ヘッダーをスキップ
Oracle Warehouse Builderユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1)
E05734-03
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

6 アプリケーションとの統合

Warehouse Builderは、SAP、Siebel、PeoplesoftおよびOracle E-Business Suiteなどのアプリケーションと統合して使用できます。この章では、これらのアプリケーションからメタデータをインポートする方法を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

E-Business Suiteとの統合

Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードを使用してE-Business Suiteデータベースに格納したメタデータをインポートできます。

前提作業

E-Business Suiteデータベースのデータベース管理者に連絡し、APPSスキーマへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを要求します。DBAがOracle Warehouse Builderインストレーションおよび管理ガイドの説明に従い、スクリプトowbebs.sqlを実行してすでにユーザーを作成している可能性があります。未作成の場合は、データの抽出元となる表、ビュー、順序およびキーのリストをDBAに提供する必要があります。

DBAのプリファレンスによって、1人のユーザーがメタデータとデータの両方を抽出する場合と、2人の異なるユーザーがメタデータとデータに別々にアクセスする場合があります。

E-Business Suiteメタデータ定義のインポート

E-Business Suiteソース・モジュールの作成後に、インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、E-Business Suiteオブジェクトからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードでは、インポートするE-Business Suiteオブジェクトをフィルタして確認できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポート可能です。

E-Business Suiteメタデータをインポートする手順は、次のとおりです。

  1. プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。

  2. E-Business Suiteモジュールを作成していない場合は、これを作成してメタデータをインポートします。

    E-Business Suiteモジュールを作成するには、「アプリケーション」ノードの下の「ORACLE_EBUSINESS_SUITE」を右クリックして、「新規」を選択します。モジュールの作成ウィザードが表示されます。このウィザードに表示されるプロンプトに従います。このページの詳細は、ウィザードのページの「ヘルプ」をクリックします。

    E-Business Suiteモジュールに関連付けられたロケーションには、E-Business Suiteソースとの接続に必要な情報が含まれていることを確認してください。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。このページへの入力の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。

  3. メタデータのインポート先となるE-Business Suiteソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。

    Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。

  4. 「次へ」をクリックします。

  5. 次のタスクを実行します。

E-Business Suiteメタデータのフィルタ

インポート・メタデータ・ウィザードにはフィルタ情報ページがあり、その中で目的のメタデータを選択できます。Warehouse Builderには、2つのフィルタ方法が用意されています。

  • ビジネス・ドメイン

    このフィルタを使用すると、E-Business Suiteのビジネス・ドメインを参照してインポート対象のメタデータを検索できます。ビジネス・ドメイン内のオブジェクトとE-Business Suiteアプリケーション内のオブジェクト名のリストを表示できます。詳細は、「ビジネス・ドメインによるE-Business Suiteメタデータのフィルタ」を参照してください。

  • テキスト文字列照合

    このフィルタを使用すると、フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。E-Business Suiteアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるE-Business Suiteメタデータのフィルタ」を参照してください。

フィルタ方法を選択し、「次へ」をクリックしてメタデータのインポートに進みます。

ビジネス・ドメインによるE-Business Suiteメタデータのフィルタ
  1. 「ビジネス・ドメイン」を選択し、「参照」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを開きます。

  2. ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに、使用可能なE-Business Suiteビジネス・ドメインのリストが表示されます。


    注意:

    E-Business Suiteアプリケーション・サーバーがあるネットワーク・ロケーション、使用されているLANのタイプ、E-Business Suiteアプリケーション・データベースのサイズによっては、ビジネス・ドメインが表示されるまでに2分から10分かかることがあります。

    ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを使用して、インポート対象のメタデータ・オブジェクトを含むE-Business Suiteビジネス・ドメインを選択します。

  3. ビジネス・ドメインを選択して「エンティティの表示」をクリックします。

    「フォルダ」ダイアログ・ボックスに、選択したビジネス・ドメインで使用可能なオブジェクトのリストが表示されます。

  4. このダイアログ・ボックスで、必要なオブジェクトを選択していることを確認し、「OK」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに戻ります。

    ビジネス・ドメインの中には、1000個を超えるオブジェクトを持つものもあります。ネットワーク接続の速度やソース・システムおよびターゲット・システムの処理能力によっては、このような大量のメタデータのインポートには、数時間またはそれ以上かかる場合があります。

  5. 「OK」をクリックします。

    ウィザードのフィルタ情報ページが表示され、選択したE-Business Suiteビジネス・ドメインが「ビジネス・ドメイン」フィールドに表示されます。

テキスト文字列によるE-Business Suiteメタデータのフィルタ
  1. 「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。

