ジョブ通知

ジョブは、その実行が完了するたびに単一のユーザー、特定の複数のユーザーまたはユーザーのグループ全体に通知Eメールを送信するように構成できます。

これは、EDQシステムのオペレータがEDQにログインしなくても、スケジュールされたジョブのステータスをモニターおよびチェックできるため便利です。

ジョブ通知を構成するには、ジョブを開き、ジョブ・ツールバーの封筒アイコンをクリックします。

次に、通知を送信するユーザーまたはグループ(あるいはその両方)を選択します。ユーザー構成に有効なEメール・アドレスが構成されているユーザーのみがEメールを受信することになります。

また、Eメールは、サーバーの構成ディレクトリのnotification/smtpサブフォルダにあるmail.propertiesファイルに有効なSMTPサーバー詳細が指定されている場合にのみ送信されます。詳細は、「Eメール通知の構成」を参照してください。同じSMTPサーバー詳細がイシューに関する通知にも使用されます。

ジョブ通知には、ジョブの各フェーズで実行されたすべてのタスクについて、次のようなサマリー情報が含まれます。

スナップショット・タスク

通知には、ジョブの実行でのスナップショット・タスクのステータスが表示されます。可能性のあるステータスは、次のとおりです。

スナップショット・タスクが「FINISHED」ステータスの場合は、スナップショットされたレコード数が表示されます。

処理の際に検出された警告およびエラーの詳細が記載されます。

プロセス・タスク

通知には、ジョブの実行でのプロセス・タスクのステータスが表示されます。可能性のあるステータスは、次のとおりです。

正しいレコード数でプロセスが実行されたことを示す確認として、プロセス・タスクの各リーダーおよびライターについてレコード・カウントが記載されます。処理の際に検出された警告およびエラーの詳細が記載されます。「Generate Warning」プロセッサにより生成された警告またはエラーが記載される可能性があることに注意してください。

エクスポート・タスク

通知には、ジョブの実行でのエクスポート・タスクのステータスが表示されます。可能性のあるステータスは、次のとおりです。

エクスポート・タスクが「FINISHED」ステータスの場合は、エクスポートされたレコード数が表示されます。

処理の際に検出されたエラーの詳細が記載されます。

結果ブック・エクスポート・タスク

通知には、ジョブの実行での結果ブック・エクスポート・タスクのステータスが表示されます。可能性のあるステータスは、次のとおりです。

処理の際に検出されたエラーの詳細が記載されます。

外部タスク

通知には、ジョブの実行での外部タスクのステータスが表示されます。可能性のあるステータスは、次のとおりです。

処理の際に検出されたエラーの詳細が記載されます。

通知の例

次のスクリーンショットは、デフォルトのEメール・テンプレートを使用した通知Eメールの例を示しています。

 

Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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