プランニング・ユニット階層の管理

プランニング・ユニット階層を使用すると、予算策定プロセスをすべてのタイプの組織要件に適用できます。

  • プランニング・ユニットはエンティティおよび他のディメンションの組合せです。たとえば、あるアプリケーションに会社のすべての製品が含まれる場合に、North America(北米)のプランニング・ユニット階層には北米で販売されている製品に該当するディメンションとメンバーが含まれます。同様に、Europe(欧州)地域に対するプランニング・ユニット階層は、欧州で販売されている製品のディメンションとメンバーが含まれます。同じ承認階層内で、Latin America(南米)エンティティを勘定科目ディメンションを使用して拡張し、人事別のエンティティ、資本支出別のエンティティおよび収益別のエンティティなどのプランニング・ユニットを作成できます。

  • 事前設定した予算策定モードのテンプレートを使用して、ボトム・アップ、配分またはフリー・フォームの階層を作成します。

  • 使用されるエンティティ・ディメンションおよびセカンダリ・ディメンションの世代番号に基づいたディメンションへの動的なリンクが含まれます。たとえば、エンティティまたはセグメント・ディメンションの世代0から3がプランニング・ユニット階層に自動的に追加されます。ディメンションで変更が発生した場合、プランニング・ユニット階層は簡単に更新されます。

  • プランニング・ユニット階層をインポートおよびエクスポートします。

  • シナリオおよびバージョン別に異なるプランニング・ユニット階層を作成します。たとえば、予算シナリオでは、部門、勘定科目、製品を含む大きなプランニング・ユニット階層を使用します。一方、予測では、より少ない承認レベルを含むより単純なプロセス組織を使用します。