集約行、集約列、集約セルは、それぞれ複数の行、列、セルを含んでいます。
集約プロパティ引数は、次の算術関数の構文の最後にある引数です。
FunctionName(GridName.Gridelement[segment(range)].property)
次の集約プロパティを行、列またはセルの参照に適用します。
表B-4 集約プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
Average |
行、列またはセルの平均を戻します。計算には、#MISSING値および#ERROR値は含まれません。 |
AverageA |
行、列またはセルの平均を戻します。計算には、#MISSING値および#ERROR値が含まれます。 |
Count |
行、列またはセル内の値の数を戻します。計算には、#MISSING値および#ERROR値は含まれません。 |
CountA |
行、列またはセル内の値の数を戻します。計算では、#MISSING値と#ERROR値をゼロ(0)として処理します。 |
Max |
行、列またはセルの最大値を戻します |
Min |
行、列またはセルの最小値を戻します |
Product |
行または列の積を戻します |
Sum |
行、列またはセルの合計を戻します |
算術関数引数として使用される場合は、プロパティのデフォルトはその関数と同じになります。次の例では、デフォルトのプロパティはAverageです。
Average(row[2])
算術関数引数として使用されない場合は、プロパティのデフォルトはsumになります。次の例では、デフォルトのプロパティは集約行のsumです。
row[2]