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Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11g リリース1(11.1)

E05703-02
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4 リカバリ・カタログ・ビュー

この章では、リカバリ・カタログ・ビューを説明します。リカバリ・カタログが作成されている場合にかぎり、リカバリ・カタログ・ビューにアクセスできます(「CREATE CATALOG」を参照)。リカバリ・カタログ・ビューの概要は、「Recovery Managerのリカバリ・カタログ・ビューの概要」を参照してください。


注意:

これらのビューは正規化されていませんが、Recovery ManagerおよびEnterprise Managerで使用するための最適化は行われています。したがって、ほとんどのカタログ・ビューには、基礎となるいくつかの表を結合したために生じた冗長な値があります。

通常、Enterprise Managerでの使用を目的としたビューは直接問合せの機能が他のビューほど有効ではありません。 


Recovery Managerのリカバリ・カタログ・ビューの概要

次の表にRecovery Managerのリカバリ・カタログ・ビューの機能の概要を示します。

表4-1    リカバリ・カタログ・ビュー 
リカバリ・カタログ・ビュー  対応するV$ビュー  カタログ・ビューの内容 

RC_ARCHIVED_LOG 

V$ARCHIVED_LOG 

アーカイブREDOログとアーカイブされていないREDOログ。 

RC_BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILS 

V$BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILS 

Enterprise ManagerのアーカイブREDOログ・バックアップに関する詳細。 

RC_BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARY 

V$BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARY 

Enterprise ManagerのアーカイブREDOログ・バックアップに関する情報のサマリー。 

RC_BACKUP_CONTROLFILE 

V$BACKUP_CONTROLFILE 

バックアップ・セットにバックアップされた制御ファイル。 

RC_BACKUP_CONTROLFILE_DETAILS 

V$BACKUP_CONTROLFILE_DETAILS 

Enterprise Managerの制御ファイルのバックアップに関する詳細。 

RC_BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARY 

V$BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARY 

Enterprise Managerの制御ファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 

RC_BACKUP_COPY_DETAILS 

V$BACKUP_COPY_DETAILS 

Enterprise Managerのデータファイルのイメージ・コピーのバックアップに関する詳細。 

RC_BACKUP_COPY_SUMMARY 

V$BACKUP_COPY_SUMMARY 

Enterprise Managerのデータファイルのイメージ・コピーのバックアップに関する情報のサマリー。 

RC_BACKUP_CORRUPTION 

V$BACKUP_CORRUPTION 

データファイル・バックアップ内の破損ブロック範囲。 

RC_BACKUP_DATAFILE 

V$BACKUP_DATAFILE 

バックアップ・セット内のデータファイル。 

RC_BACKUP_DATAFILE_DETAILS 

V$BACKUP_DATAFILE_DETAILS 

Enterprise Managerのデータファイルのバックアップに関する詳細。 

RC_BACKUP_DATAFILE_SUMMARY 

V$BACKUP_DATAFILE_SUMMARY 

Enterprise Managerのデータファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 

RC_BACKUP_FILES 

V$BACKUP_FILES 

リポジトリで認識されるRecovery Managerのバックアップおよびコピー。 

RC_BACKUP_PIECE 

V$BACKUP_PIECE 

バックアップ・ピース。 

RC_BACKUP_PIECE_DETAILS 

V$BACKUP_PIECE_DETAILS 

Enterprise Managerのバックアップ・ピースに関する詳細。 

RC_BACKUP_REDOLOG 

V$BACKUP_REDOLOG 

バックアップ・セット内のアーカイブREDOログ。 

RC_BACKUP_SET 

V$BACKUP_SET 

カタログに登録されたデータベースのすべてのインカネーションのバックアップ・セット。 

RC_BACKUP_SET_DETAILS 

V$BACKUP_SET_DETAILS 

Enterprise Managerのバックアップ・セットに関する詳細。 

RC_BACKUP_SET_SUMMARY 

V$BACKUP_SET_SUMMARY 

Enterprise Managerのバックアップ・セットに関する情報のサマリー。 

RC_BACKUP_SPFILE 

V$BACKUP_SPFILE 

バックアップ内のサーバー・パラメータ・ファイル。 

RC_BACKUP_SPFILE_DETAILS 

V$BACKUP_SPFILE_DETAILS 

Enterprise Managerのサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップに関する詳細。 

RC_BACKUP_SPFILE_SUMMARY 

V$BACKUP_SPFILE_SUMMARY 

Enterprise Managerのサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップに関する情報のサマリー。 

RC_CHECKPOINT 

N/A 

RC_RESYNCにより、使用不可になりました。 

RC_CONTROLFILE_COPY 

V$CONTROLFILE_COPY 

ディスク上の制御ファイルのコピー。 

RC_COPY_CORRUPTION 

V$COPY_CORRUPTION 

データファイル・コピー内の破損ブロック範囲。 

RC_DATABASE 

V$DATABASE 

リカバリ・カタログに登録されているデータベース。 

RC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTION 

V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTION 

最新のRecovery Managerバックアップまたはコピーで破損としてマークされたデータベース・ブロック。 

RC_DATABASE_INCARNATION 

V$DATABASE_INCARNATION 

リカバリ・カタログに登録されているデータベース・インカネーション。 

RC_DATAFILE 

V$DATAFILE 

リカバリ・カタログに登録されているデータファイル。 

RC_DATAFILE_COPY 

V$DATAFILE_COPY 

ディスク上のデータファイルのコピー。 

RC_LOG_HISTORY 

V$LOG_HISTORY 

ログ・スイッチの発生時刻を示すオンラインREDOログの履歴。 

RC_OFFLINE_RANGE 

V$OFFLINE_RANGE 

データファイルのオフライン範囲。 

RC_PROXY_ARCHIVEDLOG 

V$PROXY_ARCHIVEDLOG 

プロキシ・コピー機能を使用して作成されたアーカイブ・ログのバックアップ。 

RC_PROXY_ARCHIVELOG_DETAILS 

V$PROXY_ARCHIVELOG_DETAILS 

Enterprise Managerのプロキシ・アーカイブREDOログに関する詳細。 

RC_PROXY_ARCHIVELOG_SUMMARY 

V$PROXY_ARCHIVELOG_SUMMARY 

Enterprise Managerのプロキシ・アーカイブREDOログに関する情報のサマリー。 

RC_PROXY_CONTROLFILE 

V$PROXY_CONTROLFILE 

プロキシ・コピー機能を使用して作成された制御ファイルのバックアップ。 

RC_PROXY_COPY_DETAILS 

V$PROXY_COPY_DETAILS 

Enterprise Managerのデータファイルのプロキシ・コピーに関する詳細。 

RC_PROXY_COPY_SUMMARY 

V$PROXY_COPY_SUMMARY 

Enterprise Managerのデータファイルのプロキシ・コピーに関する情報のサマリー。 

RC_PROXY_DATAFILE 

V$PROXY_DATAFILE 

プロキシ・コピー機能を使用して作成されたデータファイルのバックアップ。 

RC_REDO_LOG 

V$LOGおよびV$LOGFILE 

前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションのオンラインREDOログ。 

RC_REDO_THREAD 

V$THREAD 

前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションの全REDOスレッド。 

RC_RESTORE_POINT 

V$RESTORE_POINT 

前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションの全リストア・ポイント。 

RC_RESYNC 

N/A 

リカバリ・カタログの再同期化。 

RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS 

V$RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS 

Enterprise Managerのバックアップ・ジョブに関する詳細。 

RC_RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILS 

V$RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILS 

Enterprise Managerのバックアップ・サブジョブに関する詳細。 

RC_RMAN_BACKUP_TYPE 

V$BACKUP_TYPE 

Enterprise Manager内部で使用。 

RC_RMAN_CONFIGURATION 

V$RMAN_CONFIGURATION 

Recovery Manager構成の設定。 

RC_RMAN_OUTPUT 

V$RMAN_OUTPUT 

Enterprise Managerで使用するRecovery Managerコマンドからの出力。 

RC_RMAN_STATUS 

V$RMAN_STATUS 

Recovery Manager操作に関する履歴のステータス情報。 

RC_SITE 

N/A 

Data Guard環境でのデータベース。 

RC_STORED_SCRIPT 

N/A 

リカバリ・カタログに格納されているスクリプトの名前。 

RC_STORED_SCRIPT_LINE 

N/A 

リカバリ・カタログに格納されているスクリプトの内容。 

RC_TABLESPACE 

V$TABLESPACE 

リカバリ・カタログに登録されているすべての表領域、すべての削除済表領域および古いインカネーションに属している表領域。 

RC_TEMPFILE 

V$TEMPFILE 

リカバリ・カタログに登録されているすべての一時ファイル。 

RC_UNUSABLE_BACKUPFILE_DETAILS 

V$UNUSABLE_BACKUPFILE_DETAILS 

リカバリ・カタログに登録されている使用不可能なバックアップ・ファイル。 


RC_ARCHIVED_LOG

このビューには、アーカイブREDOログとアーカイブされていないREDOログの履歴情報が含まれます。このビューは、ターゲット・データベースの制御ファイル内のV$ARCHIVED_LOGビューに対応しています。

Oracleは、オンラインREDOログが正常にアーカイブされた後にアーカイブREDOログ・レコードを挿入します。アーカイブされていないログが消去された場合、レコードはNULLに設定されたNAME列に挿入されます。

ログが複数回アーカイブされた場合、このビューには、THREAD#SEQUENCE#およびRESETLOGS_CHANGE#が同じで名前が異なる複数のアーカイブ・ログ・レコードが含まれます。

アーカイブ・ログ・レコードは、アーカイブ・ログがバックアップ・セットまたはコピーからリストアされたときにも挿入されます。

レコードが制御ファイルより古い場合、アーカイブ・ログ・レコードはなくなるため注意してください。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

このレコードが属しているターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

AL_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のアーカイブREDOログの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$ARCHIVED_LOGからのアーカイブREDOログのRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$ARCHIVED_LOGからのアーカイブREDOログのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

アーカイブREDOログのファイル名。 

THREAD# 

NUMBER 

REDOスレッドの番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ順序番号。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

レコード作成時における最新のRESETLOGSSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのタイムスタンプ。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

このREDOログの最初のSCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

REDOログに切り替えた時刻。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

スレッド内にある次のREDOログの最初のSCN。 

NEXT_TIME 

DATE 

スレッド内にある次のREDOログの最初のタイムスタンプ。 

BLOCKS 

NUMBER 

このアーカイブ・ログのサイズ(オペレーティング・システム・ブロック数)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ(バイト)。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

REDOログをアーカイブまたはコピーした時刻。 

ARCHIVED 

VARCHAR2(3) 

ログがアーカイブされたかどうかを、YES(REDOログがアーカイブされた場合)またはNO(オンラインREDOログのファイル・ヘッダーが検査され、レコードがV$ARCHIVED_LOGに追加された場合)で示します。オンライン・ログを検査すると、そのアーカイブ・ログ・レコードが作成され、Recovery Managerのリカバリ中に適用できます。Oracleは、ARCHIVEDNOに設定し、オンライン・ログがバックアップされないようにします。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

アーカイブREDOログの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、D(削除済)またはX(期限切れ)。 

IS_STANDBY 

VARCHAR2(3) 

このログをアーカイブしたデータベース。スタンバイ・データベースに属している場合はY、プライマリ・データベースに属している場合はN。 

DICTIONARY_BEGIN 

VARCHAR2(3) 

このアーカイブ・ログにLogMinerディクショナリの開始が含まれているかどうかをYESまたはNOで示します。

DICTIONARY_BEGINDICTIONARY_ENDの両方がYESの場合、このログにはLogMinerディクショナリ全体が含まれています。DICTIONARY_BEGINYESでも、DICTIONARY_ENDNOであれば、このログにはディクショナリの開始が含まれていますが、このスレッドの後続の各ログへと継続し、DICTIONARY_ENDYESになっているログで終了します。 

DICTIONARY_END 

VARCHAR2(3) 

このアーカイブ・ログにLogMinerディクショナリの終了が含まれているかどうかをYESまたはNOで示します。この値の解釈は、DICTIONARY_BEGINの説明を参照してください。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このコピーはフラッシュ・リカバリ領域に格納されます。YESまたはNO。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

内部使用のみ。 

CREATOR 

VARCHAR2(7) 

次のアーカイブREDOログの作成者。

  • ARCH: アーカイバ・プロセス

  • FGRD: フォアグラウンド・プロセス

  • RMAN: Recovery Manager

  • SRMN: スタンバイ時のRecovery Manager

  • LGWR: ログ・ライター・プロセス

 

TERMINAL 

VARCHAR2(3) 

このログが、スタンバイ・データベースのターミナル・リカバリ中に作成されたログかどうかを示します。値はYESまたはNOです。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 


RC_BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILS

RC_BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILSビューは、アーカイブREDOログ・ファイルのバックアップの詳細情報を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプ・コンテナ(BACKUPSETIMAGECOPYまたはPROXYCOPY)。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプに対する一意の識別子。バックアップ・セットの場合はVS_KEY、イメージ・コピーの場合はCOPY_KEY、プロキシ・コピーの場合はXAL_KEYです。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

このセッションに対する一意の識別子。RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

このRecovery Managerセッションに対応するターゲット・データベースの制御ファイルからのRECID。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

このRecovery Managerセッションに対応するターゲット・データベースの制御ファイルからのSTAMP。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

ID1 

NUMBER 

バックアップ・セット内のアーカイブ・ログでは、この列にSET_STAMPが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列には制御ファイルからのRECIDが含まれます。 

ID2 

NUMBER 

バックアップ・セット内のアーカイブ・ログでは、この列にSET_COUNTが含まれます。イメージ・コピーまたはプロキシ・コピーのバックアップでは、この列にはSTAMPが含まれます。 

