モデル構造の検証

モデル構造を一度に1ステージずつ検証して、すべての必須モデリング・ルールが適用されていることを確認する必要があります。

モデルをデプロイする前に、すべてのステージを検証する必要があります。

構造検証には、選択されたモデル・ステージに関する次の情報が表示されます:

  • 「未使用のドライバ」には、使用されていない既存のドライバが表示されます。

  • 「ステージ内割当」には、ソースと宛先が同一のステージ内にある割当が表示されます。

  • 「欠落している割当宛先」には、未割当の費用または収益が表示されます。

  • 「欠落しているドライバ割当」には、有効なドライバが選択されていない割当が表示されます。

  • 「相互割当」には、選択されたステージ内の相互割当が表示されます。

  • 「割当ルール」には、割当ルールに関連付けられたエラーが表示されます。

  • 「ルールと明示」には、割当ルールと明示的割当の両方が同じソースにアタッチされているモデル内のすべてのソースが表示されます。交差に許可されている割当は1つのタイプのみであるため、割当の1つをそのソースから削除する必要があります。

モデルを正しく計算するには、モデル構造に含まれるエラーをすべて修正する必要があります。唯一の例外は、未使用のドライバがありませんという警告で、モデル内の未使用のドライバを使用して正常に計算を実行できる場合にも発生する可能性があります。

モデル・ステージを検証するには:

  1. 開いているモデルで、「タスク領域」から、「検証」「モデル検証」の順に選択します。

    「モデル検証」画面が表示されます。


    モデル検証ウィンドウを使用して、アプリケーションのデプロイ前に、各モデル・ステージの構造を検証します。
  2. 検証するモデルのPOVを選択し、「実行」 「実行」ボタン をクリックします。
  3. 「レイヤー」から、検証プロセスを開始する費用レイヤーまたは収益レイヤーを選択します。

    検証が終了すると、画面が更新されて結果が表示されます。

  4. オプション: 「未使用のドライバ」タブを選択すると、モデルに含まれる未割当のドライバを確認できるため、これらのドライバを割当に含めるかどうかを決定します。

    標準Profitabilityドライバの選択を参照し、ドライバを割り当てます。

  5. 「ステージ内割当」タブで、選択したステージの割当を表示します。

    ステージ内割当を変更する必要がある場合は、標準Profitability割当の操作を参照してください。

  6. オプション: 値は受信されるが値を送信する割当がない交差をすべて表示するには「欠落している割当宛先」タブを選択します。定義により、送信の割当が必要でないステージのみがモデルの最終ステージになれます。

    各モデル・ステージに、ステージと割当タイプを選択する必要があります:

    • 欠落している割当ルール宛先をすべて表示するには、「割当ルールの表示」を選択します。

    • 欠落している通常の割当の宛先をすべて表示するには、「通常の割当の表示」を選択します。

    プラン済および想定される未割当の費用または収益の例外がある場合、モデルを計算するには、欠落している割当をすべて修正する必要があります。標準Profitability割当の操作を参照してください。

  7. オプション: ドライバ割当が欠落しているすべての交差を表示するには、「欠落しているドライバ割当」タブを選択します。

    各モデル・ステージに、ステージと割当タイプを選択する必要があります。

    モデルを正しく計算するには、欠落しているドライバ割当をすべて修正する必要があります。標準Profitabilityドライバの選択を参照してください。

  8. オプション: 特定のステージに対する相互割当をすべて表示するには、「相互割当」タブを選択します:
    1. 「ステージの選択」ドロップダウンから、相互割当を表示するモデルのステージを選択します。リストで選択可能になっているのは、ステージ内割当の可能性があるとマークされているステージのみです。
    2. 表示する通常の割当を選択します。

    ループに含まれる相互割当の数は相互の下に表示されます。相互ループの各部分に対するディメンションとメンバーの組合せは、操作順に表示されます。ステージ内割当を変更する必要がある場合は、標準Profitability割当の操作を参照してください。

    注:

    クローズドループ・サイクル列にその他の送信の割当がない相互割当、または標準基準列に標準基準ドライバがある相互割当の横には、感嘆符(!)が表示されます。

  9. オプション: 割当ルールのエラー・メッセージを表示するには、「割当ルール」タブで「検証」をクリックします。

    モデルを正しく計算するには、不適切な割当ルールをすべて修正する必要があります。エラーを修正したら、「検証」をクリックして、割当ルールが適切であることを確認してください。

  10. オプション: 「ルールと明示」タブを選択すると、割当ルールと明示的割当の両方がアタッチされているモデル内のすべてのソースが表示されます。この場合、割当の1つをソースから削除する必要があります。
  11. オプション: 「問合せ」タブを選択します。

    ディメンションまたはディメンション・メンバーの名前が変更または削除された場合、そのディメンションやディメンション・メンバーを参照しているSmart View問合せは無効になります。Smart View問合せの検証画面ですべての問合せを検証し、無効な問合せに対してエラー・メッセージを表示します。

  12. すべてのタブのすべてのエラーを修正後、エラーが検出されなくなるまで構造の検証を繰り返します。
  13. 検証の完了後、モデルを計算します。標準Profitabilityモデルの計算を参照してください。