Oracle Database 2日でApplication Express開発者ガイド リリース3.0 E05691-01 |
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Oracle Application Expressアプリケーションのデプロイに関するいくつかの基本情報について説明します。また、エンド・ユーザーの作成方法およびアプリケーションのURLの決定方法についても説明します。
この章の内容は次のとおりです。
開発環境でアプリケーションを構築した後、エンド・ユーザーがアプリケーションを使用できるようにデプロイします。デプロイでは次のステップを実行します。
Application Expressを使用すると、デプロイメント・プロセスが大幅に簡略化されます。アプリケーション定義、関連ファイルおよびサポートするすべてのオブジェクトを数ステップで移行することができるようになります。
アプリケーションを本番環境に移動した後は、Oracle Application Express内ですべてのエンド・ユーザーのユーザー・アカウントを作成する必要があります。
エンド・ユーザーのアカウントを作成するには、次のステップを実行します。
「ユーザーの作成」ページが表示されます。
アプリケーションの構築に使用したスキーマへのアクセス権限がユーザーに付与されていなければ、そのユーザーはアプリケーションにアクセスできません。
「いいえ」を選択すると、ユーザーの権限がアクセスとアプリケーションの使用に制限され、アプリケーション自体の変更は行えなくなります。
グループを使用して、アプリケーションの様々な部分へのアクセスを制限できます。グループは、Application Express認証を使用する場合に有効です。
アプリケーションをデプロイした後は、そのURLを公開してエンド・ユーザーにアプリケーションへのアクセス方法を伝える必要があります。
URLを決定するには、次のステップを実行します。
例:
http://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=11563:1:3397731373043366363
この構文の内容は、次のとおりです。
apex.oracle.com
は、サーバーのURLです。
pls
は、mod_plsql
を使用するためのインジケータです。
apex
は、データベース・アクセス記述子(DAD)の名前です。DADには、Oracle HTTP ServerがHTTPリクエストに応じるためのデータベース・サーバーへの接続方法が記述されています。デフォルト値はapex
です。
f?p=
は、Oracle Application Expressによって使用される接頭辞です。
11563
は、コールされているアプリケーションです。
1
は、表示されるアプリケーション内のページです。
3397731373043366363
はセッション番号です。この番号は、ユーザーが実行するアプリケーションへのアクセスごとに一意です。エンド・ユーザーに連絡するURLにはセッション番号を含めないでください。
この例のアプリケーションを実行するには、次のURLへ移動します。
http://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=11563:1
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