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Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
11gリリース1(11.1)
E05739-03
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H Oracle Clusterwareのアラート・メッセージ

この付録では、Oracle Clusterwareのアラート・ログに出力されるOracle Clusterwareのメッセージについて説明します。


関連項目:

Windowsメッセージの詳細は、『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイドfor Microsoft Windows』を参照してください。

CRS-0600: [%s]エラー[%s]。詳細は%sを参照してください。
原因: なし
処置: なし
CRS-1001 バージョン%dを使用してOCRがフォーマットされました。
原因: OCR位置は正常にフォーマットされました。
処置: なし
CRS-1002 %sからOCRがリストアされました。
原因: OCRは、ユーザーのリクエストに従ってバックアップ・ファイルから正常にリストアされました。
処置: なし
CRS-1003 OCRフォーマットはバージョン%dにダウングレードされました。
原因: OCRは、ユーザーのリクエストに従って以前のブロック形式に正常にダウングレードされました。
処置: なし
CRS-1004 OCRは%sからインポートされました。
原因: OCRの内容は、ユーザーのリクエストに従ってファイルから正常にインポートされました。
処置: なし
CRS-1005 OCRのアップグレードが完了しました。バージョンは%dから%dに変更されました。詳細は%sを参照してください。
原因: OCRは、新しいブロック形式に正常にアップグレードされました。
処置: なし
CRS-1006 OCRロケーション%sにアクセスできません。詳細は%sを参照してください。
原因: OCRへのアクセス中にエラーが発生しました。
処置: ocrcheckコマンドを使用して、デバイスへのアクセス可能性とそのブロックの整合性を検証してください。問題のOCR位置に適切な権限が割り当てられていることを確認します。この動作が1つのノードに限定して発生しているか、クラスタ内のすべてのノードで発生しているかを判別します。-replaceオプションを指定してocrconfigコマンドを実行し、OCR位置を置換します。
CRS-1007 OCR/OCRミラー・ロケーションが%sによって置換されました。
原因: OCR位置は、ユーザーのリクエストに従って正常に置換されました。
処置: なし
CRS-1008 ノード%sがOCRリクエストに応答していません。詳細は%sを参照してください。
原因: ピア・ノードのOCRサーバーとの通信中にエラーが発生しました。このOCRは、指定された時間内にそのピアの障害に関する通知を受信していません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CRS-1009 OCRの構成が無効です。詳細は%sを参照してください。
原因: このノードのOCR構成が、クラスタ内の他のノードのOCR構成と一致していません。
処置: ocrcheckコマンドを使用して、Oracle Clusterwareが稼働しているクラスタの他のノードにおけるOCR構成を確認してください。-repairオプションを指定してocrconfigコマンドを実行し、このノードのOCR構成を修正します。
CRS-1010 OCRミラー・ロケーション%sが削除されました。
原因: OCR位置は、ユーザーのリクエストに従って正常に削除されました。
処置: なし
CRS-1011 OCRでは、OCRコンテンツに最新の更新が含まれるかどうかを判別できません。詳細は%sを参照してください。
原因: OCRを起動できませんでした。このノードに構成されたOCR位置には、必要な投票が存在しません。最新の更新が含まれていない可能性があります。
処置: クラスタ内の他のノードに同じOCR位置が構成されていることを確認してください。クラスタ内の他のノードの構成が一致しない場合は、ocrconfigコマンドを-repairオプション付きで実行し、このノードの構成を修正します。

すべてのノードの構成が一致している場合、ocrdumpコマンドを使用して既存のOCR位置に最新の更新が含まれていることを確認します。-overwriteオプションを指定してocrconfigコマンドを実行し、問題を修正します。これらの手順で問題を解決できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

