比較: Date Difference

「Date Difference」比較では、2つの日付値の距離を判断します。オプション設定に応じて、差異は様々な方法(年、月、週または日単位)で表現できます。

用途

「Date Difference」比較を使用して、相互に近い日付を検索します。たとえば、「31/12/1999」は「01/01/2000」に対して近似一致として一致します。記述上の日付は異なるため、「Date Edit Distance」を使用すると高い一致にはなりません。

この比較では、結果バンドの使用がサポートされています。

オプション

オプション

タイプ

目的

デフォルト値

Match No Data pairs?

Yes/No

このオプションは、識別子の2つの非データ(Null、または空白文字のみを含む)値を比較する際の比較の結果を決定します。

「No」に設定した場合、非データ値に対して別の非データ値を比較すると、比較は「no data」結果になります。

「Yes」に設定した場合、非データ値に対して別の非データ値を比較すると、比較は完全一致(日付編集距離が0)になります。移入された値に対して非データ値を比較した場合、返されるのは「no data」結果のみです。

No

Return difference in

選択(Whole years/Whole months/Whole weeks/Whole days)

2つの日付値の差異が返されるときの単位を決定します。

Whole days

Time zone

タイム・ゾーン

2つの日付/時間値を比較する際に使用するタイム・ゾーンを設定します。

ディレクタのタイム・ゾーン

構成例

この例では、時系列データに対して「Date Difference」を使用して、相互に30日以内のすべてのレコードを照合します。

オプションは次のように設定します。

次の結果バンドを使用すると、一致ルールで日付差異が0から30日以内の一致を検索できます。

結果例

次の表に、前述の構成を使用した比較結果の例を示します。

値A

値B

比較結果

(日付差異)

11/01/2009

11/01/2009

0

11/01/2009

12/01/2009

1

11/01/2009

10/01/2009

1

01/06/2009

16/06/2009

15

15/07/2009

15/08/2009

31

15/09/2009

15/10/2009

30

12/02/2007

12/02/2008

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