Warehouse Builderは、SAP、Siebel、PeoplesoftおよびOracle E-Business Suiteなどのアプリケーションと統合して使用できます。この章では、これらのアプリケーションからメタデータをインポートする方法を説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードを使用してE-Business Suiteデータベースに格納したメタデータをインポートできます。
前提作業
E-Business Suiteデータベースのデータベース管理者に連絡し、APPSスキーマへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを要求します。DBAがOracle Warehouse Builderインストレーションおよび管理ガイドの説明に従い、スクリプトowbebs.sql
を実行してすでにユーザーを作成している可能性があります。未作成の場合は、データの抽出元となる表、ビュー、順序およびキーのリストをDBAに提供する必要があります。
DBAのプリファレンスによって、1人のユーザーがメタデータとデータの両方を抽出する場合と、2人の異なるユーザーがメタデータとデータに別々にアクセスする場合があります。
E-Business Suiteソース・モジュールの作成後に、インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、E-Business Suiteオブジェクトからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードでは、インポートするE-Business Suiteオブジェクトをフィルタして確認できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポート可能です。
E-Business Suiteメタデータをインポートする手順は、次のとおりです。
プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。
E-Business Suiteモジュールを作成していない場合は、これを作成してメタデータをインポートします。
E-Business Suiteモジュールを作成するには、「アプリケーション」ノードの下の「ORACLE_EBUSINESS_SUITE」を右クリックして、「新規」を選択します。モジュールの作成ウィザードが表示されます。このウィザードに表示されるプロンプトに従います。このページの詳細は、ウィザードのページの「ヘルプ」をクリックします。
E-Business Suiteモジュールに関連付けられたロケーションには、E-Business Suiteソースとの接続に必要な情報が含まれていることを確認してください。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。このページへの入力の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
メタデータのインポート先となるE-Business Suiteソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。
Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。
「次へ」をクリックします。
次のタスクを実行します。
インポート・メタデータ・ウィザードにはフィルタ情報ページがあり、その中で目的のメタデータを選択できます。Warehouse Builderには、2つのフィルタ方法が用意されています。
このフィルタを使用すると、E-Business Suiteのビジネス・ドメインを参照してインポート対象のメタデータを検索できます。ビジネス・ドメイン内のオブジェクトとE-Business Suiteアプリケーション内のオブジェクト名のリストを表示できます。詳細は、「ビジネス・ドメインによるE-Business Suiteメタデータのフィルタ」を参照してください。
このフィルタを使用すると、フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。E-Business Suiteアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるE-Business Suiteメタデータのフィルタ」を参照してください。
フィルタ方法を選択し、「次へ」をクリックしてメタデータのインポートに進みます。
「ビジネス・ドメイン」を選択し、「参照」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを開きます。
ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに、使用可能なE-Business Suiteビジネス・ドメインのリストが表示されます。
注意: E-Business Suiteアプリケーション・サーバーがあるネットワーク・ロケーション、使用されているLANのタイプ、E-Business Suiteアプリケーション・データベースのサイズによっては、ビジネス・ドメインが表示されるまでに2分から10分かかることがあります。 |
ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを使用して、インポート対象のメタデータ・オブジェクトを含むE-Business Suiteビジネス・ドメインを選択します。
ビジネス・ドメインを選択して「エンティティの表示」をクリックします。
「フォルダ」ダイアログ・ボックスに、選択したビジネス・ドメインで使用可能なオブジェクトのリストが表示されます。
このダイアログ・ボックスで、必要なオブジェクトを選択していることを確認し、「OK」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに戻ります。
ビジネス・ドメインの中には、1000個を超えるオブジェクトを持つものもあります。ネットワーク接続の速度やソース・システムおよびターゲット・システムの処理能力によっては、このような大量のメタデータのインポートには、数時間またはそれ以上かかる場合があります。
「OK」をクリックします。
ウィザードのフィルタ情報ページが表示され、選択したE-Business Suiteビジネス・ドメインが「ビジネス・ドメイン」フィールドに表示されます。
「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。
インポートするオブジェクトを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。
特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%)、または1文字に一致するワイルドカード(_)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。
たとえば、ビジネス・ドメインで名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%
と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを含むように検索を絞り込む場合は、%CURRENCY_
と入力します。
オブジェクト選択ページにはオブジェクトの説明が表示され、E-Business Suiteモジュールにインポートするオブジェクトを選択できます。オブジェクトを選択する手順は、次のとおりです。
オブジェクトを「使用可能」リストから「選択済」リストに移動します。
インポート・ウィザードでは、インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかも選択できます。次のいずれかを選択します。
なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。
1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。
すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。
選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。
