管理元帳ルールのグローバル・コンテキストの定義

グローバル・コンテキストを設定すると、選択したPOV内のすべてのルール定義で使用されるディメンションのデフォルトの定義を定義できます。

注:

選択したPOVのルール・セットを定義する前に、グローバル・コンテキストを定義します。

管理元帳モデルの1つのPOVのグローバル・コンテキストを定義するには:

  1. 開いている管理元帳モデルで、「プログラムの管理」グループの「ルールの管理」を選択します(管理元帳の「ルールの管理」領域について)。
  2. 「ルールの管理」コンテンツ領域で(図10-2)、有効なPOVの年と期間を入力し、「リフレッシュ」ボタン(「リフレッシュ」ボタン)をクリックします。

    図10-2 管理元帳モデルのグローバル・コンテキストの定義


    POVを選択し、「ルールの管理」コンテンツ領域の上部でグローバル・コンテキストを定義できます。
  3. 「グローバル・コンテキスト」領域で、「編集」 「編集」ボタン をクリックします。
  4. オプション: 「グローバル・コンテキスト定義」ボックスに、グローバル・コンテキストのデフォルトの説明を入力します。
  5. 「ディメンション」領域には、必須のシステム・ディメンションではない選択したアプリケーションのすべてのディメンションが表示されます。すべてのルールにデフォルトとして適用するディメンションを選択して「メンバーの追加」ボタンをクリックするか、「アクション」を選択し、「メンバー選択」領域で「メンバーの追加」を選択します。
  6. そのPOVのグローバル・コンテキストのデフォルトに含める1つのメンバーを選択し、「OK」をクリックします。
  7. オプション: 他のディメンションについてステップ5と6を繰り返します。
  8. グローバル・コンテキスト定義が完了したら、「保存」ボタン(保存)をクリックします。

ここで、選択したディメンションとメンバーのすべての組合せが、選択したPOVに対して作成された新しいルールに適用されます。

図10-3に、そのPOVに対して作成されたすべてのルールについてNoDriverメンバーを「ドライバ」ディメンションに適用するグローバル・コンテキスト定義を示します。グローバル・コンテキストは、ルール・セットおよびルールが作成される前に定義されています。

図10-3 ドライバ・ディメンションのグローバル・コンテキスト


「グローバル・コンテキスト」フィールドには、ディメンションとして「ドライバ」が、メンバーとしてNoDriverがリストされます。

次のステップでは、ルール・セットを定義して管理します(管理元帳のPOVのルール・セットの操作)。