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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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AW_CREATEプロシージャ

AW CREATEプロシージャは、空のアナリティック・ワークスペースを新規作成し、セッションにおける現行のワークスペースにします。

現行のワークスペースは、アタッチされたワークスペースのリストの最初に表示されます。


注意:

OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。

構文

AW_CREATE (
           awname        IN VARCHAR2 ,
           tablespace    IN VARCHAR2 DEFAULT NULL ,
           partnum       IN NUMBER DEFAULT 8 );
AW_CREATE (
           schema        IN VARCHAR2 ,
           awname        IN VARCHAR2 ,
           tablespace    IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表B-13 AW_CREATEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

schema

awnameを所有するスキーマ。

awname

新しいアナリティック・ワークスペースの名前。この名前は、Oracle Databaseの表に関するネーミング要件に準拠する必要がある。このプロシージャは、アナリティック・ワークスペースを格納するAW$awnameという表を作成する。

tablespace

アナリティック・ワークスペースが作成される表領域。このパラメータを省略した場合、アナリティック・ワークスペースはデフォルトの表領域に作成される。

partnum

AW$awname表に作成されるパーティションの数。


次のコマンドにより、GLOBAL_FINANCEという空のアナリティック・ワークスペースを新規作成します。新しいアナリティック・ワークスペースは、ユーザーのデフォルトの表領域で8つのパーティションを持つAW$GLOBAL_FINANCEという表に格納されます。

EXECUTE dbms_aw.aw_create('global_finance');

次のコマンドにより、GLOBALスキーマにDEMOというアナリティック・ワークスペースが作成されます。AW$DEMOは、2つのパーティションを持ち、GLOBAL表領域に格納されます。

EXECUTE dbms_aw.aw_create('global.demo', 'global', 2);