  2. インポートするオブジェクトを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。

    特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%)、または1文字に一致するワイルドカード(_)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。

    たとえば、ビジネス・ドメインで名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを含むように検索を絞り込む場合は、%CURRENCY_と入力します。

オブジェクトの選択

オブジェクト選択ページにはオブジェクトの説明が表示され、E-Business Suiteモジュールにインポートするオブジェクトを選択できます。オブジェクトを選択する手順は、次のとおりです。

  1. オブジェクトを「使用可能」リストから「選択済」リストに移動します。

    インポート・ウィザードでは、インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかも選択できます。次のいずれかを選択します。

    なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。

    1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。

    すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。

    選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。


    注意:

    「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。

  2. 「次へ」をクリックします。

    「1レベル」または「すべてのレベル」を選択すると、「選択のインポートの確認」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    このダイアログ・ボックスで、必要な表を選択していることを確認します。

  3. 「OK」をクリックします。

    選択したオブジェクトが、メタデータ・インポート・ウィザード: オブジェクトの選択ページの右側のリストに表示されます。

  4. 「次へ」をクリックします。

    メタデータ・インポート・ウィザード: サマリーおよびインポート・ページが表示されます。

インポート・サマリーの確認

ウィザードでは、選択したオブジェクトの定義がE-Business Suiteアプリケーション・サーバーからインポートされ、E-Business Suiteソース・モジュールに格納されてから、サマリーとインポート・ページが表示されます。

「説明」フィールドを選択して新しい説明を入力することで、各オブジェクトの説明を編集できます。

サマリーとインポート・ページの情報を確認して「終了」をクリックします。

E-Business Suiteインテグレータにより、E-Business Suiteアプリケーション・サーバーから表定義が読み取られ、ワークスペースにメタデータ・オブジェクトが作成されます。

ワークスペースへのE-Business Suiteメタデータのインポートにかかる時間は、表のサイズと数、およびE-Business Suiteアプリケーション・サーバーとワークスペース間の接続状況に応じて異なります。特に、異なるローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上にあるサーバーに接続中の場合、500を超えるオブジェクトのインポートには、1時間から3時間またはそれ以上かかることがあります。

インポートが完了すると、「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックしてインポートを終了します。

PeopleSoftとの統合

PeopleSoftアプリケーションには、ERPソリューションが用意されています。PeopleSoftアプリケーションは、人事管理システム(HRMS)、財務および資材管理など、企業の特定の分野に関する多数のモジュールで構成されています。インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、PeopleSoftアプリケーションからWarehouse Builderにメタデータをインポートできます。

PeopleSoftメタデータ定義のインポート

PeopleSoftソース・モジュールの作成後に、インポート・メタデータ・ウィザードを使用して、PeopleSoftオブジェクトからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードでは、インポートするPeopleSoftオブジェクトをフィルタして確認できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポート可能です。

PeopleSoftメタデータをインポートする手順は、次のとおりです。

  1. プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。

  2. Peoplesoftモジュールを作成していない場合は、これを作成してメタデータをインポートします。

    「PEOPLESOFT8_9」を右クリックして、「新規」を選択します。モジュールの作成ウィザードが表示されます。このページの詳細は、ウィザード・ページで「ヘルプ」をクリックしてください。

    PeopleSoftモジュールに関連付けられたロケーションには、PeopleSoftソースとの接続に必要な情報が含まれているかを確認してください。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。このページへの入力の詳細は、「ヘルプ」をクリックしてください。

  3. メタデータのインポート先となるPeopleSoftソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。

    Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。

  4. 「次へ」をクリックします。

  5. 次のタスクを実行します。

PeopleSoftメタデータのフィルタ

インポート・メタデータ・ウィザードにはフィルタ情報ページがあり、その中で目的のメタデータを選択できます。Warehouse Builderには、2つのフィルタ方法が用意されています。

  • ビジネス・ドメイン

    このフィルタを使用すると、PeopleSoftビジネス・ドメインを参照してインポート対象のメタデータを検索できます。ビジネス・ドメインに含まれたオブジェクトのリストを表示できます。詳細は、「ビジネス・ドメインによるPeopleSoftメタデータのフィルタ」を参照してください。

  • テキスト文字列照合

    このフィルタを使用すると、フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。PeopleSoftアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるPeopleSoftメタデータのフィルタ」を参照してください。