THREAD# 

NUMBER 

このアーカイブREDOログ・ファイルのスレッド番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

このアーカイブREDOログ・ファイルの順序番号。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このアーカイブ・ログのOPEN RESETLOGSブランチのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

このアーカイブ・ログのOPEN RESETLOGSブランチの時刻。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

このアーカイブ・ログ・ファイルの開始SCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

このアーカイブREDOログ・ファイルの開始SCNに対応する時刻。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

このアーカイブREDOログ・ファイルの終了SCN。 

NEXT_TIME 

DATE 

このアーカイブREDOログ・ファイルの終了SCNに対応する時刻。 

FILESIZE 

NUMBER 

バックアップされたREDOログ・ファイルのサイズ(バイト)。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZEと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARY

RC_BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARYには、単一または複数のRecovery Managerジョブについて、アーカイブREDOログ・ファイルのバックアップに関するサマリーが含まれます。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルの数。1つのアーカイブ・ログが複数のバックアップ・ジョブに含まれている場合、Recovery Managerでは各バックアップを個別に数えます。

たとえば、このビューに2つのRecovery Managerバックアップ・ジョブのサマリーが含まれている場合、それぞれのバックアップがアーカイブ・ログ1000のみであれば、この列の値は2になり、NUM_DISTINCT_FILES_BACKEDの値は1になります。 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個々のアーカイブREDOログ・ファイルの数。この場合、REDOログは一意のログ順序番号、スレッド番号、RESETLOGSブランチで識別されます。

たとえば、このビューに2つのRecovery Managerバックアップ・ジョブのサマリーが含まれている場合、それぞれのバックアップがアーカイブ・ログ1000のみであれば、この列の値は1になり、NUM_FILES_BACKEDの値は2になります。 

MIN_FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルの範囲内の最小SCN。 

MAX_NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルの範囲内の最大SCN。 

MIN_FIRST_TIME 

DATE 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルが適用される最も古い時点。 

MAX_NEXT_TIME 

DATE 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルが適用される最新の時点。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップされたすべてのアーカイブREDOログ・ファイルの合計サイズ(バイト)。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(nM、nG、nT、nPなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_CONTROLFILE

このビューは、バックアップ・セット内の制御ファイルに関する情報をリストします。V$BACKUP_DATAFILEビューには、データファイルと制御ファイルのレコードが含まれていることに注意してください。ファイル番号が0のバックアップ・データファイル・レコードは、バックアップ制御ファイルを表します。リカバリ・カタログでは、RC_BACKUP_CONTROLFILEビューには制御ファイル・レコードのみが含まれ、RC_BACKUP_DATAFILEビューにはデータファイル・レコードのみが含まれます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

BCF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内にある制御ファイル・バックアップの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのRECIDの値。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのSTAMPの値。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのタイムスタンプ。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

制御ファイルのチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

制御ファイルのチェックポイント時刻。 

CREATION_TIME 

DATE 

制御ファイルの作成時刻。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ(バイト)。 

OLDEST_OFFLINE_RANGE 

NUMBER 

内部使用のみ。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)またはD(削除済)。 

BS_RECID 

NUMBER 

このバックアップ制御ファイルを含むバックアップ・セットの制御ファイルRECID。 

BS_STAMP 

NUMBER 

この制御ファイルを含むバックアップ・セットの制御ファイル・スタンプ。 

BS_LEVEL 

NUMBER 

このバックアップ制御ファイルを含むバックアップ・セットの増分レベル(NULL01)。増分バックアップ・セットには制御ファイルを含めることができますが、常に制御ファイルの完全コピーが含まれます。増分制御ファイル・バックアップの場合、このようなことはありません。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

制御ファイルのバックアップが完了した日付。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

制御ファイルのバックアップのタイプ。B(通常のバックアップ)またはS(スタンバイ・バックアップ)。 

BLOCKS 

NUMBER 

ファイル内のブロック数。 

AUTOBACKUP_DATE 

DATE 

制御ファイルの自動バックアップの日付。 

AUTOBACKUP_SEQUENCE 

NUMBER 

制御ファイルの自動バックアップの順序。1〜255。 


RC_BACKUP_CONTROLFILE_DETAILS

RC_BACKUP_CONTROLFILE_DETAILSビューは、制御ファイルのイメージ・コピー、バックアップ・セットおよびプロキシ・コピーのバックアップを含む、リストア可能な制御ファイルのバックアップに関する詳細情報を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

この制御ファイルのバックアップのタイプ。可能な値はBACKUPSETIMAGECOPYまたはPROXYCOPYです。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BTYPEBACKUPSETの場合、この値はバックアップ・セットのBS_KEYの値になります。BTYPEIMAGECOPYの場合、この値はコピーのCOPY_KEYの値になります。BTYPEPROXYCOPYの場合、この値はプロキシ・コピーのXCF_KEYの値になります。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

このRecovery Managerセッションに対応するターゲット・データベースの制御ファイルからのRECID。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

このRecovery Managerセッションに対応するターゲット・データベースの制御ファイルからのSTAMP。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

ID1 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_STAMPが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列には制御ファイルからのRECIDが含まれます。 

ID2 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_COUNTが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列にはSTAMPの値が含まれます。 

CREATION_TIME 

DATE 

バックアップされた制御ファイルの作成時刻。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この制御ファイルがバックアップされたRESETLOGSブランチのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

この制御ファイルがバックアップされたRESETLOGSブランチの時刻。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされた制御ファイルの最新チェックポイント変更時のSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

バックアップされた制御ファイルの最新チェックポイント時刻。 

FILESIZE 

NUMBER 

この制御ファイルのバックアップ出力用ファイル・サイズ(バイト)。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZE列と値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARY

RC_BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARYビューは、制御ファイルのイメージ・コピー、バックアップ・セットおよびプロキシ・コピーのバックアップを含む、リストア可能な制御ファイルのバックアップに関するサマリーを表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

制御ファイルのバックアップの合計数。 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

個々の制御ファイルのバックアップ数。 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされたすべての制御ファイルで最小のチェックポイントSCN。 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされたすべての制御ファイルで最大のチェックポイントSCN。 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

サマリー内のすべての制御ファイルの中で最も古いチェックポイント時刻。 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

サマリーにあるすべての制御ファイルの中で最新のチェックポイント時刻。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

入力ファイルの合計サイズ(バイト)。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_COPY_DETAILS

RC_BACKUP_COPY_DETAILSビューには、AVAILABLE制御ファイルおよびデータファイルのコピーに関する詳細な情報が含まれます。列SESSION_KEYSESSION_RECIDSESSION_STAMPおよびCOPY_KEYは、Recovery Managerのセッションとデータファイルのコピーを一意に識別します。このビューの他の列の意味は、RC_DATAFILE_COPYと同じです。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このコピーを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意キー。 

COPY_KEY 

NUMBER 

このデータファイルまたは制御ファイルのコピーの一意の識別子。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルまたはデータファイルのコピーの絶対ファイル番号。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

データファイルまたは制御ファイルのコピーのファイル名。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

このデータファイルまたは制御ファイルのコピーのタグ(存在する場合)。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルに対するデータファイルの作成時のSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

ファイルの作成時刻。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

最新データファイル・チェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

最新のデータファイル・チェックポイント時刻。 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

RC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに基づいた、破損としてマークされたデータファイルのブロック数。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

このファイルのコピー完了時刻。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

制御ファイルのコピーに対する、制御ファイルのバックアップのタイプ。B(通常のコピー)またはS(スタンバイ・コピー)。これ以外の場合はNULLです。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このコピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値と異なる場合はYES。それ以外の場合はNO。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にこのファイル・コピーが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでなければ、コピーが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このデータファイルのコピーに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、データベースがオープンされているときにバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、バックアップの保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このコピーがフラッシュ・リカバリ領域に格納される場合はYES。それ以外の場合はNO。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_COPY_SUMMARY

RC_BACKUP_COPY_SUMMARYには、各データベースのすべてのAVAILABLE制御ファイルおよびデータファイルのコピーに関するサマリー情報が含まれます。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_COPIES 

NUMBER 

イメージ・コピーのバックアップの合計数。 

NUM_DISTINCT_COPIES 

NUMBER 

固有のイメージ・コピーのバックアップ数。 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このビューに示すすべてのイメージ・コピーのバックアップでの最小チェックポイントSCN。 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このビューに示すすべてのイメージ・コピーのバックアップでの最大チェックポイントSCN。 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このビューに示すすべてのコピーでの最も古いチェックポイント時刻。 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このビューに示すすべてのコピーでの最新のチェックポイント時刻。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

データファイルと制御ファイルのすべてのコピーの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_CORRUPTION

このビューは、データファイル・バックアップ内の破損ブロック範囲をリストします。このビューは、制御ファイルのV$BACKUP_CORRUPTIONビューに対応しています。制御ファイルとアーカイブREDOログのバックアップには破損が許容されないことに注意してください。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_CORRUPTIONからのレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_CORRUPTIONから伝播したSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

PIECE# 

NUMBER 

この破損ブロックを含むバックアップ・ピース。 

BDF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内にあるデータファイルのバックアップまたはコピーに対する主キー。この主キーを使用してRC_BACKUP_DATAFILEと結合します。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

BDF_RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのRECIDの値。 

BDF_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのSTAMPの値。 

FILE# 

NUMBER 

破損ブロックを含むデータファイルの絶対ファイル番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

破損ブロックを含むデータファイルの作成時のSCN。 

BLOCK# 

NUMBER 

この破損ブロック範囲内の最初の破損ブロックのブロック番号。 

BLOCKS 

NUMBER 

BLOCK#以降に発見された破損ブロックの数。 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

メディア破損ブロックの場合、この値は0です。論理破損ブロックの場合、この値はこの破損範囲内のブロックの最小SCNです。 

MARKED_CORRUPT 

VARCHAR2(3) 

破損ブロックが以前にOracleで検出されていない場合は

YES、この破損ブロックがすでに検出済で、データベース内で破損としてマークされている場合はNO。バックアップ中に破損ブロックが検出されても、まだOracleにより破損としてマークされていなければ、バックアップ・プロセスでは本番データファイル内でもそのブロックは破損としてマークされないため注意してください。したがって、このフィールドには、複数のバックアップ・セット内で同じブロックについてYESとなることがあります。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

RC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTION.CORRUPTION_TYPEと同じです。 


RC_BACKUP_DATAFILE

このビューは、バックアップ・セットのデータファイルに関する情報をリストします。このビューは、V$BACKUP_DATAFILEビューに対応しています。バックアップ・データファイルはBDF_KEYによって一意に識別されます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

BDF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のデータファイル・バックアップの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのバックアップ・データファイルのRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_DATAFILEからのバックアップ・データファイルのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのRECID。 

BS_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSTAMP。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。D(全体バックアップまたはレベル0増分)またはI(増分レベル1)。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップのレベル。NULL、0または1。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップの完了時刻。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。FILE#が0の場合は、レコードは制御ファイルを参照することに注意してください。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルの作成時のSCN。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル・ヘッダー内の最新RESETLOGSSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

データファイル・ヘッダー内の最新RESETLOGSのタイムスタンプ。 

INCREMENTAL_CHANGE# 

NUMBER 

ブロックを増分バックアップに組み込むかどうかを判断するSCN。ブロックは、ブロック・ヘッダーにあるSCNがINCREMENTAL_CHANGE#以上の場合にかぎり組み込まれます。

増分バックアップが適用されるREDOの範囲は、INCREMENTAL_CHANGE#から始まり、CHECKPOINT_CHANGE#で終わります。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このバックアップ・セット内のこのデータファイルのチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

CHECKPOINT_CHANGE#に対応付けられている時刻。 

ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

絶対ファジーSCN。 

DATAFILE_BLOCKS 

NUMBER 

データファイル内のデータ・ブロック数。 

BLOCKS 

NUMBER 

バックアップに書き込まれたデータ・ブロック数。通常、この値はDATAFILE_BLOCKSより小さくなります。これは、全体バックアップでは、使用されたことのないブロックはバックアップに含まれず、増分バックアップでは、変更されたことのないブロックはバックアップに含まれないためです。この値がDATAFILE_BLOCKSより大きくなることはありません。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

データ・ブロック・サイズ(バイト)。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(すべてのピースが使用可能)、D(すべてのピースが削除済)、O(一部のピースを除いて使用不可能なため、バックアップ・セットは使用不可)。 

BS_LEVEL 

NUMBER 

このバックアップの作成時に指定された増分レベル(NULL、0または1)。ここには、INCREMENTAL_LEVEL列とは異なる値を指定できます。これは、たとえばレベル1の増分バックアップを実行しても、一部のファイルに以前のレベル0のバックアップがなければ、そのファイルには自動的にレベル0のバックアップが使用されるためです。この場合、BS_LEVELは1で、INCREMENTAL_LEVELは0です。 

PIECES 

NUMBER 

このバックアップ・データファイルを含むバックアップ・セット内のバックアップ・ピース数。 

BLOCKS_READ 

NUMBER 

このバックアップを取る間にスキャンされたブロック数。このバックアップが増分バックアップで、バックアップを最適化するためにチェンジ・トラッキングが使用された場合は、この列の値はDATAFILE_BLOCKSより小さくなります。そうでない場合は、この列の値はDATAFILE_BLOCKSと同じになります。チェンジ・トラッキング・データが使用されていても、チェンジ・トラッキングによって読み取られたデータは増分バックアップの作成処理中にさらに絞り込まれるため、この列の値はBLOCKSより大きくなる場合があります。 

CREATION_TIME 

DATE 

データファイル作成時のタイムスタンプ。 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

破損としてマークされたブロックの数。 

USED_CHANGE_TRACKING 

VARCHAR2(3) 

この増分バックアップを高速化するためにチェンジ・トラッキング・データが使用された(YES)か、使用されなかった(NO)かを示します。 

USED_OPTIMIZATION 

VARCHAR2(3) 

