$COUNTVARプロパティには、AGGREGATEコマンドまたはAGGREGATEファンクションのCOUNTVAR句で指定されるのと同じ動作が指定されます。変数に$COUNTVARプロパティを追加することにより、変数の集計が行われる際、そこで使用されるAGGREGATE文にCOUNTVAR句が含まれていない場合でも、この動作を確実に実行できます。
$COUNTVARプロパティおよびCOUNTVAR句に指定される動作とは、AVERAGE、HAVERAGE、HWAVERAGEまたはWAVERAGE演算子を持つRELATION(集計用)文について計算された集計値に加えられたリーフ・ノード数の非NA
カウント数を格納する際、定義済の変数(Countvar変数とも呼ばれる)を使用するというものです。
注意: 平均集計値の格納には通常、ユーザー定義のCountvar変数ではなく、Oracle OLAPで生成されたAggcount変数が使用されます。圧縮コンポジットに対する平均演算子を持つRELATION(集計用)文が集計仕様に含まれる場合、Countvar変数は使用できません。詳細は、「Aggcount変数」を参照してください。 |
構文
次のPROPERTY文を使用して、直近に定義または検討されたオブジェクト(DEFINEコマンドおよびCONSIDERコマンドを参照)に対し、$COUNTVARプロパティの追加または削除を行います。
プロパティを追加する場合は、次の文を発行します。
PROPERTY '$COUNTVAR' countvar
プロパティを削除する場合は、次の文を発行します。
PROPERTY DELETE '$COUNTVAR'