Add Current Date |
「Add Current Date」プロセッサでは、現在のサーバー処理日付/時間を値に使用して、プロセスに日付属性を追加します。
オプションを使用して、同じ日付と時間をプロセス内のすべてのレコードに追加するか(後述の注意を参照)、各レコードが処理されるたびに正確な時間を追加するかを制御します。たとえば、データ・セットの生年月日属性を現在の日付/時間と比較する場合は、日付の比較がすべてのレコードで一貫するように同じ日付/時間をすべてのレコードに追加できます。一方、実行が長時間になるプロセスで、EDQが処理した日付と時間を各レコードにスタンプする場合は、各レコードが処理された正確な時間を追加します。
注意: プロセスを間隔モードで実行し、すべてのレコードに同じ日付と時間を追加するオプションが選択されている場合は、同じ間隔のすべてのレコードに同じ日付と時間が追加されますが、別の間隔のレコードには追加されません。 |
「Add Current Date」は、処理時間に注意する必要がある日付/時間の計算に使用します。たとえば、プロセスの実行時に、昨年更新されたレコードを分離して操作できます。そのためには、現在の日付と時間をプロセスに追加し、「Date Difference」を使用して今回の日付とデータ内の最終変更日との差異を計算し、「Value Check」を使用して必要なレコードを分離します。
「Add Current Date」プロセッサのその他の用途は次のとおりです。
このプロセッサは、プロセッサに入力されたすべてのレコードに属性を追加するため、入力は必要ありません。
オプション |
タイプ |
目的 |
デフォルト値 |
Add same date/time to all records? |
Yes/No |
同じ日付/時間値をすべてのレコードに追加するか、各レコードに正確な処理時間を追加するかを制御します。 |
Yes |
データ属性 |
タイプ |
目的 |
値 |
ProcessingDate |
追加 |
現在の日付/時間が設定された新しい属性 |
現在のサーバー・プロセッサの日付と時間。 すべてのレコードに同じ日付/時間を追加するオプションを選択した場合、値はプロセッサが処理を開始した日付/時間に設定され、レコードごとに変化することはありません。 |
なし
実行モード |
サポート |
バッチ |
Yes |
リアルタイム・モニタリング |
Yes |
リアルタイム応答 |
Yes |
注意: 「Add Current Date」プロセッサには常に再実行マーカーが表示され、構成が変更されたかどうかに関係なく、プロセスが実行されるたびに完全に再実行されることを示します。このことは、「Add Current Date」プロセッサの後続のプロセッサ、および追加された日付値(またはその日付値に依存する別の属性値)を使用するプロセッサも再実行が必要であることを意味します。これは、「Add Current Date」が実行のたびに異なる日付/時間値を追加するため、一貫した結果を確保するには、すべての依存プロセッサを再実行する必要があることを意味します。 |
「Add Current Date」プロセッサは、サマリー・データを出力しません。新しい日付属性は、データ・ビューのその他すべての属性の左側に表示されます。
なし
この第1の例では、「Add Current Date」ですべてのレコードに同じ日付/時間値を追加します。
この第2の例では、「Add Current Date」で各レコードに正確な処理日付/時間を追加します。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
Copyright (C) 2006,2011 Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.