バックアップ最適化が適用された(YES)か、適用されなかった(NO)かを示します。 

PCT_NOTREAD 

NUMBER 

このバックアップ中にスキップされたファイルの割合。増分バックアップの場合、この値はブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルの効果を示します。 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

このデータファイルのトランスポート元であるデータベースの外部DBID。バックアップされたファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0になります。 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

トランスポートされた読取り専用外部ファイルのバックアップである場合はYES。そうでない場合はNO。 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

外部データファイルがデータベースにトランスポートされたときのSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作の時刻。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

SECTION_SIZE 

NUMBER 

マルチセクション・バックアップの各セクションに含まれるブロック数を指定します。ファイル全体のバックアップの場合、値は0です。 


RC_BACKUP_DATAFILE_DETAILS

RC_BACKUP_DATAFILE_DETAILSビューは、リカバリ・カタログに登録されているデータベースの使用可能なデータファイルのバックアップに関する詳細情報を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプ・コンテナ(BACKUPSETIMAGECOPYまたはPROXYCOPY)。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BTYPEBACKUPSETの場合、この値はバックアップ・セットのBS_KEYの値になります。BTYPEIMAGECOPYの場合、この値はコピーのCOPY_KEYの値になります。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

ID1 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_STAMPが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列には制御ファイルからのRECIDが含まれます。 

ID2 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_COUNTが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップの場合、この列にはSTAMPが含まれます。 

FILE# 

NUMBER 

このデータファイルの番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

このデータファイルが作成されたときのチェックポイントSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

このデータファイルが作成された時刻。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このデータファイルに影響する最新のRESETLOGS操作のチェックポイントSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

このデータファイルに影響する最新のRESETLOGS操作の時刻。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップにおける、増分バックアップのレベル(0または1)。これ以外の場合はNULLです。 

INCREMENTAL_CHANGE# 

NUMBER 

増分バックアップでは、増分バックアップのSCNです。これ以外の場合はNULLです。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルをバックアップした時点のデータファイルの現行のチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

データファイルをバックアップした時点のデータファイルの現行のチェックポイントに対応する時刻。 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

破損としてマークされたデータファイル・ブロックの数。 

FILESIZE 

NUMBER 

データファイルをバックアップした時点のデータファイルのサイズ。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

TS# 

NUMBER 

表領域の番号。 

TSNAME 

VARCHAR2(30) 

このデータファイルが含まれている表領域の名前。 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZEと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_DATAFILE_SUMMARY

RC_BACKUP_DATAFILE_SUMMARYビューは、使用可能なデータファイルのバックアップに関するサマリーを表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップしたデータファイルの数。 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした個々のデータファイルの数。 

NUM_DISTINCT_TS_BACKED 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした個々の表領域の数。 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした任意のデータファイルの最小チェックポイント。 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした任意のデータファイルの最大チェックポイント変更番号。 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした任意のデータファイルの最小チェックポイント時刻。 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップした任意のデータファイルの最大チェックポイント時刻。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップしたすべてのファイルで読み取られた合計入力バイト数。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このDB_KEYおよびDB_NAMEの値に対するバックアップで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

すべてのバックアップの圧縮率。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_FILES

このビューは、Recovery Managerリポジトリで認識されるバックアップを、リカバリ・カタログに反映されているとおりにリストします。このビューは、V$BACKUP_FILES制御ファイル・ビューに対応しています。


注意:

  • 通常、Recovery Manager内からLIST BACKUPおよびLIST COPYコマンドを使用すると、この情報に簡単にアクセスできます。

  • リカバリ・カタログに登録されているデータベースが1つのみの場合も、このビューを使用する前にDBMS_RCVMAN.SetDatabaseを使用して、リカバリ・カタログ・スキーマからデータベースを選択する必要があります。このタスクの実行方法は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』の説明を参照してください。

 

  データ型  説明 

PKEY 

NUMBER 

バックアップに対する主キー。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップのタイプ。BACKUP SETCOPYまたはPROXY COPY。 

FILE_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップされたファイルのタイプ。DATAFILECONTROLFILESPFILEREDO LOGCOPY(イメージ・コピーのバックアップ用)またはPIECE(バックアップ・ピース用)。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップに、バックアップの保存方針をオーバーライドするKEEP属性が設定されているかどうか。値はYESまたはNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

その日付を過ぎると、このバックアップが不要とみなされる日付。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(13) 

このバックアップの保存に影響する属性。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

STATUS 

VARCHAR2(16) 

バックアップの状態。可能な値はAVAILABLE UNAVAILABLEEXPIREDです。 

FNAME 

VARCHAR2(1024) 

このピース、コピーのファイル名、またはこのバックアップ・セットに含まれるファイルのファイル名。たとえば、BACKUP_TYPEBACKUP SETFILE_TYPEDATAFILEの列の場合、FNAMEはバックアップ内のデータファイル名です。一方、BACKUP_TYPEBACKUP SETFILE_TYPEPIECEの場合は、FNAMEはバックアップ・ピースの名前を示します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・ピースまたはイメージ・コピーのタグ。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が保持されます。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

バックアップが格納されるメディアのメディアID。BACKUP_TYPEBACKUP SETで、FILE_TYPEPIECEの場合のみ、この列に値が保持されます。 

RECID 

NUMBER 

この行に対応する制御ファイル・レコードのID。 

STAMP 

NUMBER 

この行に対応する制御ファイル・レコードのタイムスタンプ。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップが格納されるデバイス・タイプ。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

バックアップまたはコピーのブロック・サイズ(バイト)。 

COMPLETION_TIME 

NUMBER 

バックアップが完了した時刻。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

この行で表されるバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。FILE-TYPEがPIECEの場合のみ、この列に値が移入されます(本来、イメージ・コピーは圧縮できないため)。 

OBSOLETE 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・ピースまたはコピーが不要かどうか。可能な値: YESNOFILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BYTES 

NUMBER 

この行に示されるファイルのサイズ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合、これはバックアップ・セットの合計サイズです。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合、これは個々のファイルのサイズです。FILE_TYPEDATAFILEARCHIVED LOGSPFILEまたはCONTROL FILEの場合、この値はバックアップ・セットに取り込まれたデータ量を表します(ただし、バックアップ・セットが圧縮されて作成された場合は、対応するバックアップ・セットが小さくなる場合があります)。 

BS_KEY 

NUMBER 

バックアップ・セットのキー。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

BS_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セットの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セットのタイムスタンプ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・セットの内容のタイプ(データファイルまたはアーカイブREDOログ)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_INCR_TYPE 

VARCHAR(32) 

バックアップ・セットの増分タイプ(全体または全体以外)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のピースの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_COPIES 

NUMBER 

バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・セットの完了時刻。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_STATUS 

VARCHAR2(16) 

バックアップ・セットの状態。可能な値はAVAILABLE UNAVAILABLEEXPIREDまたはOTHERです。(OTHERは、バックアップ・セットのピースが異なる状態で存在していることを意味します。この状態は、一部がAVAILABLEで、その他がUNAVAILABLEの場合などに発生します)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピースの合計サイズ。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されているかどうか。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_TAG 

VARCHAR2(1024) 

このバックアップ・セットのバックアップ・ピースのタグ。ピースのタグが異なる場合、BS_TAGSには、バックアップ・セット内のすべてのピースのタグのカンマで区切られたリストが含まれます。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BS_DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップ・セットが格納されるデバイス・タイプ。このバックアップ・セットのコピーが複数存在し、異なるデバイスに格納される場合、このフィールドには、すべてのデバイス・タイプのカンマで区切られたリストが含まれます。たとえば、バックアップ・セットがディスク上に存在し、テープにもバックアップされている場合、BS_DEVICE_TYPEにはDISK, SBT_TAPEが含まれます。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BP_PIECE# 

NUMBER 

このバックアップ・セットを構成するバックアップ・ピースの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

BP_COPY# 

NUMBER 

バックアップ・セットのコピーの数。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_FILE# 

NUMBER 

この行に示されるデータファイルのファイル数。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_TABLESPACE 

VARCHAR2(30) 

この行に示されるデータファイルの表領域名。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるデータファイルのRESETLOGSの変更。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるデータファイルの作成時の変更番号。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるデータファイルのチェックポイント時の変更番号。FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ、この列に値が移入されます。 

DF_CKP_MOD_TIME 

DATE 

この行に示されるデータファイルのチェックポイント時刻。FILE_TYPEDATAFILEの場合にのみ有効です。 

RL_THREAD# 

NUMBER 

この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ・スレッド番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_SEQUENCE# 

NUMBER 

この行に示されるアーカイブREDOログのREDOログ順序番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるアーカイブREDOログのRESETLOGSの変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_FIRST_TIME 

DATE 

この行に示されるアーカイブREDOログの最初の変更時刻。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

この行に示されるアーカイブREDOログ後の変更番号。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 

RL_NEXT_TIME 

DATE 

この行に示されるアーカイブ・ログ直後の変更時刻。FILE_TYPEARCHIVED LOGの場合にのみ有効です。 


RC_BACKUP_PIECE

このビューは、バックアップ・ピースに関する情報をリストします。このビューは、V$BACKUP_PIECEビューに対応しています。各バックアップ・セットには1つ以上のバックアップ・ピースが含まれています。

同じバックアップ・ピースのコピーを複数持つことができますが、制御ファイルには各コピーのレコード、ビューには各コピーの行があります。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_ID 

NUMBER 

データベース識別子。 

BP_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のバックアップ・ピースに対する主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_PIECEからのバックアップ・ピースのRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_PIECEから伝播したバックアップ・ピースのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETRC_BACKUP_CONTROLFILERC_BACKUP_DATAFILEなどとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。D(全体バックアップまたはレベル0増分)、I(増分レベル1)、L(アーカイブREDOログ)。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップのレベル。NULL、0または1。 

PIECE# 

NUMBER 

バックアップ・ピースの番号。最初のピースの値は1です。 

COPY# 

NUMBER 

バックアップ・ピースのコピー番号。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

DISKなど、バックアップ・デバイスのタイプ。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

バックアップ・ピースのファイル名。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

バックアップ・ピースについてのコメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

バックアップを格納するメディア・プールの数。 

CONCUR 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・メディアが同時アクセスをサポートするかどうかを、YESまたはNOで指定します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・ピースのタグ。タグ名のデフォルトの書式は、BACKUPの説明を参照してください。 

START_TIME 

DATE 

Recovery Managerがバックアップ・ピースへの書込みを開始した時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・ピースが完了した時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

バックアップ・ピース作成の実行時間。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・ピースの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、D(削除済)またはX(期限切れ)。状態Dが表示されるのは、古いリカバリ・カタログがアップグレードされている場合のみであることに注意してください。 

BYTES 

NUMBER 

バックアップ・ピースのサイズ(バイト)。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・ピースはフラッシュ・リカバリ領域に格納されます。YESまたはNO。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを作成したRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが圧縮されている(YES)か、圧縮されていない(NO)かを示します。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

ENCRYPTED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが暗号化されている(YES)か、暗号化されていない(NO)かを示します。 

BACKED_BY_OSB 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES)か、バックアップされていない(NO)かを示します。 


RC_BACKUP_PIECE_DETAILS

RC_BACKUP_PIECE_DETAILSビューには、リカバリ・カタログに登録されている使用可能なすべてのバックアップ・ピースに関する詳細情報が含まれています。このビューの大部分の列の意味は、リカバリ・カタログ・ビューRC_BACKUP_PIECEと同じです。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_ID 

NUMBER 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDBID。 

BP_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のバックアップ・ピースに対する主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

RC_BACKUP_PIECEからのバックアップ・ピースRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_PIECEから伝播したバックアップ・ピースのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結キーを構成します。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。可能な値は、データファイルまたは制御ファイルのバックアップではD、増分バックアップではI、アーカイブ・ログ・ファイルのバックアップではLです。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップにおける、増分バックアップのレベルを示します。可能な値は、NULL(完全バックアップの場合)、0または1です。 

PIECE# 

NUMBER 

バックアップ・ピースの番号。最初のピースの値は1です。 

COPY# 

NUMBER 

多重化を有効にして作成されたバックアップ・ピースのコピー番号を示します。バックアップ・ピースが多重化されていない場合は1です。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップ・ピースが格納されているデバイスのタイプ。ディスク上のバックアップ・セットの場合はDISKに設定します。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

バックアップ・ピースのファイル名。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

バックアップ・ピースについてのコメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

バックアップを格納するメディア・プールの数。0は、メディア・プールがないことを示します。 

CONCUR 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・メディアが同時アクセスをサポートするかどうかを、YESまたはNOで指定します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

このバックアップ・ピースに関連するタグ。 

START_TIME 

DATE 

Recovery Managerがバックアップ・ピースへの書込みを開始した時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・ピースが完了した時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

バックアップ・ピース作成の実行時間。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・ピースの状態。バックアップ・ピースがAVAILABLEの場合はAです。(このビューは使用可能なバックアップ・ピースのみを表示するため、値は常にAになります。) 

BYTES 

NUMBER 

バックアップ・ピースのサイズ(バイト)。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・ピースがフラッシュ・リカバリ領域に格納される場合はYES。それ以外の場合はNO。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・ピースが圧縮されている場合はYES。それ以外の場合はNO。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

ENCRYPTED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが暗号化されている(YES)か、暗号化されていない(NO)かを示します。 

BACKED_BY_OSB 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES)か、バックアップされていない(NO)かを示します。 

PIECES_PER_SET 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを含むバックアップ・セット内のバックアップ・ピース数。 

SIZE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_REDOLOG

このビューは、バックアップ・セットのアーカイブREDOログに関する情報をリストします。このビューは、V$BACKUP_REDOLOGビューに対応しています。

オンライン・ログを直接バックアップすることはできません。最初にオンライン・ログをディスクにアーカイブし、次にバックアップを作成します。アーカイブ・ログのバックアップ・セットには、1つ以上のアーカイブ・ログが含まれています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

