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Oracle® OLAP Expression Syntaxリファレンス
リリース11.2
B70202-01
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REGEXP_INSTR

REGEXP_INSTRは、文字列内で正規表現パターンを検索します。一致する部分文字列の最初または最後の位置を示す整数を返します。一致がない場合、この関数は0を返します。

このファンクションでは、入力キャラクタ・セットによって定義された文字を使用して文字列を評価します。

戻り値

NUMBER

構文

REGEXP_INSTR (source_char, pattern
              [, position
                 [, occurrence
                    [, return_option
                       [, match_parameter ]
                    ]
                 ]
              ]
             )

引数

source_charは検索範囲のテキスト式です。

patternは検索対象の文字列です。ピリオドは任意の文字に一致します。演算子のリストは、『Oracle Database SQL言語リファレンス』の付録DのOracle正規表現のサポートを参照してください。

positionsource_char内で関数が検索を開始する文字を示す0以外の整数です。positionが負の場合、関数は文字列の最後から逆方向に数えて検索します。positionのデフォルト値の1では、関数がsource_charの最初の文字から検索を開始します。

occurrenceは関数で検索するpatternの出現箇所を示す整数です。occurrenceの値は正であることが必要です。occurrenceのデフォルト値1では、関数がpatternの最初の出現箇所を検索します。

return_optionは一致した位置を返す場合は0 (デフォルト)、一致の直後の文字の位置を返す場合は1です。

match_parameterはテキスト・リテラルで、ファンクションが持つデフォルトの照合動作を変更できます。次の1つ以上の値を指定できます。

REGEXP_INSTR('Mississippi', 'i', 1, 3)は、文字列Mississippiの最初の文字から開始して、その中の3番目の文字iを検索します。この関数は値8を返します。