Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス 11g リリース1(11.1) E05703-02 |
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この章では、Recovery Managerのコマンド内で参照される副次句をアルファベット順に説明します。Recovery Managerコマンドとコマンドライン・オプションの概要は、「Recovery Managerコマンドの概要」を参照してください。
allocOperandList
副次句を使用すると、Recovery Managerとデータベース・インスタンス間の接続であるチャネルのオプションを制御できます。
(connectStringSpec::=、formatSpec::=)
構文の要素 | 説明 |
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Recovery Managerがバックアップまたはリストアの操作を行うデータベース・インスタンスへの接続文字列を指定します。Oracle RAC構成で別々のインスタンスに操作を分散させる場合は、このパラメータを使用します。
このパラメータを指定せず、 関連項目: 「connectStringSpec」および「RMAN」 |
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補助インスタンス上で作成されるイメージ・コピーの形式を指定します。
Recovery Managerは補助インスタンスにCONNECT |
補助インスタンス上のイメージ・コピー名のパターンを指定します。 関連項目: 有効な置換変数については、「formatSpec」を参照してください。 |
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補助インスタンスの イメージ・コピーは、Oracle Managed Filesの形式で指定されます。 |
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このチャネルで作成するバックアップ・ピースまたはイメージ・コピーの名前に使用する形式を指定します。例3-1でこの方法を説明します。
指定できる
チャネルはターゲット・データベース上のサーバー・セッションに対応するため、
関連項目:使用可能な |
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このチャネル上で作成される各バックアップ・ピースの最大サイズを指定します。例3-2にこの方法を示します。サイズはバイト単位、KB単位(
注意: |
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チャネル・パラメータには、次の書式を使用できます。
関連項目: メディア管理ライブラリの統合方法は、 『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
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Recovery Managerがこのチャネルで1秒に読み取ることができる最大バイト数(デフォルト)、KB数( |
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ベンダー固有のコマンド文字列を割り当てられたチャネルすべてに送信します。たとえば、 関連項目:この機能のサポートの有無および使用する時期については、メディア・マネージャのドキュメントを参照してください。 |
この副次句は、データのサイズを指定します。構文図は、「sizeSpec::=」を参照してください。
構文の要素 | 説明 |
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データのサイズをGB単位(G)、KB単位(K)またはMB単位(M)で指定します。 |
この例では、デフォルト以外の形式を指定するディスク・チャネルを割り当ててから、デフォルト以外の場所にデータベースをバックアップします。
RUN
{
ALLOCATE CHANNEL d1 DEVICE TYPE DISK FORMAT = '/disk1/bkup_%U';
BACKUP DATABASE;
}
例3-2 バックアップ・ピースの最大サイズの設定
この例では、Oracle Secure Backupテープ・ドライブを指定するSBTチャネルを手動で割り当てて、データベース全体のバックアップを作成します。テープに書き込まれるバックアップ・ピースのサイズが800MBを超えないように、MAXPIECESIZE
パラメータで指定します。
RUN
{
ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE sbt
PARMS 'SBT_LIBRARY=/usr/local/oracle/backup/lib/libobk.so, ENV=(OB_DEVICE_1=stape1)'
MAXPIECESIZE 800M;
BACKUP DATABASE;
}
例3-3 SBTチャネル・パラメータの設定
この例では、stape1
という名前のOracle Secure Backupテープ・ドライブを使用するようにデフォルトのSBTチャネルを構成し、デフォルト・チャネルでデータベース・バックアップを作成します。
CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt;
CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt PARMS 'ENV=(OB_DEVICE_1=stape1)';
BACKUP DATABASE;
後で、ドライブstape2
にデータベースをバックアップすることにします。次の例では、手動で割り当てたSBTチャネルを使用して、stape2
にデータベースをバックアップします。
RUN
{
ALLOCATE CHANNEL st2 DEVICE TYPE sbt
PARMS 'ENV=(OB_DEVICE_1=stape2)';
BACKUP DATABASE;
}
archivelogRecordSpecifier副次句を使用すると、Recovery Managerの操作で使用されるアーカイブREDOログ・セットを指定できます。
この副次句では、すべてのアーカイブREDOログ、または指定したパターンと一致するファイル名のログのいずれかを指定します。
この副次句では、SCN、時刻、リストア・ポイント(タイムスタンプまたはSCNに対するラベル)またはログ順序番号で、アーカイブREDOログの範囲を指定します。この副次句は、データベースのリカバリ可能な時点を識別するのに有効です。
Recovery ManagerはV$ARCHIVED_LOG
またはRC_ARCHIVED_LOGビューに問合せを行って、範囲に含まれるログを特定します。時刻、SCNまたはリストア・ポイントを指定した場合、Recovery ManagerはアーカイブREDOログの内容から範囲を特定します。ログが作成またはバックアップされた時刻からではありません。ログ順序番号で範囲を指定した場合、Recovery Managerは順序番号を使用して範囲を特定します。
Recovery Managerで、範囲内に含まれるログを特定する方法を表3-1に示します。FIRST_TIME
、NEXT_TIME
などの列は、V$ARCHIVED_LOG
の列を表しています。たとえば、FROM SCN 1000
UNTIL SCN 2000
と指定した場合、Recovery ManagerではV$ARCHIVED_LOG.NEXT_SCN
の値が1000より大きく、V$ARCHIVED_LOG.FIRST_SCN
の値が2000以下のすべてのログが範囲内となります。
時刻は、現在有効なグローバリゼーション・テクノロジの日付書式指定に従って書式化されている必要があります。現行のグローバリゼーション設定で時刻が指定されていない場合、日付文字列のデフォルトは00時、00分、00秒です。
date_string
には、SYSDATE
などのDATE
型のSQL式を使用することができます。TO_DATE
関数を使用すると、現行のグローバリゼーション・テクノロジ設定に関係なく動作するハードコードされた日付を指定できます。SYSDATE
の精度は、グローバリゼーション設定に関係なく常に秒単位です。したがって、今日が2007年3月15日の場合、SYSDATE-10
は05-MAR-07
およびTO_DATE('03/15/2007','MM/DD/YYYY')-10
とは異なります。
