CONVERTプロシージャは、アナリティック・ワークスペースを、互換性モードでサポートされる最新リリースのフォーマットに変換します。
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注意: OLAPワークシート内からはこのプロシージャを実行できません。SQL*PlusなどのSQLツール内で実行してください。 |
構文
CONVERT (
original_aw IN VARCHAR2);
CONVERT (
original_aw IN VARCHAR2,
converted_aw IN VARCHAR2,
tablespace IN NUMBER DEFAULT);
パラメータ
表B-19 CONVERTプロシージャのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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変換対象とするアナリティック・ワークスペース。 |
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変換されたアナリティック・ワークスペース。 |
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変換したワークスペースが格納される表領域の名前。このパラメータを省略した場合、ユーザーのデフォルトの表領域でアナリティック・ワークスペースが作成される。 |
例
この例では、アナリティック・ワークスペースを変換のソースとターゲットの両方に使用し、1ステップで変換を実行しています。
EXECUTE dbms_aw.convert('global');
次の例では、複数のステップで変換を実行しています。ワークスペース内の完全修飾されたオブジェクト名にはワークスペース名が含まれるため、変換したワークスペースの名前は、元のワークスペースと同一である必要があります。
EXECUTE dbms_aw.rename('global', 'global_temp');
EXECUTE dbms_aw.convert('global_temp', 'global');
EXECUTE dbms_aw.delete('global_temp');