ファイルからのデータのインポート

データをインポートするには、ロード・ディメンションを「ディメンション」リストで選択する必要があります。

表5-18 「ファイルからのデータのインポート」のオプション

オプション 説明

データ・インポート・フォーマット

データ・インポート・ファイルのフォーマットを選択します:

  • PlanningOracle Hyperion Planningファイル・フォーマット

    注:

    データをPlanningフォーマットでファイルにエクスポートする場合、すべてのディメンションが集約ストレージ・アウトラインに存在していれば、メモ帳を使用してファイル内のデータベース名(ASOCubeなど)を変更してから、データ・ファイルを集約ストレージ・アウトラインにインポートできます。

  • EssbaseOracle Essbaseファイル・フォーマット。

    (オンプレミス製品によりエクスポートされます。)これらのファイルは、セル・リスト・フォーマットまたは列リスト・フォーマットのいずれかでフォーマットできます。セル・リスト・フォーマットは、各レコードに対して単一のセルの値を指定するのに対し、列リスト・フォーマットは、各レコードに対して複数のセルの値を指定します。たとえば、列で時間を指定した場合、その列には、1月、2月、3月など、各レコードに12個の値(各月に1つ)が含まれます。反対に、セル・リストでこれに相当するものには、12個のレコード(各月に1つ)が含まれます。Essbaseからのファイルのエクスポートの詳細は、オンプレミスの Oracle Essbase Administration Servicesオンライン・ヘルプ を参照してください。

インポートするディメンション

Planningデータ・インポート・フォーマットの場合、データのロード先として、メンバー・フィールドがデータ・ファイルのヘッダー・レコードに対応しているディメンションを選択します。このディメンションは、アプリケーションに存在する必要があります。

プラン・タイプ

Essbaseデータ・インポート・フォーマットの場合、データのインポート先のプラン・タイプを選択します。

インポートするデータ・ファイル

ヘッダー・レコードとデータ・レコードを含むデータ・ロード入力ファイルを指定します。

ドライバ・メンバーの指定

Planningデータ・インポート・フォーマットの場合、インポート・ディメンションに指定されているドライバ・メンバーを入力します。このフィールドを空のままにして、「データ・ロード管理」ウィンドウでインポート・メンバーおよびドライバ・メンバーを指定した場合、これらの設定がインポートに使用されます。反対に、ここで入力した値は、「データ・ロード管理」ウィンドウの値を上書きします。

日付フォーマット

インポートの日付フォーマットを次の中から選択します:

  • MM-DD-YYYY

  • DD-MM-YYYY

  • YYYY-MM-DD

Essbaseデータのクリア

インポートを実行する前に、Essbaseブロックをクリアします。

例:

e2,IDescendants(Account_Total),"FY13,Current, BU Version_1,Jan,Local",Plan1

注:

データ値がセル内に存在し、インポートされたデータにそのセルの値がない場合、既存のデータは上書きされません。既存データを#missing値で上書きするには、先にデータ・ブロックをクリアし(すべてのセルが#missingとなります)、データをこれらのセルにインポートする必要があります。