Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制

パスワードを催促するOracle Hyperion Planningユーティリティを実行する際、管理者はバッチ・モードでユーティリティを実行する場合などで、オプションを利用してパスワード・プロンプトを抑制できます。パスワード・プロンプトの抑制を使用可能にするには、PasswordEncryptionユーティリティを使用してパスワードを暗号化された形式で保管するファイルを作成します。ファイルを設定したら、コマンド・ラインの最初のパラメータとしてパスワード・プロンプトをスキップし、暗号化されたファイルからパスワードを使う[-f:passwordFile]オプションでPlanningユーティリティを実行できます。各パスワード・ファイルには1つのパスワードが含まれ、ユーティリティを実行する際に指定する場所へ保管されます。

PasswordEncryptionユーティリティはコマンド・ライン・インタフェースを使用します。デフォルトでは、ユーティリティは/planning1ディレクトリにインストールされます(完全パスはEPM Oracleインスタンスについてを参照)。

Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制するには:

  1. planning1ディレクトリから次のコマンドを入力します(ただし、passwordFileは、パスワード・ファイルの完全なファイル・パスおよびファイル名です):
    • Windows: PasswordEncryption.cmd passwordFile

    • UNIX: PasswordEncryption.sh passwordFile

  2. プロンプト表示された場合は、パスワードを入力します。

    マスクされたパスワードは暗号化されpasswordFileで指定した場所へ保管されます。他のPlanningユーティリティのパスワード・プロンプトでは、コマンド・ラインの最初のパラメータとして[-f:passwordFile]を使用して、プロンプトをスキップし、passwordFileで指定したパスワード・ファイルから暗号化されたパスワードを使用します。