「ソースと同じ」割当ルール定義の作成

「ソースと同じ」割当ルールを定義する場合は、割当ルールを作成し、1つ、複数またはすべての宛先ステージ・ディメンションのメンバー選択でワイルド・カードを使用できるようにします。「ルール選択」を使用してこのルールが選択されると、「ソースと同じ」とマークされているディメンションでは、宛先ステージ・ディメンションおよびソース・ステージ・ディメンションの両方で同じメンバーが使用されます。

注:

ルール内で「ソースと同じ」メンバーの選択で使用されているレベル0のメンバーは、ソース・ステージ・ディメンションおよび宛先ステージ・ディメンションの両方の中で、レベル0のメンバーとして存在している必要があります。

「ソースと同じ」設定を含むルールは、ワイルドカードとして機能し、ルールを選択するたびに、新しい宛先として選択したディメンションの各メンバーを検索します。

計算スクリプトが生成されると、選択したソースがルールに挿入され、適切な配賦が作成されます。

「ソースと同じ」割当ルール定義を作成するには:

  1. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「配賦の管理」「割当ルールの定義」の順に選択します。

    「割当ルールの定義」画面が表示されます。

  2. 「追加」 「追加」アイコン。 をクリックします

    割当ルール・ウィザードが表示されます。


    割当ルールの定義ウィザードは、割当ルールの交差の選択に使用します。
  3. 「ブラウザ」の下で、交差の最初のメンバーを選択します。
  4. 「ブラウザ」の上にある「ソースと同じ」をクリックします。

    画面の「選択」列が変わり、「ソースと同じ」ドロップダウン・リストが表示されます。


    「ソースと同じ」チェック・ボックスは、割当ルールにソース・ディメンションと同じメンバーを使用する場合に使用します。
  5. 「選択」の下で、割当ルールのソースとして使用するディメンションを選択し、「次」をクリックします。

    「選択の要約」は、割当ルール定義の確認、ならびにルール名、検索およびルールの説明の入力に使用します。
  6. 「完了」をクリックします。

    「ルール名」に表示されていたルール名が、「割当ルール管理」ダイアログ・ボックスの「使用可能なルール」のリストに追加されます。

  7. 「追加」 リストに追加矢印 をクリックして、選択したメンバーを「選択」に移動し、「次へ」をクリックします。
  8. ステップ2「ブラウザ」の下で、割当の宛先として交差の2番目のメンバーを選択します。
  9. 「追加」 リストに追加矢印 をクリックして、選択したメンバーを「選択」に移動し、「次」をクリックします。必要に応じて、その他のディメンションに対してこのステップを繰り返します。

    交差のすべてのメンバーを選択すると、宛先選択の要約が表示されます。


    割当ルール定義の要約表は、ルールの表示や、ルール名、検索タグおよび簡単な説明の入力に使用します。
  10. 新しいルールについて次の情報を入力します:
    • ルール名。ルール名には、80文字まで入力できます。

    • 検索タグ。検索タグには、80文字まで入力できます。

    • ルールの説明

  11. 「終了」をクリックします。

    「ルール名」に表示されていたルール名が、「割当ルール管理」ダイアログ・ボックスの「使用可能なルール」のリストに追加されます。