ブロードキャスト・メッセージを使用して、アプリケーションにログオンしているOracle Hyperion Planningユーザーにテキスト・メッセージを送信します。たとえば、システム可用性や定期メンテナンスに関するメッセージなどを送信できます。また、アプリケーションのアップグレードや移行を行う前に、ユーザーにログアウトを促す場合などにもブロードキャスト・メッセージを使用できます。
Webクライアントを使用して、ブロードキャスト・メッセージを送信できます。Webを使ってメッセージを送信した場合、メッセージは現在のアプリケーションのユーザーに送信されます。標準のオペレーティング・システム・メカニズムを利用して、メッセージをスケジュールすることも可能です。コマンド・ライン・ユーティリティを使用して、ブロードキャスト・メッセージを送信することもできます。コマンド・ラインを使って送信すると、ログオンしていないアプリケーションを指定できます。
ページ・リフレッシュ時または別のページにアクセスしたときに、ログオンしているユーザーのブラウザにメッセージが表示されます。
他製品またはサードパーティのレポート・ツールを使用してアプリケーションにログオンしているユーザーは、ブロードキャスト・メッセージを見ることができません。
ブロードキャスト・メッセージを送信するには:
「管理」、「アプリケーション」、「ブロードキャスト・メッセージ」の順に選択します。
「メッセージの作成」で、ブロードキャストするメッセージを入力します。
「送信」をクリックします。
コマンド・ラインを使用してブロードキャスト・メッセージを送信するには:
コマンド・プロンプトを使用して、planning1
ディレクトリに移動し、BroadcastMessage.cmd
ユーティリティを見つけます。
planning1
の完全パスは、EPM Oracleインスタンスについてを参照してください。
コマンド・ラインで次の構文を使用し、ユーティリティを起動します:
broadcastmessage.cmd([
SERVER_NAME ],
APPLICATION_NAME ,
USER_NAME, MESSAGE )
オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、[-f:passwordFile]
をコマンド行の最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されている完全なファイルのパスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制を参照してください。
SERVER_NAME: ローカルホスト名。
APPLICATION_NAME: メッセージを送信するユーザーのアプリケーション名。
USER_NAME: ブロードキャスト・メッセージを送信する権限のある管理者。
MESSAGE: アプリケーションのユーザーに送信する127文字までのテキスト・メッセージ。
プロンプト表示があればパスワードを入力します。
ステータス、エラーまたはメッセージをブロードキャストする情報をコンソールに表示できます。
例:
Broadcastmessage.cmd ABCserver、testapp、VHennings001、定期メンテナンスのため、アプリケーションからログオフしてください。