとに一意の割当を作成します。ソースは「ソース」ペインで適用し、宛先は「宛先」ペインで選択します。宛先には、ノードまたは交差を明示的に選択するか、割当ルールを選択できます。割当ルールの作成については、標準Profitability割当ルールの操作を参照してください。

割当の操作方法の詳細は、次の項を参照してください: