プランニング・ユニットの所有権は、プランニング・ユニットの親から継承されます。プランニング・ユニットの確認者も継承されます。また、プランニング・ユニットが継承する所有者と確認者でなく、プランニング・ユニットの所有者と確認者を明示的に指定して所有者と確認者を割り当てることもできます。
プランニング・ユニットの所有者と確認者を割り当てるには:
1つのプランニング・ユニットに設定できる所有者は1人のみです。ユーザーまたはグループのいずれかが所有者になることができます。「ユーザー」タブを選択し、個別のユーザーを所有者として割り当てます。「グループ」タブを選択し、グループを所有者として割り当てます。グループ・ベースの承認についてを参照してください。
確認者には、個々のユーザー、単一のグループまたは複数のグループを指定できます。「ユーザー」タブを選択し、個別ユーザーを確認者として割り当てます。「グループ」タブを選択し、単一のグループまたは複数のグループを確認者として割り当てます。グループ・ベースの承認についてを参照してください。
注:
「ボトム・アップ」または「配分」テンプレートを使用し、確認者が個別ユーザーの場合、確認者はプランニング・ユニットをレビューする順序で選択します。リスト内の最初の確認者が、プランニング・ユニットを処理する最初のユーザーです。最初の確認者がプランニング・ユニットを移動または送信すると、選択した2番目のユーザーがプランニング・ユニットの所有者になり、それ以降も、作成した確認者のリストによって順序が決まります。
ノート:
非プランニング・ユニット・ディメンションの場合: プランニング・ユニットの集約値を表示するには、「メンバー選択」で、「承認ディメンション」タブで選択したプラン・タイプの非プランニング・ユニット・ディメンションごとに1メンバーを選択する必要があります。非プランニング・ユニット・ディメンションのメンバーを選択しないと、プランニング・ユニットの集約値は空白になります。
プランニング・ユニット・ディメンションの場合: プランニング・ユニット階層で親メンバーに指定した値定義メンバーは、そのメンバーの子孫によって継承されます。値定義メンバーがプランニング・ユニット・ディメンションの親メンバーと子メンバーの両方に選択されている場合、子の選択が優先されます。たとえば、親「米国」とその子「西部地域」の両方に値定義メンバーを選択すると、「西部地域」の値定義メンバーが優先されます。実行時に、プランニング・ユニット階層で指定したエンティティ、シナリオ、バージョンおよびセカンダリ・ディメンション・メンバーが選択されます。
複数通貨アプリケーションの場合: 「プリファレンス」で、集約プランニング・ユニットに表示される「レポートの通貨」を設定します。Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイドを参照してください。合計が正しいことを保証するには、「通貨換算」ビジネス・ルールを起動するようユーザーに知らせます。
注:
複数通貨のアプリケーションではレポートの通貨が想定されるため、通貨の値定義メンバーを選択しないでください。