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Oracle® OLAP DMLリファレンス
11gリリース2 (11.2)
B61346-03
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$ALLOCMAP

$ALLOCMAPプロパティは、変数割当て用のデフォルトaggmapを指定するプロパティです。変数が、USING句を含まないALLOCATE文のターゲット変数になる場合、Oracle OLAPでは、このプロパティで指定されたaggmapが使用されます。

構文

次のPROPERTY文を使用して、直近に定義または検討されたオブジェクト(DEFINEコマンドおよびCONSIDERコマンドを参照)に対し、$ALLOCMAPプロパティの追加または削除を行います。

  • プロパティを追加する場合は、次の文を発行します。

    PROPERTY '$ALLOCMAP' aggmap-name

  • プロパティを削除する場合は、次の文を発行します。

    PROPERTY DELETE '$AALLOCMAP'

パラメータ

aggmap-name

以前に定義されたALLOCMAP型のaggmapオブジェクトの名前を指定するTEXT式。

例4-5 $ALLOCMAPを使用したデフォルト割当て仕様の指定

例9-35「ロックを伴う再帰的均等割当て」では、次の文を使用して、projbudgmap割当て仕様によりprojbudget変数にデータを割り当てています。

ALLOCATE projbudget USING projbudgmap

次の文を発行することにより、projbudgmapprojbudget変数のデフォルト割当て仕様に指定できます。

CONSIDER projbudget
PROPERTY '$ALLOCMAP' "projbugmap'

これで、次の文を発行することにより、projbudgmap割当て仕様を使用してprojbudget変数にデータを割り当てることができます。

ALLOCATE projbudget