注意: 「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。 |
「次へ」をクリックします。
「1レベル」または「すべてのレベル」を選択すると、「選択のインポートの確認」ダイアログ・ボックスが表示されます。
このダイアログ・ボックスで、必要な表を選択していることを確認します。
「OK」をクリックします。
選択したオブジェクトが、メタデータ・インポート・ウィザード: オブジェクトの選択ページの右側のリストに表示されます。
「次へ」をクリックします。
メタデータ・インポート・ウィザード: サマリーおよびインポート・ページが表示されます。
ウィザードでは、選択したオブジェクトの定義がE-Business Suiteアプリケーション・サーバーからインポートされ、E-Business Suiteソース・モジュールに格納されてから、サマリーとインポート・ページが表示されます。
「説明」フィールドを選択して新しい説明を入力することで、各オブジェクトの説明を編集できます。
サマリーとインポート・ページの情報を確認して「終了」をクリックします。
E-Business Suiteインテグレータにより、E-Business Suiteアプリケーション・サーバーから表定義が読み取られ、ワークスペースにメタデータ・オブジェクトが作成されます。
ワークスペースへのE-Business Suiteメタデータのインポートにかかる時間は、表のサイズと数、およびE-Business Suiteアプリケーション・サーバーとワークスペース間の接続状況に応じて異なります。特に、異なるローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上にあるサーバーに接続中の場合、500を超えるオブジェクトのインポートには、1時間から3時間またはそれ以上かかることがあります。
インポートが完了すると、「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックしてインポートを終了します。
PeopleSoftアプリケーションには、ERPソリューションが用意されています。PeopleSoftアプリケーションは、人事管理システム(HRMS)、財務および資材管理など、企業の特定の分野に関する多数のモジュールで構成されています。インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、PeopleSoftアプリケーションからWarehouse Builderにメタデータをインポートできます。
PeopleSoftソース・モジュールの作成後に、インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、PeopleSoftオブジェクトからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードでは、インポートするPeopleSoftオブジェクトをフィルタして確認できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポート可能です。
PeopleSoftメタデータをインポートする手順は、次のとおりです。
プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。
Peoplesoftモジュールを作成していない場合は、これを作成してメタデータをインポートします。
「PEOPLESOFT8_9」を右クリックして、「新規」を選択します。モジュールの作成ウィザードが表示されます。このページの詳細は、ウィザード・ページで「ヘルプ」をクリックしてください。
PeopleSoftモジュールに関連付けられたロケーションには、PeopleSoftソースとの接続に必要な情報が含まれているかを確認してください。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。このページへの入力の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。
メタデータのインポート先となるPeopleSoftソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。
Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。
「次へ」をクリックします。
次のタスクを実行します。
インポート・メタデータ・ウィザードにはフィルタ情報ページがあり、その中で目的のメタデータを選択できます。Warehouse Builderには、2つのフィルタ方法が用意されています。
このフィルタを使用すると、PeopleSoftビジネス・ドメインを参照してインポート対象のメタデータを検索できます。ビジネス・ドメインに含まれたオブジェクトのリストを表示できます。詳細は、「ビジネス・ドメインによるPeopleSoftメタデータのフィルタ」を参照してください。
このフィルタを使用すると、フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。PeopleSoftアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるPeopleSoftメタデータのフィルタ」を参照してください。
フィルタ方法を選択し、「次へ」をクリックしてメタデータのインポートに進みます。
「ビジネス・ドメイン」を選択し、「参照」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを開きます。
「インポート・メタデータ・ウィザード」では、ビジネス・ドメインの検索中に「ロードの進行状況」ダイアログ・ボックスが表示されます。
ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに、使用可能なPeopleSoftビジネス・ドメインのリストが表示されます。
注意: PeopleSoftアプリケーション・サーバーがあるネットワーク・ロケーション、使用されているLANのタイプ、PeopleSoftアプリケーション・データベースのサイズによっては、ビジネス・ドメインが表示されるまでに2分から10分くらいかかることがあります。 |
ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを使用して、インポート対象のメタデータ・オブジェクトを含むPeopleSoftビジネス・ドメインを選択します。
フォルダを選択して「エンティティの表示」をクリックします。
インポート・ウィザードにより、選択したビジネス・ドメイン内のオブジェクトのリストが「フォルダ」ダイアログ・ボックスに表示されます。
このダイアログ・ボックスで、必要なオブジェクトを選択していることを確認します。
ビジネス・ドメインの中には、1000個を超えるオブジェクトを持つものもあります。ネットワーク接続の速度やソース・システムおよびターゲット・システムの処理能力によっては、このような大量のメタデータのインポートには、数時間またはそれ以上かかる場合があります。
「OK」をクリックします。
ウィザードのフィルタ情報ページが表示され、選択したPeopleSoftビジネス・ドメインが「ビジネス・ドメイン」フィールドに表示されます。
「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。
「オブジェクト・タイプ」セクションで、インポートするオブジェクトのタイプを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。
特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%)、または1文字に一致するワイルドカード(_)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。
たとえば、ビジネス・ドメインで名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%
と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを含むように検索を絞り込む場合は、%CURRENCY_
と入力します。
オブジェクト選択ページにはオブジェクトの説明が表示され、PeopleSoftモジュールにインポートするオブジェクトを選択できます。オブジェクトを選択する手順は、次のとおりです。