CRS-1012 OCRサービスがノード%sで起動されました。
原因: OCRは正常に起動されました。
処置: なし
CRS-1013 %sのOCRがバージョン%dを使用して正常にフォーマットされました。旧CRS-1006メッセージが発生した場合は無視してください。
原因: OCR位置は正常にフォーマットされました。
処置: 旧CRS-1006メッセージが発生した場合は無視してください。
CRS-1201 CRSDがノード%sで起動されました。
原因: CRSDは、通常はCRSの起動を原因として起動しますが、ノードの再起動やCRSDの再起動が原因となることもあります。
処置: 不要です。crsctl check crsdコマンドを実行してCRSDの状態を確認してください。
CRS-1202 CRSDはノード%sで中断されました。エラー[%s]。詳細は%sを参照してください。
原因: 致命的な内部エラーです。CRSDのログ・ファイルを確認して原因を特定してください。
処置: CRSDが自動的に起動するかどうかを確認してください。
CRS-1203 CRSリソース%sのフェイルオーバーに失敗しました。詳細は%sを参照してください。
原因: 内部エラーのためにフェイルオーバーに失敗しました。CRSDのログ・ファイルの内容を確認して原因を特定してください。
処置: なし
CRS-1204 ノード%sのCRSリソースのリカバリ。
原因: CRSリソースのリカバリ中です。クラスタ・ノードが起動してオンラインになったことが原因の可能性があります。
処置: crs_statコマンドを使用してリソースのステータスを確認してください。
CRS-1205 CRSリソース%sの自動起動に失敗しました。詳細は%sを参照してください。
原因: このメッセージは、クラスタ・ノードの再起動中にリソースの自動起動が失敗したときに出力されます。
処置: crs_startコマンドを使用してリソースを起動してください。
CRS-1206 リソース%sが不明状態になりました。crs_stop -fコマンドを使用してリソースを強制終了してから%sを再起動してください。
原因: リソースに対する確認または停止アクションが失敗したために、リソースが不明状態になりました。
処置: crs_stop -fコマンドを使用してリソースを強制終了してから再起動してください。
CRS-1207 リソース%sの再起動は今後試行されません。crs_startコマンドを使用して手動でリソースを再起動してください。
原因: リソースに障害が発生しましたが、Oracle Clusterwareは再起動の最大試行回数に達しているため、リソースの再起動は試行されません。
処置: crs_startコマンドを使用して手動でリソースを再起動してください。
CRS-1401 EVMDがノード%sで起動されました。
原因: EVMDは、CRSの起動、ノードの再起動またはEVMDの再起動を原因として起動されました。
処置: 不要です。crsctl check evmdコマンドを実行してEVMDの状態を確認してください。
CRS-1402 EVMDはノード%sで中断されました。エラー[%s]。詳細は%sを参照してください。
原因: 内部エラーのためにEVMDは中断されました。EVMDのログ・ファイルを確認して原因を特定してください。
処置: EVMDが自動的に起動するかどうかを確認してください。
CRS-1601 CSSDの再構成が完了しました。アクティブ・ノードは%sです。
原因: ノードがクラスタに追加されたか、クラスタから削除されました。
処置: なし
CRS-1602 CSSDはノード%sで中断されました。エラー[%s]。詳細は%sを参照してください。
原因: CSSデーモンは、示されたリターン・コードとともに示されたノードで中断されました。
処置: すべてのノードにあるCSSデーモンのログと、CSSデーモンのコア・ファイルを収集し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CRS-1603 ノード%sのCSSDがユーザーによってシャットダウンされました。
原因: 示されたノードのCSSデーモンは、ユーザーによって停止されました。
処置: なし
CRS-1604 CSSD投票ファイルがオフラインです: %s。詳細は%sを参照してください。
原因: 示された投票ファイルは、ローカル・ノードで使用できなくなりました。
処置: 示された投票ファイルを含むファイル・システムがローカル・ノードで使用できることを確認してください。
CRS-1605 CSSD投票ファイルがオンラインです: %s。詳細は%sを参照してください。
原因:CSSデーモンが有効な構成済投票ファイルを検出しました。
処置: なし
CRS-1606 CSSDは[%s(%s)]で使用できる投票ファイルが不十分です。詳細は%sを参照してください。
原因: 投票ファイルの数が、不十分なファイル数まで減少しています。
処置: 前述のメッセージ1604に移動し、そこに記載されている処置を行ってください。
CRS-1607 CSSDはノード%sを削除しています。詳細は%sを参照してください。
原因: ローカル・ノードが示されたノードを削除しています。
処置: すべてのノードにあるCSSデーモンのログと、CSSデーモンのコア・ファイルを収集し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CRS-1608 CSSDはノード%sによって削除されました。詳細は%sを参照してください。
原因: ローカル・ノードは示されたノードにより削除されました。
処置: すべてのノードにあるCSSデーモンのログと、CSSデーモンのコア・ファイルを収集し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CRS-1609 CSSDによりネットワーク分裂が検出されました。詳細は%sを参照してください。
原因: 1つ以上のノード間のハートビート・メッセージが受信されず、データ整合性を維持するために1つ以上のノードがクラスタから削除されました。
処置: クラスタ・ノード間のすべてのネットワーク接続を確認し、問題のある接続を修復してください。ネットワークに問題がないようであれば、次の手順に従ってください。

