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Oracle® Warehouse Builder概要
11gリリース2 (11.2)
B61348-03
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B オブジェクト・エディタ

この付録では、Oracle Warehouse Builderのグラフィカル・ナビゲータおよびオブジェクト・エディタについて説明します。

この付録の内容は次のとおりです。

グラフィカル・ナビゲータおよびエディタ

Oracle Warehouse Builderの設計モードでは、オブジェクト・エディタおよびドキュメント・エディタを起動できるグラフィカル・ナビゲータがあります。コンポーネント・パレットおよびツリー・パネルのオブジェクトをこのナビゲータにドロップできます。Oracle Warehouse Builderオブジェクト・エディタでは、タブ操作とショートカットを含むキーボード・ナビゲーションもサポートしています。

表などのオブジェクトをダブルクリックすると、そのオブジェクト・タイプに固有のビューアおよびエディタを1つ以上含むドキュメント・パネルが開きます。これらのエディタはドキュメント・ウィンドウの下部にタブとして表示されます。オブジェクトを選択すると、そのオブジェクトに対してプロパティ・インスペクタとメニュー・オプションが使用可能になり、関連するオブジェクトを追加できます。また、ナビゲータ・ツリーから適切なオブジェクトをグラフィカル・キャンバスにドラッグ・アンド・ドロップし、これらのオブジェクトをラバー・バンドで関連付けることができます。


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderソースおよびターゲット・ガイド』のグラフィカル・ナビゲータの使用に関する項。

データ・オブジェクトおよびドキュメント・エディタ

この項では、Oracle Warehouse Builderの各種エディタを一覧表示します。

キューブ・エディタ・タブ

  • キューブ名。キューブの名前と説明のフィールドが含まれます。

  • キューブ記憶域。記憶域タイプ(ROLAPまたはMOLAP)の指定および関連する詳細をサポートします。ROLAPからMOLAPへの記憶域タイプの変更(またはその逆)は、キューブ・ディメンション・エディタ、キューブ・メジャー・エディタおよびキューブ集計エディタに影響します。

  • キューブ・ディメンション。キューブのディメンション参照の指定をサポートします。MOLAPキューブの場合、スパーシティ、パーティション、および索引を指定できる「拡張」ボタンがパネルに追加されます。

  • キューブ・メジャー。キューブのメジャーの指定をサポートします。MOLAPキューブの場合、各メジャーに生成される計算を指定できる「計算済メジャーの生成」ボタンがパネルに追加されます。

  • キューブ集計。キューブの集計オプションの指定をサポートします。表示されるオプションは、記憶域タイプがROLAPまたはMOLAPによって異なります。

  • 物理的バインド。キューブの場合、物理的バインド・タブでは、オブジェクトとバインドされるオブジェクトを視覚的に表示します。ここから、キューブ・オブジェクトの追加エディタを開くことができます。キューブをダブルクリックして「物理的バインド」を選択すると、バインドされるオブジェクトのリンクとともにキューブが視覚的に表示されます。プロパティ・インスペクタは、選択されたキューブのプロパティを表示します。(手動バインド・プロパティが設定されている場合のみ、このタブを操作できます。)

  • キューブ・データ・ビューア。キューブのデータ・ビューアを起動します。


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のキューブの作成およびキューブ定義の編集に関する項

ディメンション・エディタ・タブ

  • ディメンション名。ディメンションの名前と説明のフィールドを含みます。また、ディメンション・ロールの指定もサポートします。時間ディメンションの場合は、時間ディメンションでサポートされている開始年と年数を指定する追加フィールドをサポートします。

  • ディメンション記憶域。記憶域タイプ(ROLAPまたはMOLAP)の指定および関連する詳細をサポートします。

  • ディメンション属性。ディメンションの属性の指定をサポートします。このパネルには、ディメンション・キーを入力するための順序を指定する追加フィールドがあります。

  • ディメンション・レベル。各レベルで使用できるレベル属性を含むディメンションのレベルの指定をサポートします。

  • ディメンション階層。各階層で使用できるレベルを含むディメンションの階層の指定をサポートします。時間ディメンションのパネルには、追加の“”「会計の設定」および””「マップ作成」ボタンが表示されます。

