DROP
PACKAGE
文は、データベースからストアド・パッケージを削除します。 この文は、パッケージの本体および仕様部を削除します。
注意: この文を使用してパッケージから単一のオブジェクトを削除しないでください。 かわりに、CREATE PACKAGE文およびCREATE PACKAGE BODY文をOR REPLACE 句とともに使用して、そのオブジェクトを含めずにパッケージを再作成してください。 |
前提条件
パッケージが自身のスキーマ内にある必要があります。自身のスキーマ内にない場合は、DROP
ANY
PROCEDURE
システム権限が必要です。
構文
drop_package::=
キーワードとパラメータの説明
BODY
を指定すると、パッケージ本体のみを削除できます。 この句を省略すると、パッケージの本体と仕様部の両方が削除されます。
パッケージ本体のみを削除して、仕様部は削除しなかった場合、依存するオブジェクトはデータベースによって無効にされません。 ただし、パッケージ本体を再作成するまで、パッケージ仕様部で宣言されたプロシージャまたはストアド・ファンクションはコールできません。
schema
パッケージが含まれているスキーマを指定します。 schema
を省略すると、パッケージは自身のスキーマ内に存在するとみなされます。
削除するパッケージの名前を指定します。
データベースによって、パッケージ仕様部に依存するすべてのローカル・オブジェクトが無効にされます。 その後、これらのオブジェクトを参照すると、データベースによってそれらのオブジェクトが再コンパイルが試行されます。削除したパッケージを再作成していない場合は、エラーが戻されます。
任意の統計タイプがパッケージに関連付けられている場合は、FORCE
句によって統計タイプの関連付けが解除され、統計タイプを使用して収集されたユーザー定義のすべての統計情報が削除されます。
参照:
|
例
パッケージの削除: 例 次の文は、「パッケージ本体の作成: 例」で作成したemp_mgmt
パッケージの仕様部および本体を削除し、その仕様部に依存するすべてのオブジェクトを無効にします。
DROP PACKAGE emp_mgmt;
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