BRL_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のアーカイブREDOログの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_REDOLOGから伝播したレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_REDOLOGからのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。L(アーカイブREDOログ)。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップが完了した時刻。 

THREAD# 

NUMBER 

REDOログのスレッド番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ順序番号。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのタイムスタンプ。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

REDOログへの切替時に生成されたSCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

REDOログに切り替えた時刻。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

スレッド内にある次のREDOログの最初のSCN。 

NEXT_TIME 

DATE 

スレッド内にある次のREDOログの最初のタイムスタンプ。 

BLOCKS 

NUMBER 

バックアップに書き込まれたオペレーティング・システムのブロック数。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

このREDOログの各ブロックのバイト数。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(すべてのピースが使用可能)、D(すべてのピースが削除済)、O(一部のピースを除いて使用不可能なため、バックアップ・セットは使用不可)。 

BS_RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのRECIDの値。 

BS_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSTAMPの値。BS_STAMPSET_STAMPとは異なることに注意してください。BS_STAMPは制御ファイル内で作成された時点のバックアップ・セット・レコードのスタンプで、SET_STAMPSET_COUNTと結合して一意の識別子となります。 

PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のピースの数。 

TERMINAL 

VARCHAR2(3) 

このログが、スタンバイ・データベースのターミナル・リカバリ中に作成されたログかどうかを示します。値はYESまたはNOです。 


RC_BACKUP_SET

このビューは、データベースの全インカネーションのバックアップ・セットに関する情報をリストします。このビューは、V$BACKUP_SETビューに対応しています。バックアップ・セット・レコードは、バックアップが正常に完了した後に挿入されます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_ID 

NUMBER 

一意のデータベース識別子。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のバックアップ・セットの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。この列を使用して、RC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのバックアップ・セットのRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDSTAMP、またはSET_STAMPSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのバックアップ・セットのSTAMPRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDSTAMP、またはSET_STAMPSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDSTAMP、またはSET_STAMPSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。RECIDSTAMP、またはSET_STAMPSET_COUNTを使用して、V$BACKUP_SETにアクセスします。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。D(全体バックアップまたはレベル0増分)、I(増分レベル1)、L(アーカイブREDOログ)。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップのレベル。NULL、0または1。 

PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のバックアップ・ピースの数。 

START_TIME 

DATE 

バックアップを開始した時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップが完了した時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

バックアップ実行時間(秒)。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(すべてのバックアップ・ピースが使用可能)、D(すべてのバックアップ・ピースが削除済)、O(一部のバックアップ・ピースを除いて使用不可能なため、バックアップ・セットは使用不可)。 

CONTROLFILE_INCLUDED 

VARCHAR2(7) 

可能な値は、NONE(バックアップ・セットにはバックアップ制御ファイルが含まれない場合)、BACKUP(バックアップ・セットに通常のバックアップ制御ファイルが含まれる場合)およびSTANDBY(バックアップ・セットにスタンバイ制御ファイルが含まれる場合)です。 

INPUT_FILE_SCAN_ONLY 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セット・レコードは、BACKUP VALIDATEコマンドにより作成されたものです。実際のバックアップ・セットは存在しません。このレコードは、スキャンされるデータファイルと各ファイルで見つかった破損ブロック(存在する場合)を追跡するためのプレースホルダにすぎません。

COMPATIBLEが11.0.0以上に設定されている場合、Recovery Managerはこの列に値を移入しません。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にバックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLKEEP OPTIONSNULLでなければ、バックアップが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このバックアップ・セットに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

バックアップ・セットのブロック・サイズ。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・セットと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

MULTI_SECTION 

VARCHAR2(3) 

マルチセクション・バックアップの場合はY、それ以外の場合はNULL。 


RC_BACKUP_SET_DETAILS

RC_BACKUP_SET_DETAILSビューは、BACKUP BACKUPSETコマンドを使用して作成したバックアップ・セットを含め、現在使用可能なバックアップ・セットに関する詳細を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

RECID 

NUMBER 

バックアップ・セットのRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セットのRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結キーを構成します。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ。D(全体バックアップまたはレベル0増分)、I(増分レベル1)、L(アーカイブREDOログ)。 

CONTROLFILE_INCLUDED 

VARCHAR2(7) 

可能な値は、NONE(バックアップ・セットにはバックアップ制御ファイルが含まれない場合)、BACKUP(バックアップ・セットに通常のバックアップ制御ファイルが含まれる場合)およびSTANDBY(バックアップ・セットにスタンバイ制御ファイルが含まれる場合)です。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップのレベル。NULL0または1。 

PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のバックアップ・ピースの数。 

START_TIME 

DATE 

バックアップを開始した時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップが完了した時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

バックアップ実行時間(秒)。 

BLOCK_SIZE 

VARCHAR2 

バックアップ・セットにバックアップ・ピースを作成するときに使用したブロック・サイズ。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にバックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP_OPTIONSNULLでない場合、バックアップが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このバックアップ・セットに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップが格納されるデバイス・タイプ。バックアップ・セットが1つ以上のタイプのデバイスに格納されている場合(たとえば、バックアップをディスク上に作成し、現在もディスクにあるバックアップ・セットをBACKUP BACKUPSETを使用してテープにもバックアップした場合)、この列にはアスタリスク(*)が含まれます。値はDISKまたはSBT_TAPEです。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・セットの作成にRecovery Managerのバイナリ圧縮を使用した場合はYES。それ以外の場合はNO。 

NUM_COPIES 

NUMBER 

バックアップ中に作成されたこのバックアップ・セットの同一コピーの数(多重化が使用された場合など)。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

ORIGINAL_INPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブでバックアップされたすべての入力ファイルの合計サイズ。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

STATUS 

CHAR(1) 

バックアップ・セットの状態。このビューには使用可能なバックアップ・セットのみが反映されるため、常にA(すべてのバックアップ・ピースが使用可能)になります。 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットが最初に作成されたときの毎秒の読取りバイト数。 

OUTPUT_RATE_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットが最初に作成されたときの毎秒の書込みバイト数。 

ORIGINAL_INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

ORIGINAL_INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

ORIGINAL_INPRATE_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_RATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_RATE_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

TIME_TAKEN_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

ELAPSED_SECONDSと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(時間、分および秒)に変換されます。 

ENCRYPTED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが暗号化されている(YES)か、暗号化されていない(NO)かを示します。 

BACKED_BY_OSB 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES)か、バックアップされていない(NO)かを示します。 


RC_BACKUP_SET_SUMMARY

RC_BACKUP_SET_SUMMARYビューは、リカバリ・カタログに登録されている、各データベースで使用可能なバックアップ・セットに関する集計情報を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_BACKUPSETS 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なバックアップ・セットの合計数。 

OLDEST_BACKUP_TIME 

DATE 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能な最も古いバックアップ・セットの作成時刻。 

NEWEST_BACKUP_TIME 

DATE 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能な最新のバックアップ・セットの作成時刻。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なすべてのバックアップ・セットのすべてのバックアップ・ピースの合計サイズ。 

ORIGINAL_INPUT_BYTES 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なすべてのバックアップ・セットのすべての入力ファイルの合計サイズ。 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なすべてのバックアップ・セット作成の平均入力速度(バイト)。 

OUTPUT_RATE_BYTES 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なすべてのバックアップ・セット作成の平均出力速度(バイト)。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

リカバリ・カタログに登録されている、このデータベースで使用可能なバックアップ・セットの集計圧縮率。 

ORIGINAL_INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

リカバリ・カタログに記録されている、このデータベースで使用可能なすべてのバックアップ・セットに格納されているすべての入力ファイルの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

ORIGINAL_INPRATE_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_RATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_RATE_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_SPFILE

このビューは、バックアップ・セット内のサーバー・パラメータ・ファイルに関する情報をリストします。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

BSF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内にあるサーバー・パラメータ・ファイルの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SPFILEから伝播したレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SPFILEからのスタンプ。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

BS_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内でこのレコードが属しているバックアップ・セットの主キー。この列を使用して、RC_BACKUP_SETとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_STAMPの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

SET_COUNT 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSET_COUNTの値。SET_STAMPSET_COUNTは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードが属しているバックアップ・セットを一意に識別する連結主キーを構成します。 

MODIFICATION_TIME 

DATE 

サーバー・パラメータ・ファイルの最終変更時刻。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(すべてのバックアップ・ピースが使用可能)、D(すべてのバックアップ・ピースが削除済)、O(一部のバックアップ・ピースを除いて使用不可能なため、バックアップ・セットは使用不可)。 

BS_RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのRECIDの値。 

BS_STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETからのSTAMPの値。BS_STAMPSET_STAMPとは異なることに注意してください。BS_STAMPは制御ファイル内で作成された時点のバックアップ・セット・レコードのスタンプで、SET_STAMPSET_COUNTと結合して一意の識別子となります。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・セットが完了した時刻。 

BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットのサイズ(バイト単位)。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

このレコードが属しているデータベースのDB_UNIQUE_NAME。 


RC_BACKUP_SPFILE_DETAILS

RC_BACKUP_SPFILE_DETAILSビューは、リカバリ・カタログに登録されているデータベースの使用可能なデータファイルのバックアップに関する詳細情報を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

BS_KEY 

NUMBER 

一意のバックアップ・セットの識別子。この列を使用して、RC_BACKUP_SETまたはRC_BACKUP_PIECEとの結合を構成します。 

SET_STAMP 

NUMBER 

セットSTAMP。 

SET_COUNT 

NUMBER 

セット・カウント。 

MODIFICATION_TIME 

DATE 

変更時刻。 

FILESIZE 

NUMBER 

バックアップされたSPFILEのサイズ(バイト)。 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZEと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_BACKUP_SPFILE_SUMMARY

RC_BACKUP_SPFILE_SUMMARYビューは、リカバリ・カタログに登録されているデータベースに対するサーバー・パラメータ・ファイルのバックアップに関するサマリーを表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされたファイル数。 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個別のファイル数(異なる変更のタイムスタンプに基づく)。 

MIN_MODIFICATION_TIME 

DATE 

このデータベースに対してバックアップされた任意のSPFILEの最も古い変更時刻。 

MAX_MODIFICATION_TIME 

DATE 

このデータベースに対してバックアップされた任意のSPFILEの最新の変更時刻。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップされた入力ファイルの合計バイト数。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_CHECKPOINT

このビューは使用不可になりました。かわりに「RC_RESYNC」を参照してください。


RC_CONTROLFILE_COPY

このビューは、ディスク上の制御ファイル・コピーに関する情報をリストします。V$DATAFILE_COPYビューで制御ファイル・コピーを表示するには、ファイル番号0のデータファイルのコピーのレコードを使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

CCF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内にある制御ファイル・コピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$DATAFILE_COPYからのレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$DATAFILE_COPYからのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

制御ファイル・コピーのファイル名。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

制御ファイル・コピーのタグ。タグを使用しない場合は、NULL。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

レコード作成時における最新のRESETLOGSのタイムスタンプ。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

制御ファイルのチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

制御ファイルのチェックポイント時刻。 

CREATION_TIME 

DATE 

制御ファイルの作成時刻。 

BLOCKS 

NUMBER 

制御ファイル内のブロック数。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ(バイト)。 

MIN_OFFR_RECID 

NUMBER 

内部使用のみ。 

OLDEST_OFFLINE_RANGE 

NUMBER 

内部使用のみ。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

コピーを生成したときの時刻。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

コピーの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、X(期限切れ)またはD(削除済)。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

制御ファイル・コピーのタイプ。B(通常のコピー)またはS(スタンバイ・コピー)。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このコピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

COPYコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にこのファイルが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP OPTIONSNULLでなければ、ファイルが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

この制御ファイル・コピーに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このコピーはフラッシュ・リカバリ領域に格納されます。YESまたはNO。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを作成したRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 


RC_COPY_CORRUPTION

このビューは、データファイルのコピーの破損ブロック範囲をリストします。このビューは、V$COPY_CORRUPTIONビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RECID 

NUMBER 

V$COPY_CORRUPTIONからのレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$COPY_CORRUPTIONから伝播したスタンプ。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

CDF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のデータファイルのコピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。この列を使用して、RC_DATAFILE_COPYとの結合を構成します。 

COPY_RECID 

NUMBER 

RC_DATAFILE_COPYからのRECID。この値は、制御ファイルから伝播されます。 

COPY_STAMP 

NUMBER 

RC_DATAFILE_COPYからのSTAMP。この値は、制御ファイルから伝播されます。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

このデータファイルの作成時のSCN。ファイル番号は再利用できるため、データベースの存続期間中に指定したファイルを一意に識別するには、FILE#およびCREATION_CHANGE#の両方が必要です。 

BLOCK# 

NUMBER 

ファイル内にある最初の破損ブロックのブロック番号。 

BLOCKS 

NUMBER 

BLOCK#以降に発見された破損ブロックの数。 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

メディア破損ブロックの場合、この値は0です。論理破損ブロックの場合、この値はこの破損範囲内のブロックの最小SCNです。 

MARKED_CORRUPT 

VARCHAR2(3) 

データベース・サーバーでこの破損をこれまでに検出していない場合は

YES、データベース・サーバーですでに認識済の場合はNO。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

RC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTION.CORRUPTION_TYPEと同じです。 


RC_DATABASE

このビューは、リカバリ・カタログに登録されているデータベースに関する情報を表示します。このビューは、V$DATABASEビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

現行のインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DBID 

NUMBER 

V$DATABASEからのデータベースの一意の識別子。 

NAME 

VARCHAR2(8) 

現行のインカネーションに対するデータベースのDB_NAME。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

現行のデータベース・インカネーションのRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

現行のデータベース・インカネーションのRESETLOGSのタイムスタンプ。 


RC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTION

このビューは、前回のバックアップ後に破損したデータベース・ブロックに関する情報を表示します。このビューは、V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

