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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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AW_COPYプロシージャ

AW_COPYプロシージャは、あるアナリティック・ワークスペースのオブジェクト定義およびデータを新しいアナリティック・ワークスペースにコピーします。

AW_COPYにより、元のワークスペースがデタッチされ、新しいワークスペースが最初に読取り/書込みアクセス権でアタッチされます。


注意:

OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。

構文

AW_COPY (
          oldname         IN VARCHAR2,
          newname         IN VARCHAR2,
          tablespace      IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
          partnum         IN NUMBER DEFAULT 8);

パラメータ

表B-12 AW_COPYプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

oldname

オブジェクト定義を含む既存のアナリティック・ワークスペースの名前。ワークスペースは空にはできない。

newname

oldnameのコピーである新しいアナリティック・ワークスペースの名前。

tablespace

newnameが格納される表領域の名前。このパラメータを省略した場合、ユーザーのデフォルトの表領域でアナリティック・ワークスペースが作成される。

partnum

AW$newname表に作成されるパーティションの数。


次のコマンドにより、GLOBAL_TRACKINGという新しいアナリティック・ワークスペースが作成され、GLOBALの内容がコピーされます。ワークスペースは、AW$GLOBAL_TRACKINGという表に格納されます。この表は3つのパーティションを持ち、ユーザーのデフォルトの表領域に格納されます。

EXECUTE dbms_aw.aw_attach('global');
EXECUTE dbms_aw.aw_copy('global', 'global_tracking', NULL, 3);