アーカイブREDOログの順序を指定した場合に、すべてのREDOデータがその順序でRecovery Managerに含まれるという保証はありません。たとえば、使用可能な最新のアーカイブ・ログ・ファイルの最終時点が順序の最後より前の場合や、範囲内のアーカイブ・ログ・ファイルがすべてのアーカイブ先から欠落している場合があります。Recovery Managerは、検索されたアーカイブREDOログは選択しますが、ファイルの欠落については警告を発行しません。
構文の要素 | 説明 |
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アーカイブREDOログ・ファイルの範囲に対する開始SCNを指定します。 |
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ログの範囲に対して開始SCNと終了SCNを指定します。この構文は、 |
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アーカイブREDOログ・ファイルの範囲に対して終了SCNを指定します(範囲決定のルールは、表3-1を参照)。 |
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一連のアーカイブREDOログ・ファイルに対して開始ログ順序番号を指定します(範囲決定のルールは、表3-1を参照)。 注意: 例3-6に示す構文を使用して、スレッド内のすべてのログ順序番号を指定できます。 |
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単一のログ順序番号を指定します。 |
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ログ順序番号の範囲を指定します。この構文は、 |
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一連のアーカイブREDOログ・ファイルに対して終了ログ順序番号を指定します(範囲決定のルールは、表3-1を参照)。 |
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組み込むアーカイブREDOログ・ファイルが含まれているスレッドを指定します。このパラメータは、Oracle RAC構成のデータベースの場合のみ必要です。
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アーカイブREDOログの範囲に対して開始時刻を指定します(範囲決定のルールは、表3-1を参照)。例3-5に、LISTコマンドでの |
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時刻の範囲を指定します。この構文は、 |
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アーカイブREDOログの範囲に対して終了時間を指定します(範囲決定のルールは表3-1を参照)。例3-4に、BACKUPコマンドでの |
現在より5日前の時点までデータベースのリカバリが可能だとします。このPoint-in-Timeリカバリを可能にするアーカイブREDOログの範囲をバックアップすることが必要です。
UNTIL TIME 'SYSDATE-5'
句を使用すると、最初の変更のタイムスタンプ(V$ARCHIVED_LOG.FIRST_TIME
の値)がSYSDATE-5
以前になっているすべてのログを範囲に含むように指定できます。この関数は、現在より5日前の時刻に秒単位の精度で戻します。
CONNECT TARGET /
BACKUP ARCHIVELOG UNTIL TIME 'SYSDATE-5';
例3-5 アーカイブ・ログ・バックアップの時刻によるリスト
表3-1に示すように、アーカイブREDOログの範囲に対してdate_string
を指定する場合、バックアップ時刻またはログの作成時刻は指定しません。アーカイブ・ログ32の次の変更のタイムスタンプが3月6日になっているとします。
SQL> SELECT SEQUENCE#, NEXT_TIME
2 FROM V$ARCHIVED_LOG
3 WHERE SEQUENCE#='32';
SEQUENCE# NEXT_TIME
---------- ---------
50 06-MAR-07
3月8日に、次のBACKUP
コマンドおよびLIST
コマンドを実行します。
RMAN> BACKUP ARCHIVELOG SEQUENCE 32;
Starting backup at 08-MAR-07
allocated channel: ORA_SBT_TAPE_1
channel ORA_SBT_TAPE_1: SID=109 device type=SBT_TAPE
channel ORA_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
channel ORA_SBT_TAPE_1: starting archived log backup set
channel ORA_SBT_TAPE_1: specifying archived log(s) in backup set
input archived log thread=1 sequence=32 RECID=125 STAMP=616528547
channel ORA_SBT_TAPE_1: starting piece 1 at 08-MAR-07
channel ORA_SBT_TAPE_1: finished piece 1 at 08-MAR-07
piece handle=6kic3fkm_1_1 tag=TAG20070308T111014 comment=API Version 2.0,MMS Version 10.1.0.3
channel ORA_SBT_TAPE_1: backup set complete, elapsed time: 00:00:25
Finished backup at 08-MAR-07
Starting Control File and SPFILE Autobackup at 08-MAR-07
piece handle=c-28014364-20070308-08 comment=API Version 2.0,MMS Version 10.1.0.3
Finished Control File and SPFILE Autobackup at 08-MAR-07
RMAN> LIST BACKUP OF ARCHIVELOG FROM TIME 'SYSDATE-1';
RMAN>
ログ32の次の変更のタイムスタンプはFROM TIME
句で指定した時刻範囲より古いため、前述のLIST BACKUP
コマンドでは、アーカイブ・ログ32のバックアップは表示されません。
2つのREDOスレッドを使用するOracle RACデータベースを管理しているとします。この例では、スレッド1
でのみすべてのアーカイブREDOログをクロスチェックします。
CROSSCHECK ARCHIVELOG FROM SEQUENCE 0 THREAD 1;
completedTimeSpec
副次句を使用すると、バックアップまたはコピーが完了する時刻を指定できます。
すべての日付文字列は、次のいずれかにしてください。
DATE
値を戻すSQL式で作成されること
TO_DATE
関数により、現行のグローバリゼーション・テクノロジの環境変数の設定に関係なく日付を指定できます。
構文の要素 | 説明 |
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その時刻より後に完了したバックアップを指定するための時刻です(例3-7を参照)。 |
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その時刻より前に完了したバックアップを指定するための時刻です(例3-9を参照)。 |
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その時間範囲の間に完了したバックアップを指定するための時間範囲です(例3-8を参照)。 |
この例では、前月に作成したデータベースのバックアップ・セットをクロスチェックします。
CROSSCHECK BACKUP OF DATABASE
COMPLETED BETWEEN 'SYSDATE-62' AND 'SYSDATE-31';
例3-8 期限切れのバックアップの削除
この例では、最近2週間に作成したアーカイブ・ログの期限切れのバックアップを削除します。
DELETE EXPIRED BACKUP OF ARCHIVELOG ALL
COMPLETED AFTER 'SYSDATE-14';
