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Oracle® Database Clientインストレーション・ガイド
11gリリース2 (11.2) for IBM: Linux on POWER Systems
E61779-01
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3 Oracle Database Clientのインストールと削除

Oracle Database Clientソフトウェアは、Oracle Technology NetworkのWebサイトで入手可能です。この章の項目は次のとおりです。

3.1 Oracle Database Clientソフトウェアのダウンロードおよびインストール

次の手順では、Oracleソフトウェアのインストール方法を説明します。

  1. 次に示すOracle Technology Networkの「Instant Clientのダウンロード」ページから、Instant Client for Linux on POWER Systems (32ビット版および64ビット版)パッケージをダウンロードします。

    http://www.oracle.com/technetwork/index.html

  2. コンピュータ上に、たとえば、instantclientという名前のディレクトリを作成します。Oracle Instant Clientをインストールするディレクトリを選択し、ダウンロードしたzipファイルをそのディレクトリに解凍します。解凍されたファイルによってinstantclient_11_2ディレクトリが作成されます。

  3. LD_LIBRARY_PATH環境変数およびNLS_LANG環境変数をinstantclient_11_2ディレクトリのフルパスに設定します。たとえば、Instant Clientのzipファイルを/bin/oracleディレクトリに解凍した場合には、LD_LIBRARY_PATH環境変数を/bin/oracle/instantclient_11_2に設定します。

    NLS_LANG環境変数を必要なキャラクタ・セットに設定するための情報については「Instant Client Light要件」の項を参照してください。

    これでOracle Database Clientのインストールは完了しました。Oracle Databaseサーバーに接続するには、Oracle Database Instant Client環境からクライアントを実行してください。

  4. Object Type Translator Utility (OTT)ユーティリティは、ORACLE_HOMEが使用できない可能性があるときに、正しいLD_LIBRARY_PATH環境変数を反映するように変更される必要がある場合があります。


注意:

VACコンパイラを使用する場合、環境で次の値を設定する必要があります。

COMPILER=VAC

VAC_VERSION=12.1 (12.1またはその他のVACバージョンが使用されている場合)

前述に加えて、

  • xlCが環境のPATHに存在するようにします。

  • また、32/64ビット・デモ実行可能ファイルまたはそれ以外をビルドするかどうかに応じて、それぞれ、COMPILER_MODE = 32/64を設定します。


3.2 Oracle Database Clientソフトウェアの削除

Oracle Database Clientソフトウェアを削除するには、instantclient_11_2ディレクトリを削除してください。