ユーティリティを使用したデータのプッシュ

レポート・アプリケーションへのデータのプッシュには時間がかかることがあるので、管理者はPushDataユーティリティを使用してピークではない時間にデータをプッシュするようにスケジュールすることができます。このユーティリティはplanning1ディレクトリにインストールされます。planning1の完全パスは、EPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

PushDataユーティリティを起動するには:

  1. Oracle Hyperion Planningがインストールされたサーバー上のplanning1ディレクトリから、コマンド・プロンプトで次の構文を入力します:

    PushData [ -f:passwordFile ] /U: username /A: sourceApplication /M: applicationMapping [/C]

    パラメータ 説明
    [ -f:passwordFile ]

    オプション: 暗号化されたパスワードを設定する場合、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取るため、コマンド・ラインでの最初のパラメータとして使用します。Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制を参照してください。

    /U: username Planning管理者の名前
    /A: sourceApplication プッシュするデータのソースPlanningアプリケーションの名前
    /M: applicationMapping プッシュ・データ範囲を定義するアプリケーション・マッピングの名前(レポート用のアプリケーションのマッピングを参照)
    [/C] オプション: データをプッシュする前にターゲット・レポート・アプリケーションのデータ範囲をクリアします
  2. プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

注:

ジョブ・コンソールで実行ステータスを確認できます。Planninglogsディレクトリの PushDataログで結果を表示することもできます。完全なパスは、EPM Oracleインスタンスについてを参照してください。

例:

PushData /U:admin /A:plnapp /M:LineItemsToExpenses /C

PushData -f: password.txt /U:admin /A:plnapp /M:LineItemsToExpenses /C

PushData /U:admin /A:plnapp /M:LineItemsToExpenses