例3-9 コピーのリスト
この例では、2007年3月9日より前に作成された、データファイル/disk1/oradata/prod/users01.dbf
のイメージ・コピーをリストします。
RMAN> LIST COPY OF DATAFILE '/disk1/oradata/prod/users01.dbf' COMPLETED BEFORE '9-MAR-07';
List of Datafile Copies
=======================
Key File S Completion Time Ckp SCN Ckp Time
------- ---- - --------------- ---------- ---------------
3794 28 A 06-MAR-07 1010097 06-MAR-07
Name: /disk1/oradata/prod/users01.dbf
3793 28 A 06-MAR-07 1009950 06-MAR-07
Name: /disk2/PROD/datafile/o1_mf_users_2yvg4v6o_.dbf
Tag: TAG20070306T105314
connectStringSpec
副次句を使用すると、ユーザー名、パスワードおよびネット・サービス名を指定してターゲット・データベース、リカバリ・カタログ・データベースまたは補助データベースに接続できます。この接続は、ユーザーの認証とデータベースの識別のために必要です。
ターゲット・データベースおよび補助データベースに接続するには、SYSDBA
権限が必要です。リカバリ・カタログ・データベースに接続するときは、ユーザーSYS
で接続しないでください。
データベースへのSQL*Plus接続と同様に、データベースへのRecovery Manager接続が指定され、認証されます。唯一異なるのは、ターゲット・データベースまたは補助データベースへのRecovery Manager接続ではSYSDBA
権限が必要なことです。AS SYSDBA
キーワードは暗黙的に指定されおり、明示的に指定することはできません。SQL*Plus使用時のデータベース接続オプションについては、 『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
構文の要素 | 説明 |
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ユーザーIDまたはパスワードを指定せずにターゲット・データベースに接続した場合、スラッシュ(/)が、オペレーティング・システム認証機能を使用して、ユーザー 注意: スラッシュ(/)は、プラットフォーム固有の環境変数に依存します。 |
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指定したユーザーに対してデータベース接続を確立します。パスワードを指定しない場合、Recovery Managerはプロンプトを表示して対話方式でパスワードを取得します(例3-11を参照)。文字は端末には表示されません。
注意: 接続文字列に空白を含めることはできませんが、スラッシュ( |
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パスワードを使用して指定したユーザーに対して接続を確立します。ターゲット・データベースがオープンされていない場合は、パスワード・ファイルの存在が必要です。 注意: コマンドラインにプレーン・テキストで入力したパスワードは、セキュリティ上脆弱です。プロンプトに対してパスワードを入力するなど、より安全な方法が利用できます。 |
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オプションのOracle Netネット・サービス名を使用してデータベースへの接続を確立します(例3-10を参照)。 |
この例では、データベース接続を指定せずにRecovery Managerを起動します。CONNECTコマンドでは、Oracle Netサービス名prod
を使用して、デフォルトのNOCATALOG
モードでターゲット・データベースに接続します。プロンプトに対してSYS
パスワードを入力します。
% rman
RMAN> CONNECT TARGET SYS@prod
target database Password: password
connected to target database: PROD (DBID=39525561)
例3-11 オペレーティング・システムのコマンドラインでのターゲット・データベースへの接続
この例では、パスワードを指定せずに、オペレーティング・システムのコマンドラインでユーザーSYS
としてターゲット・データベースに接続します。Recovery Managerによって、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
% rman TARGET SYS
Recovery Manager: Release 11.1.0.6.0 - Production on Wed Jul 11 17:51:30 2007
Copyright (c) 1982, 2007, Oracle. All rights reserved.
target database Password: password
例3-12 オペレーティング・システム認証を使用したターゲット・データベースへの接続
この例では、Recovery Managerを起動してから、オペレーティング・システム認証を使用してターゲット・データベースprod
に接続します。また、ネット・サービス名を使用して、リカバリ・カタログ・データベース catdb
にも接続します。
% rman
RMAN> CONNECT TARGET /
connected to target database: PROD (DBID=39525561)
RMAN> CONNECT CATALOG rman@catdb
recovery catalog database Password: password
connected to recovery catalog database
datafileSpec
副次句を使用すると、ファイル名または絶対ファイル番号でデータファイルを指定できます。
構文の要素 | 説明 |
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絶対パスまたは相対ファイル名のいずれかでデータファイルを指定します。相対ファイル名を指定した場合、ファイル名はターゲット・データベースによってポート固有の方法で修飾されます。Oracleホームを表すには 二重引用符と一重引用符はどちらも有効です(構文図では、一重引用符のみを使用しています)。 関連項目: 一重引用符と二重引用符の相違点、およびRecovery Managerでの引用符付き文字列における環境変数の動作については、「Recovery Manager構文内の引用符」を参照してください。 |
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データファイルを絶対ファイル番号で指定します(例3-13を参照)。ファイル番号は、 |
この例では、ファイル名を指定して、データファイル/disk1/oradata/prod/users01.dbf
をディスクにコピーします。
BACKUP AS COPY
DATAFILE '/disk1/oradata/prod/users01.dbf'
FORMAT '/disk2/users01.cpy';
例3-14 絶対ファイル番号によるデータファイルの指定
この例では、ファイル番号を指定して、データファイル1および2をディスクにコピーします。
BACKUP AS COPY
DATAFILE 1 FORMAT '/disk2/df1.cpy'
DATAFILE 2 FORMAT '/disk2/df1.cpy';
deviceSpecifier
副次句を使用すると、バックアップに使用するストレージのタイプを指定できます。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
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ディスク・ストレージ・デバイスを指定します(例3-16を参照)。 |
|
ストレージとして使用する順次I/Oデバイスまたはアクセス方法を指定します(例3-15を参照)。
注意: Recovery Managerは、値 |
この例では、メディア管理デバイスにメンテナンス・チャネルを割り当てます。
ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE sbt;