フィルタ方法を選択し、「次へ」をクリックしてメタデータのインポートに進みます。

ビジネス・ドメインによるPeopleSoftメタデータのフィルタ
  1. 「ビジネス・ドメイン」を選択し、「参照」をクリックして、ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを開きます。

    「インポート・メタデータ・ウィザード」では、ビジネス・ドメインの検索中に「ロードの進行状況」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスに、使用可能なPeopleSoftビジネス・ドメインのリストが表示されます。


    注意:

    PeopleSoftアプリケーション・サーバーがあるネットワーク・ロケーション、使用されているLANのタイプ、PeopleSoftアプリケーション・データベースのサイズによっては、ビジネス・ドメインが表示されるまでに2分から10分くらいかかることがあります。

    ビジネス・コンポーネント階層のダイアログ・ボックスを使用して、インポート対象のメタデータ・オブジェクトを含むPeopleSoftビジネス・ドメインを選択します。

  3. フォルダを選択して「エンティティの表示」をクリックします。

    インポート・ウィザードにより、選択したビジネス・ドメイン内のオブジェクトのリストが「フォルダ」ダイアログ・ボックスに表示されます。

  4. このダイアログ・ボックスで、必要なオブジェクトを選択していることを確認します。

    ビジネス・ドメインの中には、1000個を超えるオブジェクトを持つものもあります。ネットワーク接続の速度やソース・システムおよびターゲット・システムの処理能力によっては、このような大量のメタデータのインポートには、数時間またはそれ以上かかる場合があります。

  5. 「OK」をクリックします。

    ウィザードのフィルタ情報ページが表示され、選択したPeopleSoftビジネス・ドメインが「ビジネス・ドメイン」フィールドに表示されます。

テキスト文字列によるPeopleSoftメタデータのフィルタ
  1. 「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。

  2. 「オブジェクト・タイプ」セクションで、インポートするオブジェクトのタイプを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。

    特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%)、または1文字に一致するワイルドカード(_)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。

    たとえば、ビジネス・ドメインで名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを含むように検索を絞り込む場合は、%CURRENCY_と入力します。

オブジェクトの選択

オブジェクト選択ページにはオブジェクトの説明が表示され、PeopleSoftモジュールにインポートするオブジェクトを選択できます。オブジェクトを選択する手順は、次のとおりです。

  1. オブジェクトを「使用可能」リストから「選択済」リストに移動します。

    インポート・ウィザードでは、インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかも選択できます。次のいずれかを選択します。

    なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。

    1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。

    すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。

    選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。


    注意:

    「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。

  2. 「次へ」をクリックします。

    「1レベル」または「すべてのレベル」を選択すると、「選択のインポートの確認」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    このダイアログ・ボックスを参照して、選択している表の数が正しいことを確認してください。

  3. 「OK」をクリックします。

    選択したオブジェクトが、メタデータ・インポート・ウィザード: オブジェクトの選択ページの「選択済」ペインに表示されます。

  4. 「次へ」をクリックします。

    メタデータ・インポート・ウィザード: サマリーおよびインポート・ページが表示されます。

インポート・サマリーの確認

ウィザードでは、選択した表の定義がPeopleSoftアプリケーション・サーバーからインポートされ、PeopleSoftソース・モジュールに格納されてから、サマリーとインポート・ページが表示されます。

「説明」フィールドを選択して新しい説明を入力することで、各オブジェクトの説明を編集できます。

サマリーとインポート・ページの情報を確認して「終了」をクリックします。

PeopleSoftコネクタによって、表定義がPeopleSoftアプリケーション・サーバーから読み取られ、メタデータ・オブジェクトがワークスペースに作成されます。

ワークスペースへのPeopleSoftメタデータのインポートにかかる時間は、表のサイズと数、およびPeopleSoftアプリケーション・サーバーとワークスペース間の接続状況に応じて異なります。500を超えるオブジェクトのインポートには、数時間またはそれ以上かかることがあります。特に、異なるローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上にあるサーバーに接続する場合は長時間かかります。

インポートが完了すると、「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックしてメタデータのインポートを終了します。

Siebelとの統合

Siebelアプリケーションには、顧客関係管理(CRM)ソリューションが用意されています。Warehouse Builderには、Siebelシステムからメタデータとデータの両方を抽出できるSiebelシステムのコネクタが用意されています。

Siebelコネクタを使用すると、Siebelアプリケーションへの接続、メタデータの読込み、メタデータのWarehouse Builderへのインポートおよびシステムからのデータの抽出が可能です。