現行のインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。 

BLOCK# 

NUMBER 

この破損ブロック範囲内の最初の破損ブロックのブロック番号。 

BLOCKS 

NUMBER 

BLOCK#以降に発見された破損ブロックの数。 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

メディア破損ブロックの場合、この値は0です。論理破損ブロックの場合、この値はこの破損範囲内のブロックの最小SCNです。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

データファイル内のブロック破損のタイプ。可能な値は次のとおりです。

  • ALL ZERO。ディスク上のブロック・ヘッダーには0(ゼロ)のみが含まれています。ブロックにデータが入れられたことがない場合や、Oracle7のファイル内のブロックの場合は、有効な可能性があります。バッファは、空のブロックに関するOracle8の標準に合せて再フォーマットされます。

  • FRACTURED。ブロック・ヘッダーは妥当であるように見えますが、ブロックの前後のバージョンが異なっています。

  • CHECKSUM。オプションのチェック値は、ブロックに自己一貫性がないことを示します。チェック値が失敗した正確な原因は判断できませんが、ブロックの途中にあるセクターのバージョンが異なることが原因であると思われます。

  • CORRUPT。ブロックが正しく識別されないか、データ・ブロックではありません(データ・ブロック・アドレスが欠落している場合など)。

  • LOGICAL。論理的な破損ブロックの範囲であると指定します。CORRUPTION_CHANGE#は0以外の値になります。

 


RC_DATABASE_INCARNATION

このビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべてのデータベース・インカネーションに関する情報をリストします。Oracleでは、管理者がデータベースをRESETLOGSオプションでオープンすると、必ず新しいインカネーションが作成されます。V$DATABASEビューには、現行と直前のインカネーションに関するレコードも含まれます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBID  

NUMBER 

データベースの一意の識別子。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

インカネーションに対する主キー。 

NAME 

VARCHAR2(8) 

RESETLOGS時点でのデータベースのDB_NAME。値は、ターゲット・データベースをRecovery Managerに登録する前に1回以上RESETLOGSを実行している場合はUNKNOWNです。これは、Recovery Managerでは、RESETLOGSまではDB_NAMEが認識されないためです。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このインカネーションを作成したRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

このインカネーションを作成したRESETLOGSのタイムスタンプ。 

CURRENT_INCARNATION 

VARCHAR2(3) 

現行のインカネーションの場合は

YES、それ以外の場合はNO。 

PARENT_DBINC_KEY 

NUMBER 

このデータベースに対する前のインカネーションのDBINC_KEY。データベースの最初に記録されたインカネーションの場合、値はNULLになります。 

PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このインカネーションの親を作成したRESETLOGS操作のSCN。 

PRIOR_RESETLOGS_TIME 

DATE 

このインカネーションの親を作成したRESETLOGS操作のタイムスタンプ。 

STATUS 

VARCHAR2(8) 

このインカネーションが現行のデータベース・インカネーションの場合はCURRENT。現行のインカネーションの直接の祖先であり、現行以外のインカネーションの場合はPARENT。現行のインカネーションの直接の祖先ではない、現行以外のインカネーションの場合はORPHAN。 


RC_DATAFILE

このビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべてのデータファイルに関する情報をリストします。このビューは、V$DATAFILEビューに対応しています。データファイルは、その表領域が削除された場合、削除されたものとして表示されます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

TS#  

NUMBER 

データファイルが属している表領域の番号。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに複数のTS#が存在します。 

TABLESPACE_NAME 

VARCHAR2(30) 

表領域名。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションにその名前が複数存在している可能性があります。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに複数の同一データファイル番号が存在します。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル作成時のSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

データファイル作成の時刻。 

DROP_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルを削除したときに記録されたSCN。同じファイル番号を持つ新規のデータファイルが発見された場合、DROP_CHANGE#はそのデータファイルのCREATION_CHANGE#に設定されます。それ以外の場合、値はRC_CHECKPOINT.CKP_SCNに設定されます。 

DROP_TIME 

DATE 

データファイルを削除したときの時刻。同じファイル番号を持つ新規のデータファイルが発見された場合、DROP_TIMEはそのデータファイルのCREATION_TIMEに設定されます。他の場合は、値はRC_CHECKPOINT.CKP_TIMEに設定されます。 

BYTES 

NUMBER 

データファイルのサイズ(バイト)。 

BLOCKS 

NUMBER 

データファイルのサイズ(ブロック数)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

データ・ブロック・サイズ(バイト)。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

データファイルのファイル名。 

STOP_CHANGE# 

NUMBER 

オフラインまたは読取り専用のデータファイルの場合は、このファイルに適用される同一以上のSCNでREDOストリームに変更のないSCNの値。 

STOP_TIME 

DATE 

オフラインの通常または読取り専用のデータファイルの場合、このデータファイルに適用されるREDOストリーム内で変更のない最後の時刻。 

READ_ONLY 

NUMBER 

ファイルが読取り専用の場合は1、それ以外の場合は0。 

RFILE# 

NUMBER 

表領域内でのこのデータファイルの相対ファイル番号。 

INCLUDED_IN_DATABASE_BACKUP 

VARCHAR2(3) 

この表領域がデータベース全体のバックアップに含まれるかどうかをYESまたはNOで示します。NO値が発生するのは、このデータファイルを所有する表領域に対してCONFIGURE EXCLUDEが実行された場合のみです。 

AUX_NAME 

VARCHAR2(1024) 

CONFIGURE AUXNAMEで設定されたデータファイルの補助名を示します。 

ENCRYPT_IN_BACKUP 

VARCHAR2(3) 

このデータファイルが、バックアップ時に透過的に暗号化されるように構成されている場合はYES、それ以外の場合はNULL。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(512) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。特定のファイルに対するデータベース名が不明の場合、この列の値はNULLです。たとえば、Oracle Database 11g より前のバージョンのRecovery Managerで管理されているデータベースの行はNULLです。 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

このデータファイルの外部DBID。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

FOREIGN_CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

外部データファイル作成時のSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

FOREIGN_CREATION_TIME 

DATE 

外部データファイル作成時の時刻。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

トランスポートされた読取り専用外部ファイルである場合はYES、そうでない場合はNO。 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

外部データファイルがデータベースにトランスポートされたときのSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作の時刻。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 


RC_DATAFILE_COPY

このビューは、ディスク上のデータファイルのコピーに関する情報をリストします。このビューは、V$DATAFILE_COPYビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

CDF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のデータファイルのコピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$DATAFILE_COPYからのデータファイルのコピーのレコード。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$DATAFILE_COPYからのデータファイルのコピーのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

データファイルのコピーのファイル名。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

データファイルのコピーのタグ。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルの作成時のSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

データファイル作成時のタイムスタンプ。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル作成時における最新のRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

データファイル・ヘッダー内の最新RESETLOGSのタイムスタンプ。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

コピーの増分レベル。0またはNULL。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

最新データファイル・チェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

最新のデータファイル・チェックポイント時刻。 

ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

認識されている場合は、ファイルのいずれかのブロック内にある一番大きい値のSCN。ファイルがファジーにならないように、リカバリは少なくともこのSCNまで進行させる必要があります。 

RECOVERY_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

ファイルをファジーにしないために、リカバリ操作が到達する必要のあるSCN。NULLでない場合は、このファイルでデータベースをオープンする前に、少なくとも指定されたSCNまでのリカバリが必要です。 

RECOVERY_FUZZY_TIME 

DATE 

RECOVERY_FUZZY_CHANGE#に対応付けられている時刻。 

ONLINE_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESまたはNOYESに設定されている場合、このコピーはインスタンス障害またはOFFLINE IMMEDIATEの後に作成されたものです(またはデータベースがオープン状態で不適切に作成されたコピーです)。ファイルに一貫性を持たせるには、次のクラッシュ・リカバリ・マーカーまでのすべてのREDOを適用するリカバリが必要です。 

BACKUP_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESまたはNOYESに設定されている場合、このコピーはBEGIN BACKUP/END BACKUPにより作成されています。このコピーに一貫性を持たせるには、ALTER TABLESPACE END BACKUPコマンドを使用するときにREDOストリームに置かれたマーカーまで、すべてのREDOを適用するリカバリ・プロセスが必要です。 

BLOCKS 

NUMBER 

データファイルのコピーにあるブロックの数(およびコピー作成時のデータファイルのサイズ)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ(バイト)。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

コピーが完了した時刻。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

コピーの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、X(期限切れ)またはD(削除済)。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このコピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

COPYコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にこのデータファイルのコピーが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP OPTIONSNULLでなければ、コピーが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このデータファイルのコピーに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

SCANNED 

VARCHAR2(3) 

Recovery Managerがこのファイルをスキャンしたかどうか(YESまたはNO)。YESの場合、このコピーは、Recovery ManagerのCOPYまたはRESTOREコマンドなど、ファイル内の各ブロックを検査したサーバー・プロセスによって作成されたものです。NOの場合、Recovery Manager以外が生成したイメージ・コピーを検査したり、プロキシ・コピーを使用してリストアするときとは異なり、ファイル内の各ブロックを検査していません。

Recovery Managerは、データファイルのコピーを作成またはリストアするときに、ファイル内で破損ブロックを検出すると、V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューとRC_DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに行を追加します。ファイル全体のスキャンを完了しても、このコピーに関する破損レコードがない場合は、ファイルに破損ブロックが存在しないことを意味します。ファイルをスキャンしておらず、破損レコードがない場合は、破損ブロックが存在する可能性も存在しない可能性もあることを意味します。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

このデータファイルのコピーはフラッシュ・リカバリ領域に格納されます。YESまたはNO。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを作成したRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

このバックアップの処理中に、破損していることが検出されたブロックの数。これらのブロックは、破損検出済ブロックとして再フォーマットされてイメージ・コピーに出力されています。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(512) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。特定のファイルに対するデータベース名が不明の場合、この列の値はNULLです。たとえば、Oracle Database 11g より前のバージョンのRecovery Managerで管理されているデータベースの行はNULLです。 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

このデータファイルのトランスポート元であるデータベースの外部DBID。バックアップされたファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0になります。 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

トランスポートされた読取り専用外部ファイルのコピーである場合はYES、そうでない場合はNO。 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

外部データファイルがデータベースにトランスポートされたときのSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作の時刻。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 


RC_LOG_HISTORY

このビューは、オンラインREDOログについての履歴情報をリストします。OracleがオンラインREDOログから切り替わるたびに、Recovery Managerはカタログの再同期化中に新規の行を追加します。このカタログ・ビューは、V$LOG_HISTORYビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RECID 

NUMBER 

V$LOG_HISTORYからのREDOログの履歴のRECIDRECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$LOG_HISTORYからのREDOログの履歴のSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

THREAD# 

NUMBER 

オンラインREDOログのスレッド番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

REDOログのログ順序番号。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

REDOログへの切替時に生成されたSCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

REDOログに切り替えたときのタイムスタンプ。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

スレッド内にある次のREDOログの最初のSCN。 

CLEARED 

VARCHAR2(3) 

REDOログが

ALTER DATABASE CLEAR LOGFILE文で消去された場合はYES、それ以外の場合はNULL。この文を使用すると、ログを最初にアーカイブしなくても初期化できます。 


RC_OFFLINE_RANGE

このビューはデータファイルのオフライン範囲をリストします。このビューは、V$OFFLINE_RANGEビューに対応しています。

データファイルにオフライン範囲が作成されるのは、最初にその表領域がNORMALモードによるオフラインまたは読取り専用に変更され、その後にオンラインまたは読取り/書込み可能に変更されたときです。データファイル自体がオフラインに変更された場合、あるいは表領域がIMMEDIATEモードでオフラインに変更される場合、オフライン範囲は作成されません。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RECID 

NUMBER 

V$OFFLINE_RANGEからのオフライン範囲のレコード識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$OFFLINE_RANGEからのオフライン範囲のスタンプ。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

FILE# 

NUMBER 

データファイルの絶対ファイル番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル作成時のSCN。 

OFFLINE_CHANGE# 

NUMBER 

データファイルをオフラインにしたときに記録されたSCN。 

ONLINE_CHANGE# 

NUMBER 

オンライン・チェックポイントSCN。 

ONLINE_TIME 

DATE 

オンライン・チェックポイント時刻。 

CF_CREATE_TIME 

DATE 

制御ファイル作成の時刻。 


RC_PROXY_ARCHIVEDLOG

このビューでは、プロキシ・コピー機能を使用して作成したアーカイブ・ログのバックアップを説明します。このビューは、V$PROXY_ARCHIVEDLOGビューに対応しています。

プロキシ・コピーでは、メディア・マネージャがデータのバックアップとリストアの操作を行います。各行で1つの制御ファイルの1つのバックアップを説明します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

XAL_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログのプロキシ・コピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$PROXY_ARCHIVEDLOGからのプロキシ・コピー・レコードの識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$PROXY_ARCHIVEDLOGからのプロキシ・コピーのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

プロキシ・コピーのタグ。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

プロキシ・コピーを格納するメディア・デバイスのタイプ。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

プロキシ・コピーの名前またはハンドル。Recovery Managerは、この値を、アーカイブREDOログのプロキシ・コピーを作成したメディア・マネージャに渡します。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

プロキシ・コピーについてのコメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

プロキシ・コピーを格納するメディア・プールの数。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、X(期限切れ)またはD(削除済)。 

THREAD# 

NUMBER 

REDOスレッドの番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ順序番号。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このアーカイブ・ログが属しているデータベース・インカネーションのRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

このアーカイブ・ログが属しているデータベース・インカネーションのRESETLOGSのタイムスタンプ。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

このREDOログの最初のSCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

REDOログに切り替えた時刻。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

スレッド内にある次のREDOログの最初のSCN。 

NEXT_TIME 

DATE 

スレッド内にある次のREDOログの最初のタイムスタンプ。 

BLOCKS 

NUMBER 

このアーカイブREDOログのサイズ(オペレーティング・システム・ブロック数)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