CROSSCHECK BACKUP;
RELEASE CHANNEL;
例3-16 データベースのディスクへのバックアップ
この例では、データベースをディスクにバックアップします。
BACKUP DEVICE TYPE DISK DATABASE;
fileNameConversionSpec
副次句を使用すると、古いファイル名を基にして新しいファイル名を生成する際に使用される1つ以上のパターンを指定できます。出力ファイル名の生成方法の1つとして、BACKUP、CONVERTおよびDUPLICATEとともに使用されます。
文字列パターンのルールと、このルールがファイルの命名方法に与える影響は、初期化パラメータDB_FILE_NAME_CONVERT
の場合と同じです。カッコ内には、偶数の文字列パターンを指定してください。
Recovery Managerは、古い名前に基づいて新しいファイル名を生成するときに、文字列パターンの各ペアの最初のメンバーと元のファイル名を比較します。元の名前のサブストリングであるパターンが最初に検出されると、マッチしたサブストリングがペアの2番目のメンバーで置換されて新しいファイル名が生成されます。
パターン・マッチは、ファイル名の1文字目からである必要はありません。次のコマンドでは、データファイル/disk1/dbs/users.dbf
のイメージ・コピーが/disk1/newdbs/users.dbf
として作成されます。
BACKUP AS COPY TABLESPACE users DB_FILE_NAME_CONVERT = ('dbs','newdbs');
指定された変換ファイル名に複数のマッチがある場合、Recovery Managerは、パターン・リスト内の最初のマッチを使用して、新しいファイル名を生成します。次のコマンドの場合、前述の例と同じ結果になります。パターン'dbs
'がファイル名にマッチし、2番目のパターン'/disk1
'と比較されないためです。
BACKUP AS COPY TABLESPACE users DB_FILE_NAME_CONVERT = ('dbs','newdbs','/disk1','/newdisk');
CONVERT TABLESPACE
、CONVERT DATABASE
およびBACKUP AS COPY
コマンドでは、操作対象のソース・ファイルがOracle Managed Filesの場合、fileNameConversionSpec
を使用してソース・ファイル名を新しい出力ファイル名に変換することはできません。自動ストレージ管理(ASM)または通常のファイル・システム・ストレージにあるOracle Managed Filesの場合、データベースで出力ファイルの名前が生成できることが必要です。たとえば、ASM以外のストレージのデータファイルのOMFファイル名は、次の形式です。
/private/boston/datafile/01_mf_system_ab12554_.dbf
ASMストレージのOMFファイル名は、次の形式です。
+DISK/boston/datafile/system.256.4543080
OMFファイル名の生成および管理はデータベースでのみ行えます。通常、異なるディスク・グループまたは異なるOMFの場所の名前をOMFファイル名に置き換えても、新しい場所に有効なファイル名は生成されません。異なるOMFの場所にあるストレージのOMFファイル名を変換するには、これらのコマンドでFORMAT
句などの代替方法を使用して新しい出力場所を指定し、データベースが特定の出力ファイル名を管理できるようにします。
この例では、表領域users
にはディレクトリ/disk1/oradata/prod/
にあるデータファイルが含まれており、表領域tools
には/disk1/oradata/prod/
にあるデータファイルが含まれています。変換対象の各データファイルに対して、disk1/oradata/prod
がファイル名のサブストリングである場合、その文字列をdisk2
に置換して、イメージ・コピー名が作成されます。
BACKUP AS COPY
DB_FILE_NAME_CONVERT = ('disk1/oradata/prod','disk2')
TABLESPACE users, tools;
例3-18 複数の変換ペアを持つDB_FILE_NAME_CONVERTの使用
この例では、例3-17で説明したデータファイルと同じデータファイルのイメージ・コピーを作成します。各ペアの最初の文字列で、ソース・データファイルの名前と比較するパターンを指定します。各ペアの2番目の文字列は、イメージ・コピーの名前を生成するときに使用する置換パターンです。
BACKUP AS COPY
DB_FILE_NAME_CONVERT=('/disk1/oradata/prod/users','/disk2/users',
'/disk1/oradata/prod/tools','/tmp/tools')
TABLESPACE tools, users;
このコマンドの次のサンプル出力は、Recovery Managerで、変換ペアを使用して出力イメージ・コピーに名前を付ける方法を示しています。
Starting backup at 08-MAR-07
using channel ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: starting datafile copy
input datafile file number=00027 name=/disk1/oradata/prod/tools01.dbf
output file name=/tmp/tools01.dbf tag=TAG20070308T143300 RECID=33 STAMP=616689181
channel ORA_DISK_1: datafile copy complete, elapsed time: 00:00:01
channel ORA_DISK_1: starting datafile copy
input datafile file number=00028 name=/disk1/oradata/prod/users01.dbf
output file name=/disk2/users01.dbf tag=TAG20070308T143300 RECID=34 STAMP=616689182
channel ORA_DISK_1: datafile copy complete, elapsed time: 00:00:01
Finished backup at 08-MAR-07
Starting Control File and SPFILE Autobackup at 08-MAR-07
piece handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616689184_2z13s1kx_.bkp comment=NONE
Finished Control File and SPFILE Autobackup at 08-MAR-07
forDbUniqueNameOption
副次句を使用すると、Data Guard環境ですべてのデータベースまたは特定のデータベースを指定できます。
プライマリ・データベースのDBIDは、これに関連付けられているフィジカル・スタンバイ・データベースのDBIDと同じです。リカバリ・カタログ内のデータベースは、DBIDおよびデータベースのDB_UNIQUE_NAME
初期化パラメータの値によって一意に識別されます。
任意のコマンドにforDbUniqueNameOption
を指定すると、Recovery Managerは操作の対象を、DB_UNIQUE_NAME
が指定されたデータベースにのみ関連付けられているオブジェクトに制限します。たとえば、LISTコマンドでこのオプションを使用すると、Recovery Managerでは、DB_UNIQUE_NAME
が指定されたデータベースにのみ関連付けられているオブジェクトのみがリストされます。いずれのデータベースにも関連付けられていないオブジェクト(リカバリ・カタログ・ビューのSITE_KEY
列がNULL
)はリストされないことに注意してください。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
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ターゲット・データベースのDBID(またはSET |
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|
この例では、リカバリ・カタログに接続し、Data Guard環境にDBIDを設定します。この環境のすべてのプライマリ・データベースおよびスタンバイ・データベースが、同じDBIDを共有します。LIST
