追加のコマンドライン・ユーティリティ

アクティビティの変更レポート

アクティビティの変更レポート・ユーティリティは、特定の期間または特定のアプリケーションについてOracle Enterprise Performance Management System環境で機能的に変更されたアーティファクトを追跡するレポートを生成します。

acr.bat input.properties -<日数> -app<アプリケーション名>

パラメータ:

  • input.properties: ユーザー名とパスワードを含むプロパティ・ファイル。input.propertiesの内容は次のとおりです:

    User=admin
    Password=password
  • -d: 日数。値は次のとおりです:

    • -X = xより少ない日数

      たとえば、-1では、最終日に変更されたアーティファクトのレポートが生成されます。

    • +X = xより多い日数

      たとえば、+3では、3日より前に変更されたアーティファクトのレポートが生成されます。

  • -app: アプリケーション名

    • アプリケーション表示名 = このアプリケーションのみ

    • *またはALL = すべてのアプリケーション。

[-acr]コマンドからの出力は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理のデフォルトのファイル・システムの場所にあるReportsという名前のフォルダに生成されます。レポート名のフォーマットは、acr_mm_dd_yyyy_hh_mm_ss.htmlです。

注:

Oracle Hyperion Shared Services Consoleを使用してEPM System環境でアーティファクトの変更を追跡する方法の詳細は、アーティファクトの変更レポートを参照してください。

EPMExportAll

EPMExportAllユーティリティは、環境内のすべてのアプリケーションをクローニングします。

EPMExportAllを使用する場合は、次のことに注意してください:

  • すべてのアプリケーションが、1つのフォルダにエクスポートされます。

  • LCM対応のアプリケーションのみがエクスポートされます。

  • 環境のバックアップまたはスナップショットとして使用するこのタスクは、自動化できます。

EPMExportAllでは、入力としてプロパティ・ファイル(input.properties)を使用します。input.propertiesファイルには、ユーザー名とパスワードが含まれます。

例:

user=admin
password=password

EPMImportAll

EPMImportAllユーティリティは、EPMExportAllでクローニングされたすべてのアプリケーションを別の環境にインポートします。

EPMImportAllを使用する場合、次の点を考慮してください。

  • EPMImportAllは、Oracle Hyperion PlanningOracle Hyperion Financial ManagementおよびOracle Hyperion Profitability and Cost Managementのアプリケーションが存在しない環境でのみ実行できます。

  • EPMExportAllフォルダ内のクローニングされたエクスポート・コンテンツを、ソース環境からターゲット環境の同じファイル・システム・フォルダの場所にコピーする必要があります。

  • デフォルトでは、EPMImportAllは、EPMExportAllフォルダのimport.xmlを使用してインポートを実行します。

EPMImportAllでは、入力としてプロパティ・ファイル(input.properties)を使用します。input.propertiesファイルには、ユーザー名とパスワードが含まれます。

例:

user=admin
password=password