コピーのブロック・サイズ(バイト)。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

順次メディア・デバイスのタイプ。 

START_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの開始時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの完了時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

プロキシ・コピーの実行時間。 

RSR_KEY 

NUMBER 

Recovery Managerのステータス・レコードの主キー。この列を使用して、RC_RMAN_STATUSと結合します。 

TERMINAL 

VARCHAR2(3) 

このレコードが、V$ARCHIVED_LOGに定義されたターミナル・アーカイブREDOログに対応している場合はYES。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このプロキシ・コピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このプロキシ・コピーに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にプロキシ・コピーが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLKEEP OPTIONSNULLでなければ、プロキシ・コピーが不要とされることはありません。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 


RC_PROXY_ARCHIVELOG_DETAILS

RC_PROXY_ARCHIVELOG_DETAILSビューは、リカバリ・カタログに登録されている各データベースに対するアーカイブREDOログのプロキシ・コピーのバックアップに関する詳細情報を表示します。

このビューは、リカバリ・カタログに登録されている各データベースに対して1つのレコードを表示します。そのため、登録されているデータベースが1つのみの場合、このビューで表示される行は、アーカイブREDOログのプロキシ・コピーの実行回数に関係なく1行です。このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このバックアップ・ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

COPY_KEY 

NUMBER 

このプロキシ・コピーに対する一意の識別子。 

THREAD# 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルのREDOスレッド番号。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルのログの順序番号。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルのデータベースのインカネーションに対するOPEN RESETLOGSのチェックポイントSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

RESETLOGS_CHANGE#に対応する時刻。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

プロキシ・コピーのファイル名。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

バックアップを格納するメディア・プールの数。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

このバックアップに指定されたタグ。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

アーカイブREDOログ・ファイルに含まれている最初の変更SCN。 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

このアーカイブREDOログ・ファイルの後で次に変更されたSCN。 

FIRST_TIME 

DATE 

FIRST_CHANGE#に対応する時刻。 

NEXT_TIME 

DATE 

NEXT_CHANGE#に対応する時刻。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

ジョブの完了時刻。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_PROXY_ARCHIVELOG_SUMMARY

RC_PROXY_ARCHIVELOG_SUMMARYビューには、アーカイブREDOログのプロキシ・コピーのバックアップのサマリーが含まれています。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされたアーカイブREDOログ・ファイルの合計数。 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個別アーカイブREDOログ・ファイルの数。 

MIN_FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

このサマリー内の任意のREDOログ・ファイルの最初のSCNの最小値。 

MAX_NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

このサマリー内の任意のREDOログ・ファイルのNEXT_CHANGE# SCNの最大値。 

MIN_FIRST_TIME 

DATE 

任意のREDOログの最初の変更時刻の最小値。MAX_NEXT_TIMEとともに使用してREDOの範囲を構成します。 

MAX_NEXT_TIME 

DATE 

このセッション内の任意のREDOログの後で次に変更された時刻の最大値。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_PROXY_CONTROLFILE

このビューは、プロキシ・コピー機能を使用して作成した制御ファイルのバックアップを説明します。このビューは、V$PROXY_DATAFILEビューに対応しています。

プロキシ・コピーでは、メディア・マネージャがデータのバックアップとリストアの操作を行います。各行で1つの制御ファイルの1つのバックアップを説明します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

XCF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログのプロキシ・コピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$PROXY_DATAFILEからのプロキシ・コピー・レコードの識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$PROXY_DATAFILEからのプロキシ・コピーのSTAMP。RECIDとSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

プロキシ・コピーのタグ。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

このデータファイルが属しているデータベース・インカネーションのRESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

このデータファイルが属しているデータベース・インカネーションのRESETLOGSのタイムスタンプ。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このコピーの作成時におけるデータファイル・チェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このコピーの作成時におけるデータファイル・チェックポイント時刻。 

CREATION_TIME 

DATE 

制御ファイルの作成時刻。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

コピーのブロック・サイズ(バイト)。 

BLOCKS 

NUMBER 

コピー内のブロック数。 

MIN_OFFR_RECID 

NUMBER 

内部使用のみ。 

OLDEST_OFFLINE_RANGE 

NUMBER 

内部使用のみ。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

順次メディア・デバイスのタイプ。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

プロキシ・コピーの名前またはハンドル。Recovery Managerは、この値を、ファイルを識別するオペレーティング・システム固有のレイヤーに渡します。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

プロキシ・コピーについてのコメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

プロキシ・コピーを格納するメディア・プールの数。 

START_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの開始時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの完了時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

プロキシ・コピーの実行時間。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、X(期限切れ)またはD(削除済)。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このプロキシ・コピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

この制御ファイル・バックアップに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列に制御ファイル・バックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP OPTIONSNULLでなければ、バックアップが不要とされることはありません。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

制御ファイル・コピーのタイプ。B(通常のコピー)またはS(スタンバイ・コピー)。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このバックアップ・ピースを作成したRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 


RC_PROXY_COPY_DETAILS

RC_PROXY_COPY_DETAILSビューには、リカバリ・カタログに登録されているデータベースのプロキシ・コピーのバックアップに関する詳細情報が含まれています。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともに使用して、このプロキシ・コピー操作による出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともに使用して、このプロキシ・コピー操作による出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このプロキシ・コピーを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

COPY_KEY 

NUMBER 

このプロキシ・コピーに対する一意の識別子。 

FILE# 

NUMBER 

プロキシ・コピーが作成されたデータファイルの絶対ファイル番号。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

プロキシ・コピーのハンドルはリストア操作のためのコピーを識別します。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

このバックアップを格納したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを格納するメディア・マネージャを識別します。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

コピーを格納するメディア・プールの数。これはRecovery ManagerのBACKUPコマンドのPOOLオペランドに入力された値と同じ値です。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

このプロキシ・コピーに関連付けられているタグ。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル作成時のSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

CREATION_CHANGE#に対応する時刻。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

プロキシ・コピー作成時におけるチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

CHECKPOINT_CHANGE#に対応する時刻。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このプロキシ・コピー操作で生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの完了時刻。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

可能な値は、通常の制御ファイルの場合はB、スタンバイ制御ファイルの場合はSです。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうかを示します。可能な値はYESおよびNOです。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

KEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にこのバックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP_OPTIONSNULLでない場合、バックアップが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このバックアップに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_PROXY_COPY_SUMMARY

RC_PROXY_COPY_SUMMARYビューには、リカバリ・カタログに登録されているデータベースで使用可能なすべてのプロキシ・コピーのバックアップに関する集計情報が含まれています。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

このデータベースに対する主キー。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

NUM_COPIES 

NUMBER 

このデータベースに対するすべてのプロキシ・コピー操作で作成されたコピー数。 

NUM_DISTINCT_COPIES 

NUMBER 

このデータベースに対するすべてのプロキシ・コピー操作で作成された個々のコピー数。 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このデータベースに対する任意のプロキシ・コピーにおける最小チェックポイントSCN。 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

このデータベースに対する任意のプロキシ・コピーにおける最大チェックポイントSCN。 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このデータベースに対する任意のプロキシ・コピーにおける最も古いチェックポイント時刻。 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

このデータベースに対する任意のプロキシ・コピーにおける最新のチェックポイント時刻。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

プロキシ・コピーで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_PROXY_DATAFILE

このビューでは、プロキシ・コピー機能を使用して作成したデータファイルのバックアップを説明します。このビューは、V$PROXY_DATAFILEビューに対応しています。

プロキシ・コピーでは、メディア・マネージャがデータのバックアップとリストアの操作を行います。各行が1データベース・ファイルの1バックアップを表します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

XDF_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログのプロキシ・コピーの主キー。Recovery Managerがリカバリ・カタログに接続している間にLISTコマンドを発行すると、この値が出力のKEY列に表示されます。 

RECID 

NUMBER 

V$PROXY_DATAFILEからのプロキシ・コピー・レコードの識別子。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

STAMP 

NUMBER 

V$PROXY_DATAFILEからのプロキシ・コピーのSTAMP。RECIDSTAMPは、ターゲット・データベース制御ファイル内でこのレコードを一意に識別する連結主キーを構成します。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

プロキシ・コピーのタグ。 

FILE# 

NUMBER 

プロキシ・コピーが作成されたデータファイルの絶対ファイル番号。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル作成時のSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

データファイル作成時の時刻。 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

データファイル・ヘッダー内の最新RESETLOGSのSCN。 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

データファイル・ヘッダー内の最新RESETLOGSのタイムスタンプ。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

このコピーが増分バックアップの一部の場合は0、それ以外の場合はNULL。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

コピー作成時におけるチェックポイントSCN。 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

コピー作成時におけるチェックポイント時刻。 

ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

認識されている場合は、ファイルのいずれかのブロック内にある一番大きい値のSCN。ファイルがファジーにならないように、リカバリは少なくともこのSCNまで進行させる必要があります。 

RECOVERY_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

ファイルをファジーにしないために、リカバリ操作が到達する必要のあるSCN。NULLでない場合は、このファイルでデータベースをオープンする前に、少なくとも指定されたSCNまでのリカバリが必要です。 

RECOVERY_FUZZY_TIME 

DATE 

RECOVERY_FUZZY_CHANGE#に対応付けられている時刻。 

ONLINE_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESまたはNOYESに設定されている場合、このコピーはインスタンス障害またはOFFLINE IMMEDIATEの後に作成されたものです(またはデータベースがオープン状態で不適切に作成されたコピーのコピーです)。ファイルに一貫性を持たせるには、次のクラッシュ・リカバリ・マーカーまでのすべてのREDOを適用するリカバリが必要です。 

BACKUP_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESまたはNOYESに設定されている場合、このコピーはBEGIN BACKUP/END BACKUPのバックアップ方式により作成されています。このコピーに一貫性を持たせるには、ALTER TABLESPACE END BACKUP文を発行するときにREDOストリームに置かれたマーカーまで、すべてのREDOを適用するリカバリが必要です。 

BLOCKS 

NUMBER 

ブロック単位のデータファイルのコピーのサイズ(およびコピーを作成したときのデータファイルのサイズ)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

コピーのブロック・サイズ(バイト)。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

順次メディア・デバイスのタイプ。 

HANDLE 

VARCHAR2(1024) 

プロキシ・コピーの名前またはハンドル。Recovery Managerは、この値を、ファイルを識別するオペレーティング・システム固有のレイヤーに渡します。 

COMMENTS 

VARCHAR2(255) 

プロキシ・コピーについてのコメント。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

プロキシ・コピーを格納するメディア・プールの数。 

START_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの開始時刻。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

プロキシ・コピーの完了時刻。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

プロキシ・コピーの実行時間。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

バックアップ・セットの状態。A(使用可能)、U(使用不可能)、X(期限切れ)またはD(削除済)。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このプロキシ・コピーの保存方針がCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なるかどうか(YESまたはNO)を示します。 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句を指定した場合は、この列にデータファイル・バックアップが不要になる直前の日付が表示されます。列がNULLで、KEEP OPTIONSNULLでなければ、バックアップが不要とされることはありません。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(11) 

このバックアップに指定されたKEEPオプション。可能な値は、NOLOGSBACKUP_LOGSLOGSおよびNULLです。NOLOGSは、データベースがマウントされたときに一貫性のあるバックアップが作成されたことを示します。BACKUP_LOGSは、オープン・モードでバックアップが作成されたことを示します。したがって、一貫性のある状態にするには、アーカイブ・ログ・バックアップを適用する必要があります。LOGSは、LOGSキーワードを使用して長期間バックアップが作成されたことを示します。現在、LOGSキーワードは使用不可です。NULLは、このバックアップにはKEEPオプションが指定されておらず、保存方針に基づいて不要とされることを示します。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このプロキシ・コピーを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意のキー。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

このデータファイルのトランスポート元であるデータベースの外部DBID。バックアップされたファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0になります。 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

トランスポートされた読取り専用外部ファイルのプロキシ・コピーである場合はYES、そうでない場合はNO。 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

外部データファイルがデータベースにトランスポートされたときのSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

この外部ファイルがトランスポートされたインカネーションに対するRESETLOGS操作の時刻。このファイルが外部データベース・ファイルでない場合、値は0です。 


RC_REDO_LOG

このビューは、前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションのオンラインREDOログに関する情報をリストします。このビューは、V$LOGV$LOGFILEビューの結合に対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

THREAD#  

NUMBER 

REDOスレッドの番号。 

GROUP# 

NUMBER 

オンラインREDOログ・グループの番号。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

オンラインREDOログ・ファイルの名前。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

BYTES 

NUMBER 

ファイルのサイズ(バイト)。 

TYPE 

VARCHAR2(7) 

REDOログのタイプ: ONLINEまたはSTANDBY。 


RC_REDO_THREAD

このビューは、前回のカタログ再同期化以降の、データベースの全インカネーションの全REDOスレッドに関するデータをリストします。このビューはV$THREADに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

THREAD#  

NUMBER 

データベース・インカネーションのREDOスレッド番号。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

REDOスレッドの状態。D(使用禁止)、E(使用可能)またはO(オープン)。 

SEQUENCE# 

NUMBER 

最後に割り当てられたログ順序番号。 

ENABLE_CHANGE# 

NUMBER 

このスレッドが使用可能になったときのSCN。 

ENABLE_TIME 

DATE 

このスレッドが使用可能になった時刻。 

DISABLE_CHANGE# 

NUMBER 

このスレッドが使用禁止になった時点での最新SCN。スレッドがまだ使用禁止になっている場合、このスレッドに関してこのSCN以降のREDOは存在しません。スレッドが使用可能になっている場合、このスレッドに関してDISABLE_CHANGE#からENABLE_CHANGE#までのREDOは存在しません。 