コマンドは、データベースstandby1
に関連付けられたすべての期限切れバックアップをリストします。
RMAN> CONNECT CATALOG rman@catdb;
recovery catalog database Password: password
connected to recovery catalog database
RMAN> SET DBID 3257174182;
RMAN> LIST EXPIRED BACKUP FOR DB_UNIQUE_NAME standby1;
foreignlogRecordSpecifier副次句を使用すると、Recovery Managerの操作で使用される外部アーカイブREDOログ・セットを指定できます。
外部アーカイブREDOログは、LogMinerセッション中にロジカル・スタンバイ・データベースが受け取ります。通常のアーカイブ・ログとは異なり、外部アーカイブ・ログには別のDBIDが使用されています。このため、それらのログをロジカル・スタンバイ・データベースでバックアップまたはリストアすることはできません。
次の条件が満たされる場合、ロジカル・スタンバイ・データベースではフラッシュ・リカバリ領域に外部アーカイブ・ログが作成されます。
LOG_ARCHIVE_DEST_
n
初期化パラメータの1つが、外部アーカイブ・ログを受け取るために、適切なVALID_FOR
設定を使用して'LOCATION=USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST'
に設定されている。
COMPATIBLE
初期化パラメータが11.0.0以上に設定されている。
ログが外部アーカイブREDOログであることを除いて、セマンティクスはarchivelogRecordSpecifierと同じです。
この例では、すべての外部アーカイブREDOログがクロスチェックされます。
RMAN> CROSSCHECK FOREIGN ARCHIVELOG ALL;
formatSpec
副次句を使用して、バックアップ・ピースまたはイメージ・コピーに対するファイル名の形式または自動ストレージ管理ディスク・グループを指定します。FORMAT
パラメータに値を指定しない場合、Recovery Managerは、フラッシュ・リカバリ領域(使用可能な場合)にバックアップを作成するか、またはフラッシュ・リカバリ領域が使用不可の場合は、プラットフォーム固有のディレクトリ(たとえばUNIX上の?/dbs
など)にバックアップを作成します。いずれの場合も、Recovery Managerは変数%Uを使用してバックアップを指定します。
各バックアップ・ピースまたはバックアップ・コピーの名前が一意であり、かつプラットフォーム上の順次ファイル名として有効であればどのような名前でも指定できます。ディスクにバックアップする場合は、一意の有効なファイル名であれば、どのようなディスク・ファイル名も使用できます。
Oracle Managed Filesのファイル名は、バックアップ用の形式として指定できません。たとえば、+DISK1/datafile/system.732.609791431
がOMFファイル名の場合、そのファイル名をFORMAT
パラメータに指定することはできません。
format_string
全体がターゲット・インスタンスによりポート固有の方法で処理され、最終的なバックアップ・ピース名が導出されます。一意のファイル名を生成するために、「セマンティクス」に示す置換変数をFORMAT
文字列で使用できます。この情報の書式設定は、プラットフォームに応じて異なります。
指定できるFORMAT
文字列は4つ以内です。Recovery Managerで2番目、3番目および4番目の値が使用されるのは、BACKUP COPIES
、SET BACKUP
COPIES
、またはCONFIGURE ...
BACKUP
COPIES
が有効な場合のみです。各バックアップ・ピースに使用する形式を選択すると、Recovery Managerでは最初の形式値がコピー1、2番目の形式値がコピー2というように順番に使用されます。形式値の数がコピー数より多ければ、余分の形式は使用されません。形式値の数がコピー数より少なければ、Recovery Managerでは最初の形式値から順番に再利用されます。
次の位置のいずれかにformat_string
を指定します。優先順位は次のようになります。
CHANNEL
コマンド
前述の場所のうち、2箇所以上に指定した場合、Recovery Managerは前述の順序でFORMAT
パラメータを検索します。
次の表に、書式文字列が有効なRecovery Manager置換変数を示します。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
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データベースのアクティブIDを指定します。 |
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1セットの二重バックアップ・ピース内でバックアップ・ピースのコピー番号を指定します。バックアップを多重化していなければ、この変数はバックアップ・セットの場合は1、プロキシ・コピーの場合は0となります。これらのコマンドの1つが使用可能になっている場合、この変数はコピー番号を示します。 |
|
データベースの名前を指定します(例3-22を参照)。 |
|
グレゴリオ暦による月の現在の日付を |
|
アーカイブ・ログ順序番号を指定します。 |
|
絶対ファイル番号を指定します(例3-22を参照)。 |
|
DBID、日、月、年および順序を組み合せて固有で反復可能な生成名にします。この変数は、 |
|
アーカイブREDOログ・スレッド番号を指定します。 |
|
DBIDを指定します。 |
|
グレゴリオ暦による月を |
|
表領域名を指定します。この置換変数は、データファイルをイメージ・コピーとしてバックアップする場合のみ有効です。 |
|
データベース名を指定します。データベース名は合計8文字の桁数になるまで、右側に |
|
バックアップ・セット内のピース番号を指定します。この値は、バックアップ・セットごとに
注意: |
|
バックアップ・セット番号を指定します。この番号は制御ファイルにあるカウンタで、バックアップ・セットごとに加算されます。カウンタ値は |
|
バックアップ・セットのタイムスタンプを指定します。4バイトの内部的な基準日時以降の経過秒数を表す値です。バックアップ・セットの一意の名前を構成するには、 |
|
グレゴリオ暦による年、月および日を |
|
バックアップ・セット番号またはイメージ・コピー番号と、これらの作成時刻を短く表現する8文字の名前を指定します。 |
|
システムによって生成される一意のファイル名(デフォルト)を指定します。
アーカイブREDOログのイメージ・コピーの場合、
制御ファイルのイメージ・コピーの場合、
|
|
年を |
|
パーセント( |
この例では、データベースをASMディスク・グループDISK1
にコピーします。
BACKUP AS COPY DATABASE FORMAT '+DATAFILE';
例3-22 データファイルのコピーの形式指定
この例では、LATESTCOPY
タグの付いた2つのデータファイルを/disk2
ディレクトリにコピーします。
BACKUP AS COPY
COPY OF DATAFILE 27, 28
FROM TAG 'LATESTCOPY'
FORMAT '/disk2/Datafile%f_Database%d';
keepOption
副次句を使用すると、バックアップまたはコピーの状態を保存方針に基づいて指定できます。
Recovery Managerは、KEEP
オプションが指定されたバックアップ・ピースをバックアップの保存方針の計算から除外します。使用可能であれば、Recovery Managerは、これらのバックアップを障害時リカバリのリストア操作で使用します。この目的は、別のシステムにリストアできるデータベースのスナップショットを作成してテストまたは履歴の使用状況を確認することです。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
バックアップをアーカイブ・バックアップに指定します。これは、構成済の保存方針から除外される自己完結型のバックアップです。 アーカイブ・バックアップには、バックアップをリストアして一貫性のある状態にリカバリするために必要なすべてのファイルが含まれているため、自己完結型となっています。バックアップ中にオープンされているデータベースがある場合、Recovery Managerは、データベースのバックアップに一貫性を持たせるために必要なアーカイブREDOログの生成およびバックアップを自動的に行います(例2-26を参照)。
