データのコピー

プランは、あるディメンショナル交差から別のディメンショナル交差に、リレーショナル・データとサポート詳細を含めてコピーできます。たとえば、「予算、会計年度10、最終」「予測、会計年度11、第1ドラフト」へコピーできます。

ノート:

  • 「選択されたデータのコピー」の設定は、現在のセッションにしか保持されません。

  • コピー済ディメンション・メンバーは、選択したプラン・タイプに表示される必要があります。

  • データは、データを使用できる列にコピーする必要があります。データを読取り専用セルや動的セルにはコピーできません。

  • 勘定科目注釈、サポート詳細、セル・テキストをコピーできます。プランニング・ユニットの注釈はコピーできません。

  • この機能は属性とともには使用できないため、属性は選択しないでください。

  • Oracle Essbaseデータは、「データ・オプションのコピー」の選択項目にかかわらずコピーされます。

  • これは管理機能であるため、Oracle Hyperion Planningでは、コピーするデータに対するすべてのアクセス権があると仮定されます。承認済のプランニング・ユニットをコピーできないということはありません。

  • この機能でデータを計算できません。予測を5%増加させるなどの計算を実行するには、データをコピーした後、ビジネス・ルールを適用させてください。

  • データをコピーするには、「シナリオ」、「勘定科目」、「期間」、「バージョン」ディメンションの少なくとも1つのメンバーを選択する必要があります。

データをコピーするには:

  1. 「管理」「管理」「データのコピー」の順に選択します。
  2. 「プラン・タイプ」でプランのタイプを選択し、「実行」をクリックします。

    1回につきプラン・タイプを1つコピーできます。「実行」をクリックすると、選択したプラン・タイプ用のディメンションが表示されます。

  3. 「静的ディメンション」では、データ交差のメンバーを入力します。
    1. 「ディメンション」で、コピー元のディメンションを選択します。
    2. 「メンバー」「メンバー選択」をクリックし、コピー元のメンバーを選択します。メンバーは複数選択可能です。「シナリオ」、「勘定科目」、「エンティティ」、「期間」、「バージョン」ディメンションの少なくとも1つのメンバーを選択する必要があります。
  4. オプション: 別の静的ディメンションをリストに加えるには、「ディメンションの追加」をクリックして、ディメンション・メンバーを入力します。(ディメンションを除去するには、「なし - ディメンションの選択」を選択します。選択したディメンションは、「ソースと宛先を持つディメンション」領域に移動されます。)
  5. 「ディメンションおよびソース/宛先」で、データをコピーするディメンションを入力します:
    1. 「ソース」で、「メンバー選択」をクリックします
    2. 「宛先」で、「メンバー選択」をクリックします。
  6. 「データ・オプションのコピー」で、コピーする情報のタイプを選択します。
  7. 「データのコピー」をクリックします。

    データは1つの交差から他の交差にコピーされます。データが正常にコピーされない場合、メッセージが表示されます。ログ・ファイルで確認することもできます。

  8. 別のプラン・タイプのデータをコピーするには、ステップ2で別のプラン・タイプを選択して、手順を繰り返します。

ヒント:

「データのコピー」の実行ステータスを表示するには、Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイドのジョブ・ステータスの確認を参照してください。