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Oracle® Warehouse Builder概要
11gリリース2 (11.2)
B61348-03
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用語集

ABAPスクリプト

Oracle Warehouse Builderで生成可能な、SAPシステムからデータを抽出およびロードするスクリプト。

アクティビティ

プロセス・フローの作業単位。「プロセス・フロー」も参照。

アナリティック・ワークスペース

データを多次元形式で格納するOracleデータベース内のコンテナ。アナリティック・ワークスペースによって、OLAP処理に対する最適なサポートが実現します。

コード・テンプレート(CT)

データ統合やデータ変換タスクなどの特定の技術または一連の技術に対して特定の一連のタスクを実行するために必要な情報を含むクロス・プラットフォームの再利用可能なオブジェクト。

コード・テンプレート・マッピング

コード・テンプレートのアソシエーションを含むマッピング。通常、IBM DB2やMicrosoft SQL ServerなどのOracle以外のデータベースからデータを抽出またはロードする(変換ありおよび変換なし)ために使用されます。

コネクタ

ソース・ロケーションとターゲット・ロケーション間のマッピングによって作成される論理リンク。

コントロール・センター・エージェント(CCA)

Oracle Containers for J2EE(OC4J)サーバーのコード・テンプレートを実行するエージェント。コード・テンプレートまたはCTマッピングをデプロイする前に、コントロール・センター・エージェントを起動する必要があります。J2EEランタイムとも呼ばれます。

コントロール・センター・マネージャ

配布と実行のあらゆる側面を中央で表示および管理するコントロール・センター・サービスのグラフィカル・コンソール。アクティブな構成に格納された情報へのアクセスを可能にします。データ・システムのライフサイクルを管理できる更新機能が含まれます。

コントロール・センター・サービス

PL*SQLスクリプト、SQL*Loader、シェル・スクリプトなどのデータベースで直接実行できない機能を監視および実行できるデータベース外部で実行されるサービス。ターゲット(データベースなど)へのOracle Warehouse Builderマッピングおよびプロセスのデプロイメントや、それらのマッピングおよびプロセスの実行が可能です。

コントロール行

ファクト・データを各レベルのディメンションにリンクする行。

キューブ

メジャーを含む、1つ以上のディメンションにリンクされるデータ・オブジェクト。キューブの軸にはディメンション・メンバーが組み込まれ、キューブの本体にはメジャーの値が格納されます。

データ監査

一連のデータ・ルールに対してデータを検証し、レコードがルールに準拠しているかどうかを判断してデータ監視を実現するプロセス。

データ・ルール

プロファイリングされたデータ・オブジェクトにバインドしてプロファイリングされたオブジェクトがETLで使用されるコンテキストで使用できるデータ・プロファイリング結果のメタデータ(定義)。

データ変換

ソース・データをターゲットの一貫性と互換性のある出力に変更する、マッピングで指定される一連の操作。

DDLスクリプト

Oracle Warehouse Builderで生成可能な、データベース・オブジェクトを作成または削除するスクリプト。

配布可能パラメータ

配布を指定するオブジェクトのパラメータ。デフォルトで、このパラメータが選択されます。オブジェクトのデプロイを避けるには、このパラメータをクリアします。

配布可能パラメータ

配布を指定するオブジェクトのパラメータ。デフォルトで、このパラメータが選択されます。オブジェクトのデプロイを避けるには、このパラメータをクリアします。

配布

Oracle Warehouse Builderワークスペースで定義された論理オブジェクトに従って、ターゲット・ロケーション内に物理オブジェクトを作成するプロセス。

ディメンション

データを識別し、分類するための追加のメタデータを含むオブジェクト。ディメンション・オブジェクトと同じです。キューブに指定できます。

ディメンション属性

ディメンション・メンバーの記述特性。名前とデータ型があります。

ディメンション・オブジェクト

「ディメンション」および「キューブ」を参照してください。

ETL

ソース・ロケーションからデータを抽出し、マッピングで定義したとおりに変換し、ターゲット・オブジェクト(またはスキーマ)にロードするプロセス。ETLは、extract(抽出)、transform(変換)、およびload(ロード)を表します。

実行

オブジェクト内のロジックをインスタンス化するために、デプロイ済オブジェクトに定義されたETLロジックのコードを実行するプロセス。

エキスパート

Oracle Warehouse Builderの特定のタスクを実行するミニアプリケーションまたはタスクフロー。

フラット・ファイル

プレーン・テキストのカンマ区切りまたはタブ区切り形式、ASCII形式または独自のバイナリ形式の非階層のオブジェクト指向ではないファイル構造。

フォルダ

特定のオブジェクト特性に基づいてターゲット・モジュール内のすべてまたは一部のオブジェクトを編成する構造。たとえば、機能(売上、マーケティング、管理など)に基づいて表をグループ化するために、ユーザー・フォルダを作成できます。

階層

順序付けされたレベルを使用してデータを編成する構造。Oracle Warehouse Builderでは階層を使用して、時間ディメンションで隣接するレベル間の関係が定義されます。

アイテム・フォルダ

アイテム・フォルダはビジネス・ビューです。

J2EEランタイム

「コントロール・センター・エージェント(CCA)」を参照。Javaランタイムとも呼ばれます。

レベル属性

時間ディメンションのレベル値を説明する特性。

ロケーション

Oracle Warehouse Builderでデータを抽出およびロードするためにアクセスする様々なファイル、データベースおよびアプリケーションに対する接続情報を格納するオブジェクト。ロケーションには、ETL管理ツールおよびビジネス・インテリジェンス・ツールに対する接続情報も格納されます。

