管理元帳モデルの「システム情報」の確認

「システム情報」タブには、リレーショナル・データベース、Oracle Essbase接続、承認されたユーザーおよび関連付けられたシステム・コンポーネントなどの、選択されたモデルの詳細が表示されます。

ほとんどのシステム情報は読取り専用ですが、アプリケーションおよびデータベースの名前は入力または変更できます。

「システム情報」タブにアクセスするには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、表示するモデルを選択します。
  2. 「タスク領域」から「モデルの管理」「モデルの要約」の順に選択します。

    「システム情報」タブ(図9-1)に、表9-1に示す内容が表示されます。

図9-1 管理元帳の「モデルの要約」、「システム情報」タブ


「モデルの要約」ウィンドウには、Profitabilityリレーショナル・データベース情報、ユーザー情報、システム・コンポーネント情報などの「システム情報」が表示されます。また、「モデル・レベルのプリファレンス」タブを選択して、表示プリファレンスを設定することもできます。

表9-1 管理元帳の「モデルの要約」、「システム情報」タブの内容

タブ領域 説明
Profitabilityデータベース情報 リレーショナル・データベース・サーバー、およびモデル・データが置かれたデータベースの名前。選択したアプリケーションで使用されているスキーマのバージョンも表示されます。
ユーザー情報 Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementデータベースへのアクセス権があるユーザーのユーザーIDと、そのユーザーに関連するすべてのセキュリティ役割が表示されます。

ノート: このユーザーにEssbaseデータベースとアプリケーションへのアクセス権が付与されていることを確認してください。Oracle Hyperion Profitability and Cost Management管理者ガイドを参照してください。

システム・コンポーネントの情報 インストールに含まれる各コンポーネントの次のような詳細:
  • 「システム」には、Enterprise Performance Managementコンポーネントの名前が表示されます。

  • サーバー - そのコンポーネントをホストしているクラスタまたはサーバーの名前が表示されます。

  • HTTPポート - コンポーネントで使用しているポートが表示されます。

  • HTTPSポート - コンポーネントで使用しているセキュアなポートが表示されます(使用可能な場合)。

  • バージョン/ビルド - リストされたコンポーネントのバージョンとビルド番号が表示されます。

    列ヘッダーをクリックして、列をソートできます。「システム」列と「サーバー」列はアルファベット順にソートされ、「ポート」列と「バージョン/ビルド」列は数値順にソートされます。