1. すべてのノードからCSSデーモンのログ、システム・メッセージ、およびCSSデーモンのコア・ファイルを収集します。

2. Oracleサポート・サービスに連絡してください。

CRS-1610 ノード%s (%d)のハートビートの致命度が90%%です。%d.%03d秒後に削除されます
原因: ノードからハートビート・メッセージを受信できませんでした。ネットワーク上の問題か、示されたノードに障害が発生した可能性があります。
処置: このノードと示されたノード間のすべてのケーブル、ネットワーク・カード、スイッチ、ルーターなどを調べ、クラスタに使用されているプライベート・インターコネクト・ネットワークが適切に動作していることを確認してください。検出された問題はすべて修正します。
CRS-1611 ノード%s (%d)のハートビートの致命度が75%%です。%d.%03d秒後に削除されます
原因: ノードからハートビート・メッセージを受信できませんでした。ネットワーク上の問題か、示されたノードに障害が発生した可能性があります。
処置: このノードと示されたノード間のすべてのケーブル、ネットワーク・カード、スイッチ、ルーターなどを調べ、クラスタに使用されているプライベート・インターコネクト・ネットワークが適切に動作していることを確認してください。検出された問題はすべて修正します。
CRS-1612 ノード%s (%d)のハートビートの致命度が50%%です。%d.%03d秒後に削除されます
原因: ノードからハートビート・メッセージを受信できませんでした。ネットワーク上の問題か、示されたノードに障害が発生した可能性があります。
処置: このノードと示されたノード間のすべてのケーブル、ネットワーク・カード、スイッチ、ルーターなどを調べ、クラスタに使用されているプライベート・インターコネクト・ネットワークが適切に動作していることを確認してください。検出された問題はすべて修正します。
CRS-1613 投票ディスクが90%%の致命度でハングしました。%uミリ秒後に停止します。ディスク(%d/%s)
原因: 投票デバイスのI/Oが長い間完了していません。投票ファイルが存在するデバイスのエラーか、そのデバイスのI/Oパスにおけるなんらかの要素のエラーである可能性があります。
処置: すべてのI/Oパスを含め、デバイスが正常に稼働しているかどうかを確認してください。示された投票ファイルは、指定された秒数の間非アクティブであるとみなされます。デバイスの大部分に障害が発生した場合、ノードの再起動が発生します。
CRS-1614 投票ディスクが75%%の致命度でハングしました。%uミリ秒後に停止します。ディスク(%d/%s)
原因: 投票デバイスのI/Oが長い間完了していません。投票ファイルが存在するデバイスのエラーか、そのデバイスのI/Oパスにおけるなんらかの要素のエラーである可能性があります。
処置: すべてのI/Oパスを含め、デバイスが正常に稼働しているかどうかを確認してください。示された投票ファイルは、指定された秒数の間非アクティブであるとみなされます。デバイスの大部分に障害が発生した場合、ノードの再起動が発生します。
CRS-1615 投票ディスクが50%%の致命度でハングしました。%uミリ秒後に停止します。ディスク(%d/%s)
原因: 投票デバイスのI/Oが長い間完了していません。投票ファイルが存在するデバイスのエラーか、そのデバイスのI/Oパスにおけるなんらかの要素のエラーである可能性があります。
処置: すべてのI/Oパスを含め、デバイスが正常に稼働しているかどうかを確認してください。示された投票ファイルは、指定された秒数の間非アクティブであるとみなされます。デバイスの大部分に障害が発生した場合、ノードの再起動が発生します。
CRS-1801 クラスタ%sはノード%sで構成されました。
原因: なし
処置: なし
CRS-1802 ノード%sはクラスタに追加されました。
原因: なし
処置: なし
CRS-1803 ノード%sはクラスタから削除されました。
原因: なし
処置: なし
CRS-1804 ノード%sはバージョン%sにアップグレードされました。
原因: なし
処置: なし
CRS-1901 CRSサービス設定(%s)が[%s]から[%s]に変更されました。
原因: なし
処置: なし
CRS-2001 接続の初期化時のメモリー割当てエラー
原因: ターゲット・プロセスとの接続用のメモリー割当てに失敗しました。
処置: なし
CRS-2002 ユーザー%sによる%sへの接続が拒否されました
原因: ユーザー・コマンドでターゲット・プロセスに接続できません。
処置: 接続のためのユーザーの権限が不十分な可能性があります。
CRS-2003 エラー%dが%sへの接続時に発生しました
原因: ターゲット・プロセスとの接続に失敗しました。
処置: 接続が適切に作成されているかどうかを確認してください。必要に応じて、後から再試行してください。
CRS-2004 エラー%dが、%sへのメッセージの送信時に発生しました
原因: ユーザー・コマンドでターゲット・プロセスと正常に通信できません。
処置: 後から再試行してください。
CRS-2005 %dからのレスポンス待機中にタイム・アウトになりました
原因: ターゲット・プロセスから時間内に確認応答が戻されません。
処置: 後から再試行してください。
CRS-2006 %dからのレスポンスの取得に失敗しました
原因: ターゲット・プロセスから確認応答が戻されませんでした。
処置: 後から再試行してください。
CRS-2007 無効なコンポーネント・キー名<%s>が使用されています
原因: 指定されたコンポーネント・キー名を認識できませんでした。
処置: 有効なコンポーネント・キー名を使用してコマンドを再実行してください。
CRS-2008 無効なメッセージ・タイプ<%d>が使用されています
原因: 認識できないメッセージ・タイプが送信されました。
処置: 有効なコマンドを使用して再試行してください。
CRS-2009 ユーザー%sの認証を取得できません
原因: 現在のユーザーは、接続で認証されませんでした。
処置: 別のユーザーとしてログインし、再試行してください。