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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11gリリース2(11.2)
B56270-05
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obsOperandList

用途

obsOperandList副次句を使用して、バックアップを不要とマークするための条件を指定します。

使用上の注意

単一のREPORT OBSOLETEコマンドまたはDELETE OBSOLETEコマンドで、RECOVERY WINDOWREDUNDANCYの両方を使用することはできません。

構文

obsOperandList::=

obsoperandlist.gifの説明が続きます。
obsoperandlist.gifの説明

セマンティクス

obsOperandList

構文要素 説明

RECOVERY WINDOW OF integer DAYS
integerで指定した日数以内の過去のいずれかの時点までデータベースをリカバリするのに必要ではないバックアップ・セットとイメージ・コピーを、RMANで不要としてレポートするように指定します。

関連項目: リカバリ期間の説明は、CONFIGUREを参照してください。

REDUNDANCY integer バックアップ・セットまたはイメージ・コピーを不要とみなすために必要な最小レベルの冗長性を指定します。

データファイルのコピーが不要とみなされるのは、このファイルの最近のバックアップ・セットまたはイメージ・コピーがintegerで指定した数以上ある場合で、データファイルのバックアップ・セットが不要とみなされるのは、バックアップ・セットに含まれている各データファイルに、integerで指定した数以上の最近のバックアップ・セットまたはイメージ・コピーが存在している場合です。たとえば、REDUNDANCY 2の場合、他のバックアップ・セットまたはイメージ・コピーを不要とみなすには、データファイルの新しいバックアップ・セットまたはイメージ・コピーが2つ以上必要です。


例4-31 不要なバックアップの削除

このコマンドは、データベースを過去30日以内のSCNまでリカバリするためには不要なバックアップとコピーをすべて削除します。

DELETE OBSOLETE RECOVERY WINDOW OF 30 DAYS;