詳細Profitabilityレポート・ビューのデプロイ

モデルの構造とデータを検証した後、ディメンション・オブジェクトをデプロイしてシステム生成のレポート・ビューを作成し、ビューを同期する必要があります。ビューは詳細Profitabilityの製品スキーマに作成され、「モデル・レベルのプリファレンス」タブで選択したモデル・データ・スキーマに対するアクセス権が付与されます。

管理対象ディメンション、POVディメンション、属性ディメンションなど、デプロイされたすべてのディメンションがリストされます。どのディメンションを含めるべきかを確認するには、アプリケーション・ライブラリでアプリケーションのリストを表示します。属性ディメンションは、アプリケーションにある場合にのみ表示されます。

システム生成のレポート・ビューには2つのカテゴリがあります:

  • レポート階層表 - 階層の祖先レベル(親、親の親など)ごとに1つの行が表示されます。

  • レポート属性ビュー - ディメンション・メンバーごとに1行が表示され、階層のすべてのレベルが含まれます(ディメンション・メンバーと、定義されている場合にはディメンション属性)。ディメンション・メンバーは他の属性値と結合されます。

ビュー名と表名は次の形式で生成されます。

<Product Name>_<Application Name>_<User-Defined Dimension Short Name><View/Table Type_V>(ビューのみ)

例:

  • HPMD_DEMO_ACCOUNTS_HIER (階層表)

  • HPMD_DEMO_ACCOUNTS_ATTR_V (属性ビュー)

デプロイされたビューと表はモデル・データ・スキーマの下にシノニムとして表示されます。これらのビューと表はカスタム・レポートを作成するときに役立ちます。

レポート・ビューを作成するには、最初にOracle Essbaseにアプリケーションをデプロイします。デプロイメント後、必要に応じて、ショート名を変更します。

アプリケーション・ディメンション・ビューを作成または再作成するには:

  1. 選択したアプリケーションがEssbaseにデプロイされていることを確認します。手順については、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。
  2. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、レポート・ビューを作成するアプリケーションを選択します。
  3. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「計算」「データベースの管理」の順に選択します。

    「データベースの管理」タブを使用してディメンション・ビューをデプロイします。
  4. 「データベースの管理」「レポート用表およびビュー」タブで、「モデル・データ・スキーマ」を確認します。

    使用するモデル・データ・スキーマではない場合、この画面で変更することはできません。「モデル・レベルのプリファレンス」タブに戻って、正しいものを選択する必要があります。詳細モデル・データ・スキーマの選択を参照してください。

  5. オプション: 「アプリケーションの最終デプロイメント」「レポート・ビューの最終デプロイメント」で、表示される日付を確認します。

    「レポート・ビューの最終デプロイメント」の日付が、「アプリケーションの最終デプロイメント」の日付より後でなければなりません。そうなっていない場合は、レポート・ビューを再デプロイしてアプリケーションを同期します。

  6. 「レポート・ディメンション」ペインで、デプロイメントに含めるディメンションを選択します。
    • リストされたすべてのディメンションを含めるには、「すべて選択」を選択します。

    • 個々のディメンションのみを含める場合には、そのディメンションのチェック・ボックスを選択します。

  7. オプション: 選択したディメンションの「ショート名」で、セルをダブルクリックして編集用に開き、10文字までのショート名を入力します。このショート名は、レポート・ビューの名前に利用されます。

    デフォルトでは、ディメンション名の最初の10文字が表の生成時に使用されます。ショート名は、レポート・ビューの名前で使用されます。デフォルトでは、入力した文字はすべて大文字になります。

    注:

    /、+、@などの特殊文字や制限された文字をショート名に使用しないでください。最新の命名制限を表示するには、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

  8. 「デプロイ」をクリックします。

    デプロイされるビューは、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementのアプリケーション表に基づきます。

    これらのビューは、Profitability and Cost Managementの製品スキーマ上に作成され、モデル・データ・スキーマのレポート・ビューへのアクセス権が付与されます。Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドを参照してください。