DISABLE_TIME 

DATE 

このスレッドが使用禁止になった最新時刻。 


RC_RESTORE_POINT

このビューは、前回のカタログ再同期化以降の、データベースのすべてのインカネーションの全リストア・ポイントをリストします。このビューはV$RESTORE_POINTに対応しています。

  データ型  説明 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

RECID 

NUMBER 

制御ファイル内の対応する行のレコードID。 

STAMP 

NUMBER 

制御ファイル内の行のタイムスタンプ。(制御ファイル・レコードは再利用されるため、タイムスタンプとレコードIDを組み合せて、RC_RMAN_STATUS内のすべてのレコードで一意の値を取得する必要があります。) 

SITE_KEY 

NUMBER 

このリストア・ポイントと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

NAME 

VARCHAR2(128) 

リストア・ポイントの名前。 

RESTORE_POINT_TIME 

DATE 

リストア・ポイントSCNに対応するデータベースの時刻。 

CREATION_TIME 

DATE 

リストア・ポイントを作成したときの時刻。 

SCN 

NUMBER 

リストア・ポイントを作成したときのデータベースSCN。 

LONG_TERM 

VARCHAR2(3) 

KEEPオプションを指定して作成されたバックアップに対応したリストア・ポイントの場合はYES、そうでない場合はNO。 

PRESERVED 

VARCHAR2(3) 

リストア・ポイントを明示的に削除する必要がある場合はYES、そうでない場合はNO。 

GUARANTEE_FLASHBACK_DATABASE 

VARCHAR2(3) 

この時点までフラッシュバックできるようにフラッシュバック・ログを保持しておく必要がある場合はYES、そうでない場合はNO。 


RC_RESYNC

このビューは、リカバリ・カタログの再同期化に関する情報をリストします。すべての完全再同期化では、ターゲット・データベースの制御ファイルのスナップショットが作成され、そのスナップショットからリカバリ・カタログが再同期化されます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RESYNC_KEY 

NUMBER 

再同期化の主キー。 

CONTROLFILE_CHANGE# 

NUMBER 

カタログの再同期化が開始された制御ファイル・チェックポイントSCN。 

CONTROLFILE_TIME 

DATE 

カタログの再同期化が開始された制御ファイル・チェックポイントのタイムスタンプ。 

CONTROLFILE_SEQUENCE# 

NUMBER 

制御ファイルの順序番号。 

CONTROLFILE_VERSION 

DATE 

カタログが再同期化された元の制御ファイルのバージョンに対する作成時刻。 

RESYNC_TYPE  

VARCHAR2(7) 

再同期化のタイプ。FULL(全体)またはPARTIAL(部分)。 

DB_STATUS  

VARCHAR2(7) 

ターゲット・データベースの状態。OPEN(オープン)またはMOUNTED(マウント済)。 

RESYNC_TIME 

DATE 

再同期化の時刻。 


RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILS

RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSは、Recovery Managerバックアップ・ジョブに関する詳細情報を表示します。Recovery Managerジョブは、Recovery Managerセッション内で実行される一連のコマンドです。Recovery Managerバックアップ・ジョブは、Recovery Managerジョブ内で実行される一連のBACKUPコマンドです。たとえば、同じRecovery Managerジョブ内で実行されるBACKUP DATABASEコマンドとBACKUP ARCHIVELOG ALLコマンドは、1つのRecovery Managerバックアップ・ジョブを構成します。

このビューでは、同じセッションで複数のBACKUPコマンドが実行される場合でも、Recovery Managerセッションごとに1行が含まれます。SESSION_KEY列は、バックアップ・ジョブが実行されたRecovery Managerセッションに対する一意のキーです。Recovery Managerセッション中に実行された操作の詳細は、RC_RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILSビューを参照してください。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

このデータベースに対する主キー。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

Recovery Managerセッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_KEYおよびSESSION_STAMPとともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDおよびSESSION_KEYとともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

COMMAND_ID 

VARCHAR2(33) 

SET COMMAND IDを使用して設定されたユーザー指定の値、またはRecovery Managerで生成された一意のコマンドIDのいずれか。 

START_TIME 

DATE 

Recovery Managerジョブ内の最初のバックアップ・コマンドの開始時刻。 

END_TIME 

DATE 

Recovery Managerジョブ内の最後のバックアップ・コマンドの終了時刻。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

このRecovery Managerジョブ中にバックアップされたすべての入力ファイルの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このRecovery Managerジョブで生成されたすべての出力バックアップ・ピースの合計サイズ。 

STATUS_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

OPTIMIZED_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

INPUT_TYPE_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

OUTPUT_DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

DISKSBT_TAPEまたは*。アスタリスクは、その出力が複数のデバイス・タイプに書き込まれたバックアップ・ジョブであることを示します。 

AUTOBACKUP_COUNT 

NUMBER 

このRecovery Managerジョブによって実行された自動バックアップの数。 

BACKED_BY_OSB 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES)か、バックアップされていない(NO)かを示します。 

AUTOBACKUP_DONE 

VARCHAR2(3) 

YESまたはNO(制御ファイルの自動バックアップがこのバックアップ・ジョブの一部として実行されたかどうかによって異なる)。 

STATUS 

VARCHAR2(23) 

次のいずれかの値になります。RUNNING WITH WARNINGSRUNNING WITH ERRORSCOMPLETEDCOMPLETED WITH WARNINGSCOMPLETED WITH ERRORSFAILED

ジョブが失敗した場合でも、バックアップ・セットが作成されなかったとはかぎりません。Recovery Managerがバックアップ・セットをいくつか作成した後に、ジョブが失敗した可能性もあります。したがって、RC_BACKUP_SET_DETAILSビューには、バックアップ・ジョブで正しく作成されたバックアップ・セットを示す行が含まれている場合があります。このビューをRC_BACKUP_SET_DETAILSと結合すると、失敗したバックアップ・ジョブに関する詳細情報を取得できます。 

INPUT_TYPE 

VARCHAR2(13) 

このバックアップの入力タイプを示す値が表示されます。可能な値は、RC_RMAN_BACKUP_TYPEビューを参照してください。

これらの値のうち複数に該当するバックアップがジョブに含まれる場合は、複数の行がビューに表示されます。これらの行は各入力タイプごとに異なるINPUT_TYPE値に対応しており、INPUT_BYTESOUTPUT_BYTESINPUT_BYTES_DISPLAYOUTPUT_BYTES_DISPLAYの各フィールドには対応する値が含まれます。 

OPTIMIZED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ最適化が適用されたかどうかによってYESまたはNOになります。 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

このバックアップ・ジョブの実行で経過した秒数。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

INPUT_BYTES_PER_SEC 

NUMBER 

入力読取り速度(バイト/秒)。 

OUTPUT_BYTES_PER_SEC 

NUMBER 

出力書込み速度(バイト/秒)。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

INPUT_BYTES_PER_SEC_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTES_PER_SECと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_PER_SEC_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTES_PER_SECと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

TIME_TAKEN_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

ユーザーが表示可能な書式(hhh:mmm:sssなど)に変換されたRecovery Managerジョブの合計時間。 


RC_RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILS

RC_RMAN_BACKUP_SUBJOB_DETAILSビューはRecovery Managerセッション内で類似する操作グループの詳細を表示します。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

このデータベースに対する主キー。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_KEYおよびSESSION_STAMPとともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDおよびSESSION_KEYとともに使用して、ジョブの出力をRC_RMAN_OUTPUTから一意に識別します。 

OPERATION 

VARCHAR2(33) 

可能な値はBACKUPROLLFORWARDVALIDATEまたはBACKUPSETです。このビューではセッションの各操作タイプに対して1つずつ行があり、各行にはセッション中に実行されるそのタイプのすべての操作を示すそれぞれの値が含まれます。 

COMMAND_ID 

VARCHAR2(33) 

SET COMMAND IDを使用して設定されたユーザー指定の値、またはRecovery Managerで生成された一意のコマンドIDのいずれか。 

START_TIME 

DATE 

ジョブ内の最初のバックアップ・コマンドの開始時刻。 

END_TIME 

DATE 

ジョブ内の最後のバックアップ・ジョブの終了時刻。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブ中にバックアップされたすべての入力ファイルの合計サイズ。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

このジョブで生成されたすべての出力ピースの合計サイズ。 

STATUS_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

OPTIMIZED_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

INPUT_TYPE_WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で使用。 

OUTPUT_DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

出力デバイスのタイプ。DISKSBT_TAPEまたは*。アスタリスク(*)は、その出力が複数のデバイス・タイプに書き込まれたバックアップ・ジョブであることを示します。 

BACKED_BY_OSB 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースがOracle Secure Backupにバックアップされている(YES)か、バックアップされていない(NO)かを示します。 

AUTOBACKUP_DONE 

VARCHAR2(3) 

制御ファイルの自動バックアップがこのジョブの一部として実行された(YES)か、実行されなかった(NO)かを示します。 

STATUS 

VARCHAR2(23) 

次のいずれかの値になります。RUNNING WITH WARNINGSRUNNING WITH ERRORSCOMPLETEDCOMPLETED WITH WARNINGSCOMPLETED WITH ERRORSFAILED。 

INPUT_TYPE 

VARCHAR2(13) 

次のいずれかの値が含まれます。DATABASE FULLRECOVERY AREADATABASE INCRDATAFILE FULLDATAFILE INCRARCHIVELOGCONTROLFILESPFILE

これらの値のうち複数に該当するバックアップがサブジョブに含まれる場合は、複数の行がビューに表示されます。これらの行は各入力タイプごとに異なるINPUT_TYPE値に対応しており、INPUT_BYTESOUTPUT_BYTESINPUT_BYTES_DISPLAYOUTPUT_BYTES_DISPLAYの各フィールドには対応する値が含まれます。 

OPTIMIZED 

VARCHAR2(3) 

OPERATION列の値がBACKUPの場合、バックアップ最適化が適用されたかどうかによって、OPTIMIZEDYESまたはNOになります。 

AUTOBACKUP_COUNT 

NUMBER 

このジョブによって実行された自動バックアップの数。 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率。 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

INPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

OUTPUT_BYTESと値は同じですが、ユーザーが表示可能な書式(798.01Mまたは5.25Gなど)に変換されます。 


RC_RMAN_BACKUP_TYPE

このビューはEnterprise Manager内部で使用します。

このビューは、特定のバックアップ・タイプに関するレポート生成時にその他のEnterprise Managerビューのフィルタ処理で使用します。

  データ型  説明 

WEIGHT 

NUMBER 

Enterprise Manager内部で、異なるバックアップ・タイプの優先順位をレポートに設定する場合に使用します。 

INPUT_TYPE 

VARCHAR2(13) 

Enterprise Manager内部で、さまざまなレポート画面の作成で使用される可能なフィルタを示す場合に使用します。 


RC_RMAN_CONFIGURATION

このビューは、Recovery Managerの永続構成の設定情報をリストします。このビューはV$RMAN_CONFIGURATIONビューに対応しています。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

この構成に対応するターゲット・データベースの主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

CONF# 

NUMBER 

この構成レコードを、所有するターゲット・データベース内で識別する一意キー。 

NAME 

VARCHAR2(65) 

構成のタイプ。CONFIGUREコマンドのほとんどのオプションは有効なタイプです。ただし、CONFIGURE EXCLUDERC_TABLESPACEの説明を参照)、CONFIGURE AUXNAMERC_DATAFILEの説明を参照)およびCONFIGURE SNAPSHOT CONTROLFILE(制御ファイルにのみ格納)は、無効です。 

VALUE 

VARCHAR2(1025) 

CONFIGUREコマンドの設定。たとえば、RETENTION POLICY TO RECOVERY WINDOW OF 1 DAYSなどです。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(512) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。特定のファイルに対するデータベース名が不明の場合、この列の値はNULLです。たとえば、Oracle Database 11g より前のバージョンのRecovery Managerで管理されているデータベースの行はNULLです。 

SITE_KEY 

NUMBER 

この構成と関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 


RC_RMAN_OUTPUT

RC_RMAN_OUTPUTビューは、制御ファイル・ビューV$RMAN_OUTPUTに対応しています。

このビューは、主にEnterprise Manager内部で使用します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

RSR_KEY 

NUMBER 

この出力を作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意キー。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

RECID 

NUMBER 

このデータベースに対するV$RMAN_OUTPUT.RECIDに表示される値が含まれます。 

STAMP 

NUMBER 

このライン・アウト出力の行が追加されたときのスタンプ(順序付けに使用)。 

OUTPUT 

VARCHAR2(130) 

Recovery Managerの出力テキスト。 


RC_RMAN_STATUS

このビューには、このリカバリ・カタログに対応付けられているすべてのデータベースでのRecovery Manager操作の履歴情報が含まれます。このビューには、基本的にV$RMAN_STATUSと同じ情報が含まれます。ただし、現行のセッションに関する情報は含まれません。

すべてのRecovery Manager操作(バックアップ、リストア、バックアップの削除など)が、この表に記録されます。この表は、各Recovery Managerセッション(Recovery Managerクライアントが終了するまでに実行されたすべての操作を含む、Recovery Managerクライアントの実行)の状態、セッション中に実行された操作、および再帰的操作を表示するように構成されています。

また、RC_RMAN_STATUSには、V$RMAN_STATUSには含まれていないRSR_KEY列、PARENT_KEY列およびSESSION_KEY列が含まれます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

データベース・インカネーションに対する主キー。 

DB_NAME  

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

RECID 

NUMBER 

制御ファイル内の対応する行のレコードID。 

STAMP 

NUMBER 

制御ファイル内の行のタイムスタンプ。(制御ファイル・レコードは再利用されるため、タイムスタンプとレコードIDを組み合せて、RC_RMAN_STATUS内のすべてのレコードで一意の値を取得する必要があります。) 

RSR_KEY 

NUMBER 

この行に対する一意のキー。 

PARENT_KEY 

NUMBER 

この行の親行に対するRSR_KEYの値。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

この行に対応付けられたセッション行に対するRSR_KEYの値。RC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