Recovery Managerは、
注意: フラッシュ・リカバリ領域に格納されているファイルの保存方針は、
注意: リカバリ・カタログは |
|
バックアップまたはコピーが不要とされないように指定します(例2-27を参照)。最終的にはバックアップ・レコードが制御ファイルより古くなるため、 |
|
バックアップまたはコピーの保存期限を指定します。バックアップの保存方針の設定に関係なく、この期限を過ぎるとバックアップは不要とされます。
現行の |
|
SCNに一致する通常のリストア・ポイントを作成します。これは、Recovery Managerがバックアップを一貫性のある状態までリカバリする必要があるSCNです(例2-26を参照)。リストア・ポイント名はまだ存在していないものである必要があります。
SCNは、データファイルのバックアップが完了した直後に取得されます。リストア・ポイントとは、このアーカイブ・バックアップのリストアおよびリカバリが可能なSCNを示すラベルのことで、これによりデータベースをオープンできるようになります。一方
注意: |
|
いずれの |
この例では、タグQ107
の付いたデータベース・バックアップを作成し、バックアップが不要とみなされないように指定します(サンプル出力はその一部を示しています)。データファイルに一貫性を持たせるために必要なアーカイブREDOログがバックアップ・セットに含まれます。
RMAN> BACKUP TAG Q107 DATABASE KEEP FOREVER;
Starting backup at 24-JAN-07
current log archived
allocated channel: ORA_SBT_TAPE_1
channel ORA_SBT_TAPE_1: SID=105 device type=SBT_TAPE
channel ORA_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
backup will never be obsolete
archived logs required to recover from this backup will be backed up
channel ORA_SBT_TAPE_1: starting full datafile backup set
channel ORA_SBT_TAPE_1: specifying datafile(s) in backup set
.
.
.
例3-24 バックアップのためのKEEP属性の削除
この例では、すべてのアーカイブREDOログをバックアップします。KEEP
句では、2008年1月1日の午前0時1秒に、バックアップが不要とみなされるように指定します。
RMAN> BACKUP KEEP UNTIL TIME '01-JAN-08' ARCHIVELOG ALL;
次のコマンドを実行すると、すべてのアーカイブREDOログのバックアップからKEEP
属性が削除されます(サンプル出力を示します)。
RMAN> CHANGE BACKUP OF ARCHIVELOG ALL NOKEEP;
using channel ORA_SBT_TAPE_1
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=77 device type=DISK
keep attributes for the backup are deleted
backup set key=330 RECID=19 STAMP=612722760
keep attributes for the backup are deleted
backup set key=397 RECID=22 STAMP=612722884
listObjList
副次句を使用すると、データベース・ファイルおよびアーカイブREDOログを指定できます。
(archivelogRecordSpecifier::=)
構文の要素 | 説明 |
---|---|
関連項目: 「archivelogRecordSpecifier」を参照してください。 |
|
|
現行の制御ファイルを指定します。 |
|
指定した表領域を |
関連項目: 「foreignlogRecordSpecifier」を参照してください。 |
|
|
現行のサーバー・パラメータ・ファイルを指定します。 |
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
現行のデータベースの全ファイルのバックアップ・セットまたはイメージ・コピーを指定します。 |
|
ファイル名またはファイル番号でデータファイルを指定します。この句では、データファイルの少なくとも1つが含まれているデータファイル・イメージ・コピーまたはバックアップ・セットを指定します。 関連項目: 「datafileSpec」を参照してください。 |
|
表領域名を指定します。この句では、指定した表領域からのデータファイルの少なくとも1つが含まれているデータファイル・イメージ・コピーまたはバックアップ・セットを指定します。 |
次のコマンドは、データベースにある全ファイルのイメージ・コピーを、ディクショナリ管理の一時表領域であるtemp
表領域をスキップしてリストします。
LIST COPY OF DATABASE
SKIP TABLESPACE temp;
例3-26 アーカイブREDOログのクロスチェック
次の例では、サーバー・パラメータ・ファイルと最近3か月間に作成したアーカイブREDOログのバックアップの状態について、メディア・マネージャに問い合せます。この例では、サンプル出力も示しています。
RMAN> ALLOCATE CHANNEL FOR MAINTENANCE DEVICE TYPE sbt;
allocated channel: ORA_MAINT_SBT_TAPE_1
channel ORA_MAINT_SBT_TAPE_1: SID=103 device type=SBT_TAPE
channel ORA_MAINT_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
RMAN> CROSSCHECK BACKUP OF SPFILE ARCHIVELOG FROM TIME 'SYSDATE-90';
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=8cic4031_1_1 RECID=195 STAMP=616693857
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=c-28014364-20070308-15 RECID=196 STAMP=616693875
Crosschecked 2 objects
RMAN> RELEASE CHANNEL;
released channel: ORA_MAINT_SBT_TAPE_1
例3-27 期限切れのバックアップの削除
次のコマンドでは、すべてのバックアップのクロスチェックを実行します。1つのバックアップが期限切れであることが検出されます。この例では、期限切れのすべてのバックアップを削除します(サンプル出力を示します)。
RMAN> CROSSCHECK BACKUP;
allocated channel: ORA_SBT_TAPE_1
channel ORA_SBT_TAPE_1: SID=104 device type=SBT_TAPE
channel ORA_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=103 device type=DISK
crosschecked backup piece: found to be 'EXPIRED'
backup piece handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616690991_2z15kl5h_.bkp
RECID=191 STAMP=616690994
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=8cic4031_1_1 RECID=195 STAMP=616693857
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=c-28014364-20070308-15 RECID=196 STAMP=616693875
Crosschecked 3 objects
RMAN> DELETE EXPIRED BACKUP;
using channel ORA_SBT_TAPE_1
using channel ORA_DISK_1
