例: 承認ダッシュボードと「グループ・ステータス」

「グループ・ステータス」は、「レベル・ステータス」オプションによって表示される情報を別の方法で視覚化したものです。前の例と同様に、この例では、ユーザーSr_VPがエンティティSenior VPおよびそのすべての子孫への書込みアクセス権を持ち、ユーザーVPがエンティティVPおよびそのすべての子孫へのアクセス権を持つ階層を使用します。

この例では、ユーザーがDir_prodAとしてログオンし、「ツール」「承認の管理」の順に選択し、「Scen1」および「Ver1」を選択して「実行」をクリックすることを想定します。ユーザーは、次に「表示」「グループ・ステータス」の順に選択します。例: 承認ダッシュボードと「レベル・ステータス」で示したように、ユーザーDir_ProdA「自分のレベル」を選択すると、このユーザーがアクセス権を持つすべてのプランニング・ユニットがこのレベル以上に達しているため、すべてのプランニング・ユニットが完了として表示されます。次の図に示すように、「自分のレベル」にある4つのプランニング・ユニットも「完了」として表示されます。


「完了」として表示されている「自分のレベル」の4つのプランニング・ユニットを示すDir_ProdAのグラフの例。

Dir_ProdA「レベルに達しました」ドロップダウン・リストで1レベル上を選択し、「グループ化基準」ドロップダウン・リストで「自分のレベル」を選択し、「リスト基準」ドロップダウン・リストで「場所」を選択するとします。次の図に示すように、グラフには1レベル上Location Senor Director Zone1に関連付けられていることが示されます。1つのプランニング・ユニット、Director Zone 1 Product Dがこのレベルに達しています。他の3つのプランニング・ユニットはこのレベルにまだ達していません。3つのプランニング・ユニットが「保留中」として表示され、1つのプランニング・ユニットが「完了」として表示されています。


「保留中」として表示される3つのプランニング・ユニットと「完了」として表示される1つのプランニング・ユニットの例。

この例では、ユーザーが「グループ化基準」ドロップダウン・リストで1レベル上を選択することを想定します。ユーザーは、グラフの一部をクリックして、画面の下部の表に表示される詳細を参照できます。「グループ化基準」「リスト基準」の選択では、「レベルに達しました」オプションに対して表示される情報の内容は変更されません。「グループ化基準」ドロップダウン・リストで別のオプションを選択すると、「レベルに達しました」ドロップダウン・リストで選択したオプションによって表示される情報のビジュアル表現が変更されます。「リスト基準」ドロップダウン・リストから別のオプションを選択すると、グラフの横軸のラベルが変更されます。


「レベルに達しました」、「グループ化基準」、「リスト基準」のオプションの選択の例。