ROW_TYPE 

VARCHAR2(33) 

この行で表される操作のタイプ。可能な値は次のとおりです。

  • レベル0の行の場合はSESSION

  • レベル1の行の場合はCOMMAND

  • レベル2以上の行の場合はRECURSIVE OPERATION

 

ROW_LEVEL 

NUMBER 

この行のレベル。

  • 0の場合、これはセッション行です。つまり、ROW_TYPESESSIONとなっており、この行は、Recovery Managerクライアントが起動されたことを表します。

  • 1の場合、この行はRecovery Managerクライアントにコマンドを入力して実行したことを表します。レベル1の行の場合、ROW_TYPECOMMANDです。

  • 2以上の場合、この行は再帰的操作であることを表します。再帰的操作とは、Recovery Managerコマンドの補助操作(データベース・バックアップに関連して実行される制御ファイルの自動バックアップなど)のことです。レベル2以上の行の場合、ROW_TYPERECURSIVE OPERATIONです。

 

OPERATION 

VARCHAR2(33) 

この行で表される操作の名前。SESSION操作の場合、この列はRMANに設定されます。COMMAND操作の場合、この列は実行されたコマンド(BACKUPRESTORECONFIGUREREPORTなど)を表します。 

STATUS 

VARCHAR2(33) 

この行で表される操作の状態。可能な値は、COMPLETEDCOMPLETED WITH WARNINGSCOMPLETED WITH ERRORSおよびFAILEDです。 

COMMAND_ID 

VARCHAR2(33) 

ユーザー指定のコマンドID。コマンドIDは、Recovery ManagerでSET COMMAND ID構文を使用して変更できます。デフォルトでは、コマンドIDは、Recovery Managerの起動時にISO規格の書式で設定されます。 

MBYTES_PROCESSED 

NUMBER 

この行で表される操作でデータ転送(データのバックアップやリストアなど)を実行した場合、この列には操作で処理されたMB数が含まれます。それ以外の場合、この列にはNULLが含まれます。 

START_TIME 

DATE 

この行で表される操作の開始時刻。 

END_TIME 

DATE 

この行で表される操作の終了時刻。 

JOB_KEY 

NUMBER 

Recovery Managerセッションのキー。SESSION_KEYと同じです。 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

読み取られた入力バイト数。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

書き込まれた入力バイト数。 

OPTIMIZED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ジョブ時にバックアップの最適化が適用される場合はYES。それ以外の場合はNO。 

OBJECT_TYPE 

VARCHAR2(80) 

次のいずれかの値が含まれます。DATABASE FULLRECOVERY AREADATABASE INCRDATAFILE FULLDATAFILE INCRARCHIVELOGCONTROLFILESPFILE。 

SESSION_RECID 

NUMBER 

ROW_TYPESESSION(つまり、この行は親を持たず、Recovery Managerセッションを表す)の場合、この行にはNULLが含まれます。それ以外の場合は、この行に対応付けられたセッションを表す行のレコードIDが含まれます。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

ROW_TYPESESSION(つまり、この行は親を持たず、Recovery Managerセッションを表す)の場合、この行にはNULLが含まれます。それ以外の場合は、この行に対応付けられたセッションを表す行のタイムスタンプが含まれます。 

OUTPUT_DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

出力デバイスのタイプ。DISKSBT_TAPEまたは*。アスタリスク(*)は、複数のデバイス・タイプに出力が書き込まれたことを示します。 

SITE_KEY 

NUMBER 

Recovery Managerのステータス情報と関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

OSB_ALLOCATED 

VARCHAR2(3) 

このセッションがOracle Secure Backupに対してSBTチャネルを割り当てた場合はYES、割り当てていない場合はNO。 


RC_SITE

このビューは、リカバリ・カタログで認識されているData Guard環境のすべてのデータベースに関する情報を表示します。このビューを使用すると、DB_UNIQUE_NAME列を持たないビューに対して、その値を取得できます。

  データ型  説明 

SITE_KEY 

NUMBER 

このデータベースの一意のキー。RC_SITE.SITE_KEY列をその他のビューのRC_SITE列と結合すると、バックアップに関連付けられているDB_UNIQUE_NAMEを特定できます。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DATABASE_ROLE 

VARCHAR2(7) 

Data Guard環境でのデータベースのロール。 

CF_CREATE_TIME 

DATE 

制御ファイルの作成日。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

データベースのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。 


RC_STORED_SCRIPT

このビューは、リカバリ・カタログに格納されているスクリプトに関する情報をリストします。このビューでは、1ストアド・スクリプトに対して1行の説明があります。Recovery Managerのスクリプト管理コマンド(LIST SCRIPT NAMESLIST SCRIPTなど)を使用すると、この情報をより簡単に表示できます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

このストアド・スクリプトを所有しているデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

SCRIPT_NAME 

VARCHAR2(100) 

ストアド・スクリプトの名前。 

SCRIPT_COMMENT 

VARCHAR2(255) 

このスクリプトの作成時にユーザーが入力したコメント。コメントが入力されなかった場合はNULL。 


RC_STORED_SCRIPT_LINE

このビューは、リカバリ・カタログ内のストアド・スクリプトの個々の行に関する情報をリストします。このビューでは、1ストアド・スクリプトに対して1行の説明があります。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

このストアド・スクリプトを所有しているデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

SCRIPT_NAME 

VARCHAR2(100) 

ストアド・スクリプトの名前。 

LINE 

NUMBER 

ストアド・スクリプトの行番号。スクリプトの行は、SCRIPT_NAMEおよびLINEによって一意に識別されます。 

TEXT 

VARCHAR2(1024) 

ストアド・スクリプトの行のテキスト。 


RC_TABLESPACE

このビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべての表領域、すべての削除済表領域および古いインカネーションに属している表領域をリストします。このビューは、V$TABLESPACEビューに対応しています。表領域属性の現行の値を表示します。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

TS#  

NUMBER 

ターゲット・データベースでの表領域ID。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに複数のTS#が存在します。 

NAME 

VARCHAR2(30) 

表領域名。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションにその名前が複数存在している可能性があります。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

作成時のSCN(最初のデータファイルから)。 

CREATION_TIME 

DATE 

表領域の作成時刻。制御ファイルを作成後にオフラインの表領域はNULL。 

DROP_CHANGE# 

NUMBER 

表領域を削除したときに記録されたSCN。同じTS#を持つ新規の表領域が発見された場合、DROP_CHANGE#はその表領域のCREATION_CHANGE#に設定されます。それ以外の場合、値はRC_CHECKPOINT.CKP_SCNに設定されます。 

DROP_TIME 

DATE 

表領域を削除したときの時刻。 

INCLUDED_IN_DATABASE_BACKUP 

VARCHAR2(3) 

この表領域がデータベース全体のバックアップに含まれるかどうかをYESまたはNOで示します。NO値が発生するのは、このデータファイルを所有する表領域に対してCONFIGURE EXCLUDEが実行された場合のみです。 

BIGFILE 

VARCHAR2(3) 

この表領域がBIGFILEオプションを使用して作成された表領域かどうかを示します。 

TEMPORARY 

VARCHAR2(3) 

データベースがローカル管理の一時表領域の場合はYES。それ以外の場合はNO。 

ENCRYPT_IN_BACKUP 

VARCHAR2(3) 

可能な値は次のとおりです。

  • ON: 表領域レベルで暗号化を有効にします。

  • OFF: 表領域レベルで暗号化を無効にします。

  • NULL: 表領域レベルでの暗号化の有効化または無効化を明示的に行いません(デフォルト、またはCLEAREDの場合)。

 


RC_TEMPFILE

このビューは、リカバリ・カタログに登録されているすべての一時ファイルに関する情報をリストします。このビューは、V$TEMPFILEビューに対応しています。一時ファイルは、その表領域が削除された場合、削除されたものとして表示されます。

  データ型  説明 

DB_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

DBINC_KEY 

NUMBER 

ターゲット・データベースのインカネーションに対する主キー。この列を使用して、RC_DATABASE_INCARNATIONとの結合を構成します。 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

TS#  

NUMBER 

ターゲット・データベースでの表領域ID。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションに複数のTS#が存在します。 

TABLESPACE_NAME 

VARCHAR2(30) 

表領域名。表領域を削除し、再作成した場合は、同じインカネーションにその名前が複数存在している可能性があります。 

FILE# 

NUMBER 

一時ファイルの絶対ファイル番号。削除および再作成された一時ファイルのインカネーションと同じインカネーションに同一の一時ファイル番号が存在している可能性があります。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

一時ファイルが作成されたときのSCN。 

CREATION_TIME 

DATE 

一時ファイルが作成された時刻。 

DROP_CHANGE# 

NUMBER 

一時ファイルを削除したときに記録されたSCN。同じFILE#を持つ新規の一時ファイルが発見された場合、DROP_CHANGE#はその一時ファイルのCREATION_CHANGE#に設定されます。それ以外の場合、値はRC_CHECKPOINT.CKP_SCNに設定されます。 

DROP_TIME 

DATE 

一時ファイルを削除したときの時刻。同じFILE#を持つ新規の一時ファイルが発見された場合、DROP_TIMEはその一時ファイルのCREATION_TIMEに設定されます。それ以外の場合、値はRC_CHECKPOINT.CKP_TIMEに設定されます。 

BYTES 

NUMBER 

一時ファイルのサイズ(バイト)。 

BLOCKS 

NUMBER 

ファイルのサイズ(ブロック数)。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

一時ファイルのブロック・サイズ(バイト)。 

NAME 

VARCHAR2(1024) 

一時ファイル名。 

RFILE# 

NUMBER 

表領域内でのこの一時ファイルの相対ファイル番号。 

AUTOEXTEND 

VARCHAR2(3) 

一時ファイルが自動拡張可能な場合はON。それ以外の場合はOFF。 

MAXSIZE 

NUMBER 

ファイルを拡張可能な最大ファイル・サイズ(ブロック数)。AUTOEXTENDONの場合にのみ有効です。AUTOEXTENDOFFの場合は常に0です。 

NEXTSIZE 

NUMBER 

拡張可能なファイルの増分サイズの量(ブロック数)。AUTOEXTENDONの場合にのみ有効です。AUTOEXTENDOFFの場合は常に0です。 

BIGFILE 

VARCHAR2(3) 

表領域がBIGFILE表領域である場合はYES、そうでない場合はNO。 

SITE_KEY 

NUMBER 

このファイルと関連付けられているData Guardデータベースの主キー。Data Guard環境にある各データベースのSITE_KEYの値は一意です。SITE_KEYを使用してRC_SITEビューと結合すると、データベースのDB_UNIQUE_NAMEを取得できます。 

TABLESPACE_CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

この表領域が作成されたときのSCN。 

TABLESPACE_CREATION_TIME 

DATE 

この表領域が作成されたときのタイムスタンプ。 

TABLESPACE_DROP_CHANGE# 

NUMBER 

この表領域が削除されたときのSCN。 

TABLESPACE_DROP_TIME 

DATE 

この表領域が削除されたときのタイムスタンプ。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(512) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_UNIQUE_NAME。Data Guard環境のすべてのデータベースで同一のDBIDが共有されていますが、DB_UNIQUE_NAMEの値は異なります。特定のファイルに対するデータベース名が不明の場合、この列の値はNULLです。たとえば、Oracle Database 11g より前のバージョンのRecovery Managerで管理されているデータベースの行はNULLです。 


RC_UNUSABLE_BACKUPFILE_DETAILS

このビューには、UNAVAILABLEまたはEXPIREDとマークされているすべてのバックアップ・ファイル(バックアップ・ピース、プロキシ・コピーまたはイメージ・コピー)が表示されます。ユーザーは、行のいずれかを選択し、BTYPE_KEYまたはFILETYPE_KEYを使用して、バックアップ・セットまたは特定のファイルのステータスをAVAILABLEに変更できます。

このビューは、主にEnterprise Managerで内部的に使用します。

  データ型  説明 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

このレコードが属しているデータベース・インカネーションのDB_NAME。 

DB_KEY 

NUMBER 

リカバリ・カタログ内のこのデータベースに対する主キー。この列を使用して、ほとんどのカタログ・ビューとの結合を構成します。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッションの識別子。RC_RMAN_OUTPUTおよびRC_RMAN_BACKUP_JOB_DETAILSとの結合に使用します。 

RSR_KEY 

NUMBER 

このファイルを作成したジョブに対応するRC_RMAN_STATUSの行に対する一意キー。 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプ・コンテナ(BACKUPSETIMAGECOPYまたはPROXYCOPY)。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BS_KEY/COPY_KEYです。 

ID1 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、この列にはSET_STAMPが含まれます。プロキシ・コピーまたはイメージ・コピーのバックアップでは、この列には制御ファイルからのRECIDが含まれます。 

ID2 

NUMBER 

バックアップ・セットとして取られるバックアップでは、ID2にはSET_COUNTが含まれます。イメージ・コピーおよびプロキシ・コピーのバックアップでは、ID2にはSTAMPが含まれます。 

FILETYPE 

VARCHAR2(15) 

このバックアップ・ファイルのタイプ。可能な値はBACKUPPIECECOPYまたはPROXYCOPYです。 

FILETYPE_KEY 

NUMBER 

ファイルがバックアップ・ピースの場合はバックアップ・ピースのキー、それ以外の場合はCOPY_KEYです。このキーを使用して、ファイルのステータスを使用可能に直接変更することができます。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

U(使用不可能なバックアップ)またはX(期限切れバックアップ)のいずれか。 

FILESIZE 

NUMBER 

使用不可能なバックアップ・ファイルのサイズ(バイト)。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

この使用不可能なバックアップ・ファイルを格納するデバイス・タイプ。可能な値はDISKおよびSBT_TAPEです。 

FILENAME 

VARCHAR2(1024) 

ファイル名。 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

このバックアップを作成したメディア・マネージャについての詳細コメント。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

バックアップを格納するメディア・プールの数。 


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