List of Backup Pieces
BP Key BS Key Pc# Cp# Status Device Type Piece Name
------- ------- --- --- ----------- ----------- ----------
7678 7677 1 1 EXPIRED DISK
/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616690991_2z15kl5h_.bkp
Do you really want to delete the above objects (enter YES or NO)? YES
deleted backup piece
backup piece handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616690991_2z15kl5h_.bkp
RECID=191 STAMP=616690994
Deleted 1 EXPIRED objects
maintQualifier
副次句を使用すると、データベース・ファイルおよびアーカイブREDOログを指定できます。
(completedTimeSpec::=、deviceSpecifier::=)
構文の要素 | 説明 |
---|---|
関連項目: 「completedTimeSpec」を参照してください。 |
|
|
指定したデバイス・タイプ専用の自動チャネルを割り当てます。このオプションが有効になるのは、構成済の自動チャネルがあり、チャネルを手動で割り当てていない場合のみです。たとえば、自動ディスクおよびテープ・チャネルを構成して 関連項目: 「deviceSpecifier」を参照してください。 |
|
ファイル名パターンを指定して、データファイルのコピーを限定します。パターンには、Oracleのパターン一致文字であるパーセント記号(
注意: |
|
コマンドの対象を、指定したメディアに
|
|
データファイルのコピーとバックアップ・セットをタグで指定します。タグ名には大/小文字区別がなく、すべて大文字で表示されます。 関連項目: 多重化バックアップ・セットの個々のコピーにタグを適用する方法と、タグのデフォルト・ファイル名形式については、「BACKUP」を参照してください。 |
次のコマンドは、ディレクトリ /disk2
に格納されているすべてのイメージ・コピーをリストします。
RMAN> LIST COPY LIKE '/disk2/%';
List of Datafile Copies
=======================
Key File S Completion Time Ckp SCN Ckp Time
------- ---- - --------------- ---------- ---------------
9855 1 A 08-MAR-07 1394701 08-MAR-07
Name: /disk2/data_D-PROD_I-28014364_TS-SYSTEM_FNO-1_8eic410j
Tag: TAG20070308T160643
9856 2 A 08-MAR-07 1394735 08-MAR-07
Name: /disk2/data_D-PROD_I-28014364_TS-SYSAUX_FNO-2_8fic412a
Tag: TAG20070308T160643
例3-29 バックアップ済のアーカイブ・ログの削除
次のコマンドは、テープに2回以上正常にバックアップされたアーカイブ・ログのみを削除します。この例では、Seq 36のアーカイブ・ログのみがこれらの条件を満たしています。
RMAN> DELETE ARCHIVELOG ALL BACKED UP 2 TIMES TO DEVICE TYPE sbt;
released channel: ORA_SBT_TAPE_1
allocated channel: ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: SID=104 device type=DISK
RMAN-08138: WARNING: archived log not deleted - must create more backups
archived log file name=/disk1/oradata/prod/arch/archiver_1_37_616443024.arc thread=1 sequence=37
List of Archived Log Copies for database with db_unique_name PROD
=====================================================================
Key Thrd Seq S Low Time
------- ---- ------- - ---------
9940 1 36 A 08-MAR-07
Name: /disk1/oradata/prod/arch/archiver_1_36_616443024.arc
Do you really want to delete the above objects (enter YES or NO)? Y
deleted archived log
archived log file name=/disk1/oradata/prod/arch/archiver_1_36_616443024.arc RECID=129 STAMP=616695115
Deleted 1 objects
maintSpec
副次句を使用すると、CHANGE、CROSSCHECKおよびDELETEコマンドで処理されるバックアップ・ファイルを指定できます。
(listObjList::=、maintQualifier::=、archivelogRecordSpecifier::=、recordSpec::=、deviceSpecifier::=)
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
CHANGE |
|
操作するファイルのリストを 関連項目: 「listObjList」を参照してください。 |
関連項目: 「archivelogRecordSpecifier」を参照してください。 |
|
|
データファイルのコピー、制御ファイルのコピー、アーカイブREDOログを処理します。
CHANGE |
|
操作するオブジェクトのリストを 関連項目: 「listObjList」を参照してください。 |
関連項目: 「foreignlogRecordSpecifier」を参照してください。 |
|
関連項目: 「maintQualifier」を参照してください。 |
|
関連項目: 「recordSpec」を参照してください。 |
|
|
指定したデバイス・タイプ専用の自動チャネルを割り当てます。このオプションが有効になるのは、構成済の自動チャネルがあり、チャネルを手動で割り当てていない場合のみです。たとえば、自動ディスクおよびテープ・チャネルを構成して 関連項目: 「deviceSpecifier」を参照してください。 |
次のコマンドは、アーカイブREDOログのバックアップをクロスチェックします。
RMAN> CROSSCHECK BACKUP OF ARCHIVELOG ALL;
allocated channel: ORA_SBT_TAPE_1
channel ORA_SBT_TAPE_1: SID=103 device type=SBT_TAPE
channel ORA_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
using channel ORA_DISK_1
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=8cic4031_1_1 RECID=195 STAMP=616693857
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=8oic41ad_1_1 RECID=198 STAMP=616695118
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=8qic41c3_1_1 RECID=200 STAMP=616695171
Crosschecked 3 objects
obsOperandList
副次句を使用して、バックアップを不要とマークするための条件を指定します。
単一のREPORT OBSOLETE
コマンドまたはDELETE OBSOLETE
コマンドで、RECOVERY WINDOW
とREDUNDANCY
の両方を使用することはできません。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
