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Oracle OLAP DMLリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05732-02
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CONVERTプロシージャ

CONVERTプロシージャは、アナリティック・ワークスペースを、互換性モードでサポートされる最新リリースのフォーマットに変換します。


注意:

OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。

構文

CONVERT (
          original_aw      IN VARCHAR2);
CONVERT (
          original_aw      IN VARCHAR2,
          converted_aw     IN VARCHAR2,
          tablespace       IN NUMBER DEFAULT);

パラメータ

表B-19 CONVERTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

original_aw

変換対象とするアナリティック・ワークスペース。

converted_aw

変換されたアナリティック・ワークスペース。

tablespace

変換したワークスペースが格納される表領域の名前。このパラメータを省略した場合、ユーザーのデフォルトの表領域でアナリティック・ワークスペースが作成される。


この例では、アナリティック・ワークスペースを変換のソースとターゲットの両方に使用し、1ステップで変換を実行しています。

EXECUTE dbms_aw.convert('global');

次の例では、複数のステップで変換を実行しています。ワークスペース内の完全修飾されたオブジェクト名にはワークスペース名が含まれるため、変換したワークスペースの名前は、元のワークスペースと同一である必要があります。

EXECUTE dbms_aw.rename('global', 'global_temp');
EXECUTE dbms_aw.convert('global_temp', 'global');
EXECUTE dbms_aw.delete('global_temp');