Siebelメタデータ定義のインポート

Siebelからメタデータ定義をインポートする前に、Siebelモジュールを作成する必要があります。インポート・メタデータ・ウィザードを使用してSiebelからメタデータ定義をインポートできます。このウィザードを使用して、インポートするSiebelオブジェクトをフィルタリングして、これらのオブジェクトを検証できます。表、ビューおよび順序のメタデータをインポートできます。

Siebelからメタデータ定義をインポートする手順は、次のとおりです。

  1. 「Siebelソース・モジュールの作成」の説明に従って、Siebelソース・モジュールを作成します。

  2. 「Siebelメタデータ定義のインポート」の説明に従って、Siebelからメタデータをインポートします。

Siebelソース・モジュールの作成

  1. プロジェクト・エクスプローラで「アプリケーション」ノードを開きます。

  2. 「Siebel」を右クリックして「新規」を選択します。

    モジュールの作成ウィザードが表示されます。

  3. 「次へ」をクリックして、名前と説明ページを表示します。

  4. Siebelソース・モジュールの名前および説明(オプション)を指定して、「次へ」をクリックします。

    接続情報ページが表示されます。

  5. Siebelソース・モジュールの接続情報を指定して、「次へ」をクリックします。

    Siebelモジュールに関連付けられているロケーションにある情報が、Siebelソースに接続している必要があります。ロケーションを以前に作成した場合、接続情報ページで該当するロケーションを選択して、そのロケーションと作成したモジュールを関連付けます。または、モジュールの作成ウィザードの接続情報ページで「編集」をクリックして、新しいロケーションを作成します。

    このページに入力した詳細の情報は、「ヘルプ」をクリックしてください。

  6. サマリー・ページで、前のウィザード・ページで入力したオプションを確認します。「戻る」をクリックして、選択した項目を変更します。「終了」をクリックしてSiebelソース・モジュールを作成します。

Siebelメタデータのインポート

  1. メタデータのインポート先となるSiebelソース・モジュールを右クリックして、「インポート」を選択します。

    Warehouse Builderにより、インポート・メタデータ・ウィザードのようこそページが表示されます。

  2. 「次へ」をクリックします。

    フィルタ情報ページが表示されます。

  3. インポートするオブジェクトを選択して「次へ」をクリックします。

    Warehouse Builderでは、テキスト文字列照合を使用してオブジェクトを選択できます。フィルタ情報ページのフィールドにテキスト文字列情報を入力して表、ビューおよび順序を検索できます。Siebelアプリケーション・データベースの内容を十分に理解している場合は、この検索方法の方が限定的です。詳細は、「テキスト文字列によるSiebelメタデータのフィルタリング」を参照してください。

  4. オブジェクト選択ページで、Siebelモジュールのインポートするオブジェクトを選択して「次へ」をクリックします。

    インポートする各オブジェクトとともに、そのオブジェクトと外部キー関係がある表をインポートするかどうかを選択できます。インポートする場合は、このページの次のオプションを使用します。

    なし: 「選択済」リストのオブジェクトのみをインポートします。

    1レベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係で直接リンクされているすべての表をインポートします。

    すべてのレベル: 「選択済」リストのオブジェクト、および外部キー関係でリンクされているすべての表をインポートします。

    選択した外部キー・レベルは、インポート対象として選択したすべての表に適用されます。


    注意:

    「すべてのレベル」を選択すると、外部キー制約によって相互に関連付けられている表をインポートするようにウィザードに指示したことになるため、メタデータのインポートにかかる時間が長くなります。このオプションは、本当に必要な場合にのみ選択してください。

  5. サマリー情報を確認して、「終了」をクリックし、インポートを完了します。選択した項目を変更するには、「戻る」をクリックします。

Siebelアプリケーションから表、ビュー、または順序にメタデータをインポートした後、これらのオブジェクトをマッピングに使用できます。

テキスト文字列によるSiebelメタデータのフィルタリング

  1. 「テキスト文字列、オブジェクトは次のもの」を選択します。

  2. 「オブジェクト・タイプ」セクションで、インポートするオブジェクトを選択します。「表」、「ビュー」および「順序」を選択できます。

    特定のオブジェクトを選択する場合は、テキスト・フィールドにオブジェクト名を入力します。0(ゼロ)個以上の文字に一致するワイルドカード(%)、または1文字に一致するワイルドカード(_)を使用して、オブジェクト選択用のフィルタを作成します。

    たとえば、名前にCURRENCYという語を含む表を検索する場合は、%CURRENCY%と入力します。CURRENCYという名前の後に1文字が続く表のみを検索するように絞り込む場合は、%CURRENCY_と入力します。