関連項目: リカバリ期間の説明は、「CONFIGURE」を参照してください。 |
|
バックアップ・セットまたはイメージ・コピーを不要とみなすために必要な最小レベルの冗長性を指定します。
データファイルのコピーが不要と見なされるのは、このファイルの最近のバックアップ・セットまたはイメージ・コピーが |
このコマンドは、データベースを過去30日以内のSCNまでリカバリするためには不要なバックアップとコピーをすべて削除します。
DELETE OBSOLETE RECOVERY WINDOW OF 30 DAYS;
recordSpec
副次句を使用すると、CHANGE、CROSSCHECK、DELETEおよびLISTコマンドの対象となるバックアップまたはコピーを指定できます。
ほとんどのrecordSpec
オプションでは、主キーを指定できます。LIST
コマンドの出力を使用して、主キーを取得します。
この例では、主キーで指定したバックアップ・セットをクロスチェックします。
RMAN> LIST BACKUP SUMMARY;
List of Backups
===============
Key TY LV S Device Type Completion Time #Pieces #Copies Compressed Tag
------- -- -- - ----------- --------------- ------- ------- ---------- ---
8504 B A A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T155057
8558 B F A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T155114
9872 B F A DISK 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T160830
9954 B A A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T161157
9972 B F A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T161224
10021 B A A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T161251
10042 B F A SBT_TAPE 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T161308
10185 B F A DISK 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T170532
10210 B F A DISK 08-MAR-07 1 1 NO TAG20070308T170535
RMAN> CROSSCHECK BACKUPSET 9872, 10185, 10210;
allocated channel: ORA_SBT_TAPE_1
channel ORA_SBT_TAPE_1: SID=103 device type=SBT_TAPE
channel ORA_SBT_TAPE_1: Oracle Secure Backup
using channel ORA_DISK_1
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616694910_2z19d0wg_.bkp RECID=197 STAMP=616694912
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=/disk2/PROD/backupset/2007_03_08/o1_mf_nnsnf_TAG20070308T170532_2z1dpwz6_.bkp RECID=202 STAMP=616698332
crosschecked backup piece: found to be 'AVAILABLE'
backup piece handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616698335_2z1dq0d0_.bkp RECID=203 STAMP=616698336
Crosschecked 3 objects
例3-33 データファイルのコピーの削除
この例では、指定したデータファイルのコピーを削除します。
RMAN> DELETE NOPROMPT DATAFILECOPY '/disk1/oradata/prod/users01.dbf';
tempfileSpec
副次句を使用すると、ファイル名または絶対ファイル番号で一時ファイルを指定できます。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
絶対パスまたは相対ファイル名のいずれかでデータファイルを指定します。相対ファイル名を指定した場合、ファイル名はターゲット・データベースによってプラットフォーム固有の方法で修飾されます。
絶対パス名またはOracleホームに対する相対パス名を指定できます。二重引用符と一重引用符はどちらも有効です(構文図では、一重引用符のみを使用しています)。Oracleホームを表すには疑問符( |
|
絶対ファイル番号でデータファイルを指定します。ファイル番号は、 |
この例では、ファイル名を指定して、一時ファイル/disk1/oradata/prod/temp01.dbf
の名前を/disk2/temp01.dbf
に変更します。
SHUTDOWN IMMEDIATE
STARTUP MOUNT
RUN
{
SWITCH TEMPFILE '/disk1/oradata/prod/temp01.dbf'
TO '/disk2/temp01.dbf';
}
ALTER DATABASE OPEN;
この例を実行する場合は、データベースをマウントする必要があります。
untilClause
副次句を使用すると、各種のRecovery Manager操作に対して時刻、SCN、リストア・ポイントまたはログ順序番号による上限を指定できます。
構文の要素 | 説明 |
---|---|
|
SCNを上限として指定します。指定したSCNは含まれません。
Recovery Managerは、指定したSCNの前までのリストアまたはリカバリに使用できるファイルのみを選択します(例3-35を参照)。たとえば、RESTORE |
|
REDOログ順序番号とスレッドを上限として指定します。指定した値は含まれません。
Recovery Managerは、指定した順序番号の前までのリストアまたはリカバリに使用できるファイルのみを選択します。たとえば、REPORT |
|
REDOスレッドの番号を指定します。 |
|
時刻を上限として指定します。指定した時刻は含まれません(例3-36を参照)。
Recovery Managerは、指定した時刻の直前までのリストアまたはリカバリに使用できるファイルのみを選択します。たとえば、LIST Recovery Managerコマンドで日付を指定する場合は、次のいずれかの日付文字列を使用する必要があります。
Recovery Managerにおける日付設定の代表例を次に示します。 BACKUP ARCHIVELOG FROM TIME 'SYSDATE-31' UNTIL TIME 'SYSDATE-14'; 注意: 時間ベース・リカバリの粒度は、REDOログのタイムスタンプによって異なります。たとえば、次のコマンドを指定するとします。 RECOVER DATABASE UNTIL TIME '2007-07-26 17:45:00';
|
この例では、マウントされたデータベースを想定して、指定したSCNの前までデータベースをリカバリします。
STARTUP FORCE MOUNT
RUN
{
SET UNTIL SCN 1418901; # set to 1418901 to recover database through SCN 1418900
RESTORE DATABASE;
RECOVER DATABASE;
}
ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS;
例3-36 不要なバックアップのレポート
この例は、過去1週間以内のいずれかの時点までリカバリできることを前提条件としています。1週間前の時点までデータベースをリカバリするために使用できるバックアップは、すべて不要とみなされます。
REPORT OBSOLETE UNTIL TIME 'SYSDATE-7';
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