管理者はフォーム、フォーム・フォルダおよびOracle Hyperion Calculation Managerのビジネス・ルール・フォルダにアクセス権を割り当てることができます。(ビジネス・ルールおよびメンバーへのアクセス権の割当ての詳細は、アクセス権限タイプおよびメンバーおよびビジネス・ルールへのアクセス権の割当てを参照してください。)
原則:
フォーム:
プランナおよび対話型ユーザーは、アクセス権のあるフォームのみ表示またはデータ入力することが可能です(また、アクセス権のあるメンバーに対してのみ作業を行うことが可能です)。
管理者と対話型ユーザーはフォームをデザインできます。
対話型ユーザーは自分が作成した、または管理者がアクセス権を割り当てたフォームにアクセスできます。
管理者はすべてのディメンション・メンバーおよびすべてのフォームへの書込みアクセス権を持ちます。
ビジネス・ルール: プランナは、起動アクセス権を割り当てられているビジネス・ルールのみを表示および起動できます。
フォーム・フォルダおよびビジネス・ルール・フォルダ:
フォーム・フォルダへのアクセス権を割り当てられているプランナは、特定なアクセス権が割り当てられていない限り、フォルダのフォームにアクセスできます。同様に、特定なアクセス権が割り当てられていない限り、プランナにはアクセス権を割り当てられているフォルダにあるCalculation Managerのビジネス・ルールへの起動アクセス権があります。
フォルダに対してアクセス権を割り当てる場合、そのフォルダ内にあるすべてのフォルダはそのアクセス権を継承します。
フォーム・フォルダに特定のアクセス権限を割り当てる場合(たとえば、「なし」または「書込み」)、そのアクセス権限はその親フォルダのアクセス権限に優先します。たとえば、あるユーザーに「なし」アクセス権が割り当てられているFolder2を含むFolder1に対する「書込み」アクセスが割り当てられている場合、ユーザーはFolder1を開くことができますが、Folder2を見ることはできません。
Calculation Managerのフォルダに対して特定のアクセス(たとえば起動)を割り当てる場合、そのアクセス権限はその親フォルダのアクセス権限に優先します。たとえば、あるユーザーに「起動しない」アクセス権が割り当てられたRulesFolder2を含むRulesFolder1の「起動」アクセス権が割り当てられている場合、ユーザーはRulesFolder1を開くことはできますが、RulesFolder2を見ることはできません。
ユーザーが、「書込み」アクセス権を割り当てられているForm1というフォームを含むFolder1というフォーム・フォルダに対し、「なし」アクセス権が割り当てられている場合、ユーザーはFolder1とForm1の両方を見ることができます。
ユーザーが、「起動」アクセスを割り当てられているRule1というビジネス・ルールを含むRulesFolder1というCalculation Managerフォルダに対し、「起動しない」アクセス権を割り当てられている場合、ユーザーはRulesFolder1およびRule1の両方を見ることができます。
手順は、フォームおよびフォルダへのアクセス権の追加、変更および削除を参照してください。