オブジェクトを「使用可能」リストから「選択済」リストに移動します。
インポート・ウィザードでは、インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかも選択できます。次のいずれかを選択します。
なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。
1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。
すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。
選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。
注意: 「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。 |
「次へ」をクリックします。
「1レベル」または「すべてのレベル」を選択すると、「選択のインポートの確認」ダイアログ・ボックスが表示されます。
このダイアログ・ボックスを参照して、選択している表の数が正しいことを確認してください。
「OK」をクリックします。
選択したオブジェクトが、メタデータ・インポート・ウィザード: オブジェクトの選択ページの「選択済」ペインに表示されます。
「次へ」をクリックします。
メタデータ・インポート・ウィザード: サマリーおよびインポート・ページが表示されます。
ウィザードでは、選択した表の定義がPeopleSoftアプリケーション・サーバーからインポートされ、PeopleSoftソース・モジュールに格納されてから、サマリーとインポート・ページが表示されます。
「説明」フィールドを選択して新しい説明を入力することで、各オブジェクトの説明を編集できます。
サマリーとインポート・ページの情報を確認して「終了」をクリックします。
PeopleSoftコネクタによって、表定義がPeopleSoftアプリケーション・サーバーから読み取られ、メタデータ・オブジェクトがワークスペースに作成されます。
ワークスペースへのPeopleSoftメタデータのインポートにかかる時間は、表のサイズと数、およびPeopleSoftアプリケーション・サーバーとワークスペース間の接続状況に応じて異なります。500を超えるオブジェクトのインポートには、数時間またはそれ以上かかることがあります。特に、異なるローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上にあるサーバーに接続する場合は長時間かかります。
インポートが完了すると、「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックしてメタデータのインポートを終了します。
Siebelアプリケーションには、顧客関係管理(CRM)ソリューションが用意されています。Warehouse Builderには、Siebelシステムからメタデータとデータの両方を抽出できるSiebelシステムのコネクタが用意されています。
Siebelコネクタを使用すると、Siebelアプリケーションへの接続、メタデータの読込み、メタデータのWarehouse Builderへのインポートおよびシステムからのデータの抽出が可能です。
Siebelからメタデータ定義をインポートする前に、Siebelモジュールを作成する必要があります。インポート・メタデータ・ウィザードを使用してSiebelからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードを使用して、インポートするSiebelオブジェクトをフィルタリングして、これらのオブジェクトを検証できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポートできます。
Siebelからメタデータ定義をインポートする手順は、次のとおりです。
「Siebelソース・モジュールの作成」の説明に従って、Siebelソース・モジュールを作成します。
「Siebelメタデータ定義のインポート」の説明に従って、Siebelからメタデータをインポートします。
プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。
「Siebel」を右クリックして「新規」を選択します。
モジュールの作成ウィザードが表示されます。
「次へ」をクリックして、名前と説明ページを表示します。
Siebelソース・モジュールの名前および説明(オプション)を指定して、「次へ」をクリックします。
接続情報ページが表示されます。
Siebelソース・モジュールの接続情報を指定して、「次へ」をクリックします。
Siebelモジュールに関連付けられているロケーションにある情報が、Siebelソースに接続している必要があります。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。
このページに入力した詳細の情報は、「ヘルプ」をクリックしてください。
サマリー・ページで、前のウィザード・ページで入力したオプションを確認します。「戻る」をクリックして、選択した項目を変更します。「終了」をクリックしてSiebelソース・モジュールを作成します。
メタデータのインポート先となるSiebelソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。
Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。
「次へ」をクリックします。
フィルタ情報ページが表示されます。
インポートするオブジェクトを選択して「次へ」をクリックします。
Warehouse Builderでは、テキスト文字列照合を使用してオブジェクトを選択できます。フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。Siebelアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるSiebelメタデータのフィルタリング」を参照してください。
オブジェクト選択ページで、Siebelモジュールのインポートするオブジェクトを選択して「次へ」をクリックします。
インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかを選択できます。インポートする場合は、このページの次のオプションを使用します。
なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。
1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。
すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。
選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。
注意: 「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。 |
サマリー情報を確認して、「終了」をクリックし、インポートを完了します。選択した項目を変更するには、「戻る」をクリックします。
Siebelアプリケーションから表、ビュー、または順序にメタデータをインポートした後、これらのオブジェクトをマッピングに使用できます。
テキスト文字列によるSiebelメタデータのフィルタリング
「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。
「オブジェクト・タイプ」セクションで、インポートするオブジェクトを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。
特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%
)、または1文字に一致するワイルドカード(_
)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。
たとえば、名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%
と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを検索するように絞り込む場合は、%CURRENCY_
と入力します。