詳細モデル・データ・スキーマの選択

アプリケーションに関連付けるモデル・データ・スキーマを選択するには、「モデル・レベルのプリファレンス」タブを使用します。表示プリファレンスを使用するようにアプリケーションをカスタマイズできます。「モデル・レベルのプリファレンス」タブの設定はモデル全体に適用されます。

このタブには、Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementアプリケーションのタイプも「詳細」として表示されます。

モデル・レベルのプリファレンスを設定するには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、表示するアプリケーションを選択します。
  2. 「タスク領域」から、「モデルの管理」「モデルの要約」、続いて「モデル・レベルのプリファレンス」タブを選択します。

    「モデルの要約」ウィンドウの「モデル・レベルのプリファレンス」タブを使用して、配賦割当アプリケーションの「モデル・データ・スキーマ」を選択します。
  3. 「モデル・レベルのプリファレンス」タブの「モデル・プリファレンス」で、この詳細Profitability and Cost Managementアプリケーションに使用する「モデル・データ・スキーマ」を選択します。
  4. 「Essbase接続情報」で、モデルのOracle Essbase接続情報を入力します。必要な情報は表17-2に説明されています。

    表17-2 Essbase接続情報

    設定 アクション
    クラスタ Essbaseデータベースへの接続を提供するEssbaseサーバーの論理名を選択します。この名前が指し示すEssbaseサーバーは、クラスタ化されている場合とクラスタ化されていない場合があります。
    接続タイプ 接続のタイプを選択します:
    • 埋込み

    • APS

    Oracle Hyperion Provider Services管理者ガイドを参照してください。

    APS URL 「接続タイプ」として「APS」が選択されている場合にのみアクティブになります。

    Oracle Hyperion Provider Servicesが実行されているサーバーの論理Webアプリケーション(LWA)を表すAPSのURLを選択します。

    構成中に、使用可能なAPSサーバーがOracle Hyperion Shared Servicesレジストリに登録されます。

    デフォルトでは、APS URLはhttp:/localhost:13080/aps/JAPI.に設定されています。

  5. 「アプリケーション情報」の下に、「アプリケーション・タイプ」および「アプリケーション・ソース」が表示されます。

    「アプリケーション・タイプ」は「配賦割当」、「アプリケーション・ソース」は管理対象または「ネイティブ」です。

    アプリケーション・タイプおよびアプリケーション・ソースは、Profitabilityアプリケーション・コンソールでアプリケーションを作成するときに選択され、変更できません。

  6. Oracle RDBMSの場合のみ: 「計算コントロール」で、「デフォルトSQL実行モード」を選択し、「デフォルト・スレッド数」を入力します。計算コントロールの設定に必要な情報について、表17-3で説明します。計算ルール定義を定義する際に、これらのフィールドを上書きできます。

    表17-3 計算コントロール情報

    デフォルトSQL実行モード 説明 デフォルト・スレッド数
    並列自動 並列SQL DML操作を有効にします。Oracleによって並列度が決定されます。

    注意:

    この設定は、資格を持つOracleデータベース管理者の指示によってのみ使用することをお薦めします。

    このフィールドはユーザー・インタフェースで無効化されています。
    並列ユーザー指定 並列SQL DML操作を有効にします。並列度は、「デフォルト・スレッド数」フィールドで指定されます。

    注意:

    このオプションについては、使用する前に資格を持つOracleデータベース管理者と話し合うことをお薦めします。

    ユーザー・インタフェースで有効になっているフィールドでは、Oracleが並列DML操作に使用する最大並列度を指定します。スレッドの最適な数は、Oracle RDBMSで使用可能なリソース(プロセッサ、メモリー、ストレージおよびIOスループット)によって異なります。
    単一スレッド(デフォルト) 並列SQL DML操作は有効ではありません。SQL DML文は単一スレッド・モードで実行されます。 このフィールドはユーザー・インタフェースで無効化されています。
  7. 「保存」 「保存」アイコン をクリックします。