コード・テンプレート(CT)
データ統合やデータ変換タスクなどの特定の技術または一連の技術に対して特定の一連のタスクを実行するために必要な情報を含むクロス・プラットフォームの再利用可能なオブジェクト。
コード・テンプレート・マッピング
コード・テンプレートのアソシエーションを含むマッピング。通常、IBM DB2やMicrosoft SQL ServerなどのOracle以外のデータベースからデータを抽出またはロードする(変換ありおよび変換なし)ために使用されます。
コントロール・センター・エージェント(CCA)
Oracle Containers for J2EE(OC4J)サーバーのコード・テンプレートを実行するエージェント。コード・テンプレートまたはCTマッピングをデプロイする前に、コントロール・センター・エージェントを起動する必要があります。J2EEランタイムとも呼ばれます。
コントロール・センター・マネージャ
配布と実行のあらゆる側面を中央で表示および管理するコントロール・センター・サービスのグラフィカル・コンソール。アクティブな構成に格納された情報へのアクセスを可能にします。データ・システムのライフサイクルを管理できる更新機能が含まれます。
コントロール・センター・サービス
PL*SQLスクリプト、SQL*Loader、シェル・スクリプトなどのデータベースで直接実行できない機能を監視および実行できるデータベース外部で実行されるサービス。ターゲット(データベースなど)へのOracle Warehouse Builderマッピングおよびプロセスのデプロイメントや、それらのマッピングおよびプロセスの実行が可能です。
データ・ルール
プロファイリングされたデータ・オブジェクトにバインドしてプロファイリングされたオブジェクトがETLで使用されるコンテキストで使用できるデータ・プロファイリング結果のメタデータ(定義)。
ETL
ソース・ロケーションからデータを抽出し、マッピングで定義したとおりに変換し、ターゲット・オブジェクト(またはスキーマ)にロードするプロセス。ETLは、extract(抽出)、transform(変換)、およびload(ロード)を表します。
フォルダ
特定のオブジェクト特性に基づいてターゲット・モジュール内のすべてまたは一部のオブジェクトを編成する構造。たとえば、機能(売上、マーケティング、管理など)に基づいて表をグループ化するために、ユーザー・フォルダを作成できます。
ロケーション
Oracle Warehouse Builderでデータを抽出およびロードするためにアクセスする様々なファイル、データベースおよびアプリケーションに対する接続情報を格納するオブジェクト。ロケーションには、ETL管理ツールおよびビジネス・インテリジェンス・ツールに対する接続情報も格納されます。
モジュール
プロジェクト・ナビゲータに表示され、ロケーション・ナビゲータの特定のロケーションに対応するコンテナ・オブジェクト。モジュールは、一度に1つのメタデータのロケーションおよびデータのロケーションにのみ対応します。
OMU
Oracle Warehouse Builderのユーザー・インタフェース操作のスクリプト・コマンドを提供するOMB*Plusのサブセット。また、接頭辞OMUが付くコマンド(UIコンポーネントの'U')。
演算子
Oracle Warehouse Builderには、変換、マッピング、名前およびアドレスなどの事前に作成済の演算子が含まれます。Oracle Warehouse Builderの演算子はカスタマイズ可能であり、PL/SQLファンクション、プロシージャ、パッケージ・ファンクションおよびパッケージ・プロシージャのOracle Databaseライブラリを利用します。「マッピング演算子」も参照。
Oracle Data Integrator
Oracle Data Integrator(ODI)。『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integrator開発者ガイド』を参照。
Oracle Warehouse Builderリポジトリ
スキーマとデータベース・オブジェクトで事前にシードされるデータベース・インスタンスの単一の統一されたリポジトリ。この単一のリポジトリ内に、ランタイム環境と設計環境が存在します。Oracle Databaseをインストールすると、OWBSYS
という名前のリポジトリ・スキーマが作成されます。
プロセス・フロー
Oracle Warehouse Builderのマッピングと外部プロセス、アプレットまたはアプリケーションの間の依存関係およびアクティビティを説明するオブジェクト。プロセス・フローは開始アクティビティで始まり終了アクティビティで終わります。他のプロセス・フローを開始することもできます。スケジュールと比較してください。「アクティビティ」も参照してください。
プロジェクト
Oracle Warehouse Builderワークスペース内の最上位で最大のオブジェクト。各プロジェクトには、ソースおよびターゲットを格納するデータ・システムのオブジェクトのメタデータおよび定義が含まれます。
リレーショナル・ターゲット・スキーマ
表、ビュー、マテリアライズド・ビューおよび順序などのリレーショナル・データ・オブジェクトを含むターゲット・スキーマ。これらのオブジェクトには、データ・ストアまたはデータ・ウェアハウスのすべてのデータが含まれます。
ターゲット・モジュール
すべてのデータ・ウェアハウス・オブジェクトのメタデータ定義を格納するコンテナ。各ターゲット・モジュールは、オブジェクトが格納される物理ロケーションを表すターゲット・ロケーションに対応します。
変換演算子
フィルタ処理、結合、ソートなど、よく実行する操作を実行できる事前作成済の演算子。Oracle Warehouse Builderには、データのマージ、クレンジング、プロファイリングなどの複雑な操作のための事前作成済の演算子も用意されています。
ユーザー・フォルダ
特定のオブジェクト特性に基づいてターゲット・モジュールのすべてまたは一部のオブジェクトを編成するために作成できるフォルダ。生成またはデプロイする必要がある関連する表およびビューは、共通のフォルダに格納できます。たとえば、機能(売上、マーケティング、管理など)に基づいて表をグループ化するために、ユーザー・フォルダを作成できます。