  • ディメンションSCD。ディメンションSCDエディタは、緩やかに変化するディメンションの指定をサポートします。時間ディメンションの場合、このパネルは表示されません。(また、Oracle Warehouse Builder 11.1では、MOLAPディメンションに対するこれらの詳細の更新はできません。)

  • 物理的バインド。ディメンションの場合、物理的バインド・タブでは、オブジェクトとバインドされるオブジェクトを視覚的に表示します。

  • ディメンション・データ・ビューア。ディメンションのデータ・ビューアを起動します。


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のディメンションの作成およびディメンション定義の編集に関する項。

表エディタ

表オブジェクトに次のタブを使用できます。

  • 表名

  • 表の列

  • 表制約

  • 表の索引

  • 表パーティション

  • 表属性セット

  • 表データ・ルール


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』の表の定義に関する項。

データ・ビューア

オブジェクトを表示するデータ・ビューアの次のタブを使用できます。

  • 構造パネル。

  • ビュー名。

  • ビュー列

  • ビュー問合せ

  • ビュー制約

  • ビュー属性セット

  • ビュー・データ・ルール

  • ビュー・データ・ビューア


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のデータ・ビューアを使用したデータ・オブジェクトに格納されるデータの表示に関する項。

マテリアライズド・ビュー・エディタ

マテリアライズド・ビュー・オブジェクトには、次のエディタ・タブを使用できます。

  • 構造パネル。

  • マテリアライズド・ビュー名エディタ。

  • マテリアライズド・ビュー列エディタ

  • マテリアライズド・ビュー問合せエディタ

  • マテリアライズド・ビュー制約エディタ

  • マテリアライズド索引エディタ

  • マテリアライズド・ビュー・パーティション・エディタ

  • マテリアライズド・ビュー属性セット・エディタ

  • マテリアライズド・ビュー・データ・ルール・エディタ

  • マテリアライズド・ビュー・データ・ビューア・エディタ


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のマテリアライズド・ビューの構成に関する項。

オブジェクト・タイプ・エディタ

次のタブが含まれます。

  • 構造パネル。

  • オブジェクト・タイプ名エディタ

  • オブジェクト・タイプ列エディタ


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のオブジェクト・タイプの定義に関する項。

可変長配列エディタ

次のタブが含まれます。

  • 構造パネル。オブジェクトと可変長配列の構造を表示します。

  • 可変長配列名エディタ

  • 可変長配列の詳細エディタ


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』の可変長配列の定義に関する項。

ネストした表エディタ

  • 構造パネル。オブジェクトとネストした表の構造を表示します。

  • ネストした表名エディタ

  • ネストした表の詳細エディタ


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderデータ・モデリング、ETLおよびデータ・クオリティ・ガイド』のネストした表の定義に関する項。

ビジネスエリアの作成ウィザードおよびビジネスエリア・エディタ

次のタブが含まれます。

  • 構造パネル。オブジェクトとビジネスエリア構造(ビジネス名およびアイテム・フォルダ)を表示します。

  • コンテンツ・エディタ。ビジネスエリアのアイテム・フォルダを表示します。

  • ビジネスエリア名エディタ。

  • ビジネスエリア・アイテム・フォルダ・エディタ。


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderソースおよびターゲット・ガイド』のビジネスエリアの作成およびビジネスエリアの作成ウィザードの使用に関する項。

アイテム・フォルダ・エディタ

次のタブが含まれます。

  • 構造パネル。アイテム・フォルダ名およびそのフォルダに含まれるアイテムを表示します。

  • 構成エディタ。アイテム・フォルダの構成に使用されるオブジェクトを表示します。

  • アイテム・フォルダ名エディタ

  • アイテム・フォルダ・ソース・アイテム・エディタ

  • アイテム・フォルダ・アイテム・エディタ

  • アイテム・フォルダ結合エディタ

  • アイテム・フォルダ条件エディタ


関連項目:

『Oracle Warehouse Builderソースおよびターゲット・ガイド』のアイテム・フォルダの編集に関する項。