論理定義

ターゲット・スキーマ設計時に作成されるデータ・オブジェクト。

マッピング

データをソースからターゲットに移動する抽出、変換およびロード(ETL)の各操作を含むオブジェクト。

マッピング演算子

マッピングで実行する個別のタスクの操作の表現。たとえば、操作にはデータの抽出、ロードおよび変換が含まれます。

一致binセット

Match-Merge機能に関連して、一致binセットは1つ以上の類似するレコードで構成されます。

メタデータ

データ・セット内のオブジェクトの内容を表すデータ。

モジュール

プロジェクト・ナビゲータに表示され、ロケーション・ナビゲータの特定のロケーションに対応するコンテナ・オブジェクト。モジュールは、一度に1つのメタデータのロケーションおよびデータのロケーションにのみ対応します。

OMB*Plus

TclのJava実装(Jaclと呼ばれる)に基づくOracle Warehouse BuilderスクリプトAPI。

OMB

OMB*Plusの接頭辞OMBが付くコマンド(バッチ・コンポーネントの'B')。

OMU

Oracle Warehouse Builderのユーザー・インタフェース操作のスクリプト・コマンドを提供するOMB*Plusのサブセット。また、接頭辞OMUが付くコマンド(UIコンポーネントの'U')。

演算子

Oracle Warehouse Builderには、変換、マッピング、名前およびアドレスなどの事前に作成済の演算子が含まれます。Oracle Warehouse Builderの演算子はカスタマイズ可能であり、PL/SQLファンクション、プロシージャ、パッケージ・ファンクションおよびパッケージ・プロシージャのOracle Databaseライブラリを利用します。「マッピング演算子」も参照。

Oracle Data Integrator

Oracle Data Integrator(ODI)。『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integrator開発者ガイド』を参照。

Oracle Warehouse Builderリポジトリ

スキーマとデータベース・オブジェクトで事前にシードされるデータベース・インスタンスの単一の統一されたリポジトリ。この単一のリポジトリ内に、ランタイム環境と設計環境が存在します。Oracle Databaseをインストールすると、OWBSYSという名前のリポジトリ・スキーマが作成されます。

プラガブル・マッピング

単一の演算子として機能するマッピング演算子の再利用可能なグループ。プログラミング言語におけるファンクションの概念と似ています。

プロセス・フロー

Oracle Warehouse Builderのマッピングと外部プロセス、アプレットまたはアプリケーションの間の依存関係およびアクティビティを説明するオブジェクト。プロセス・フローは開始アクティビティで始まり終了アクティビティで終わります。他のプロセス・フローを開始することもできます。スケジュールと比較してください。「アクティビティ」も参照してください。

プロセス・フロー・モジュール

プロセス・パッケージのグループのコンテナ。

プロセス・フロー・パッケージ

プロセス・フローのグループのコンテナ。

プロジェクト

Oracle Warehouse Builderワークスペース内の最上位で最大のオブジェクト。各プロジェクトには、ソースおよびターゲットを格納するデータ・システムのオブジェクトのメタデータおよび定義が含まれます。

リレーショナル・ターゲット・スキーマ

表、ビュー、マテリアライズド・ビューおよび順序などのリレーショナル・データ・オブジェクトを含むターゲット・スキーマ。これらのオブジェクトには、データ・ストアまたはデータ・ウェアハウスのすべてのデータが含まれます。

リポジトリ

「Oracle Warehouse Builderリポジトリ」を参照してください。

SQL*Loader制御ファイル

Oracle Warehouse Builderで生成可能な、ファイル・ソースからデータを抽出およびトランスポートするファイルまたはスクリプト。

テーブル・ファンクション

入力行セットを操作し、同一または異なるカーディナリティを持つ別の行セットを戻すことができる一連の演算子。物理表のように問合せ可能な出力行セットを戻すことができます。

ターゲット・モジュール

すべてのデータ・ウェアハウス・オブジェクトのメタデータ定義を格納するコンテナ。各ターゲット・モジュールは、オブジェクトが格納される物理ロケーションを表すターゲット・ロケーションに対応します。

ターゲット・スキーマ

データ・ウェアハウスのデータを格納するデータ・オブジェクトを含むスキーマ。リレーショナル・ターゲット・スキーマまたはディメンション・ターゲット・スキーマを設計できます。

トランスポータブル・モジュール

あるデータベースの関連するデータベース・オブジェクトのグループを迅速にコピーして別のデータベースに貼付けまたは挿入できるモジュールのタイプ。

変換演算子

フィルタ処理、結合、ソートなど、よく実行する操作を実行できる事前作成済の演算子。Oracle Warehouse Builderには、データのマージ、クレンジング、プロファイリングなどの複雑な操作のための事前作成済の演算子も用意されています。

ユーザー・フォルダ

特定のオブジェクト特性に基づいてターゲット・モジュールのすべてまたは一部のオブジェクトを編成するために作成できるフォルダ。生成またはデプロイする必要がある関連する表およびビューは、共通のフォルダに格納できます。たとえば、機能(売上、マーケティング、管理など)に基づいて表をグループ化するために、ユーザー・フォルダを作成できます。

検証

データ・オブジェクト定義が完全であることとスクリプトが生成およびデプロイ可能であることを確認するメタデータ定義および構成パラメータを検証するプロセス。

値ベース階層

階層の関係が親ディメンション属性と子ディメンション属性によって定義されているディメンション。

ワークスペース

すべての関連するプロジェクトおよびオブジェクトを含むOracle Warehouse Builder構造。Oracle Warehouse Builderのウィンドウ、ナビゲータ、ウィザードおよびダイアログ・ボックスが配置されたキャンバスとしてデザイン・センターに視覚的に表示され、1人以上のユーザーがログインする作業環境を作成します。