V$DATAFILE_COPY
は、制御ファイルからのデータ・ファイル・コピー情報を示します。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
RECID |
NUMBER |
データ・ファイルのコピーのレコードID |
STAMP |
NUMBER |
データ・ファイルのコピーのレコード・スタンプ |
NAME |
VARCHAR2(513) |
データ・ファイルのコピーのファイル名。名前の最大長はOSによって異なる。 |
TAG |
VARCHAR2(32) |
データ・ファイルのコピー・タグ |
FILE# |
NUMBER |
絶対データ・ファイル番号 |
RFILE# |
NUMBER |
表領域の相対データ・ファイル番号 |
CREATION_CHANGE# |
NUMBER |
データ・ファイル作成変更番号 |
CREATION_TIME |
DATE |
データ・ファイル作成タイムスタンプ |
RESETLOGS_CHANGE# |
NUMBER |
コピーが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ変更番号 |
RESETLOGS_TIME |
DATE |
コピーが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ・タイムスタンプ |
INCREMENTAL_LEVEL |
NUMBER |
通常の全体バックアップにはNULL値、レベル0の増分バックアップには0の値、レベル1の増分バックアップには1の値 |
CHECKPOINT_CHANGE# |
NUMBER |
コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント変更番号 |
CHECKPOINT_TIME |
DATE |
コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント・タイムスタンプ |
ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# |
NUMBER |
データ・ファイルのコピー時に検出された最大変更番号 |
RECOVERY_FUZZY_CHANGE# |
NUMBER |
メディア・リカバリ時にファイルに書き込まれた最大変更番号 |
RECOVERY_FUZZY_TIME |
DATE |
メディア・リカバリ時にファイルに書き込まれた最大変更番号のタイムスタンプ |
ONLINE_FUZZY |
VARCHAR2(3) |
(YES | NO )YES に設定されている場合、クラッシュ後にオペレーティング・システムのユーティリティを使用して取得されたコピー、またはオフライン即時処理によって取得されたコピー(または、データ・ファイルがオンラインの状態でデータベースがオープンしているときに取得された無効なコピー)。ファイルの一貫性を保つためには、次のクラッシュ・リカバリ・マーカーまでのすべてのREDOを適用するリカバリが必要。 |
BACKUP_FUZZY |
VARCHAR2(3) |
(YES | NO )YES に設定されている場合、BEGIN BACKUP | END BACKUP 手法を使用して取得されたコピー。コピーの一貫性を保つためには、エンド・バックアップ・マーカーまですべてのREDOを適用するリカバリが必要。 |
MARKED_CORRUPT |
NUMBER |
このコピー操作によって、破損マークが設定されたブロック数。つまり、ソース・データ・ファイル内では破損マークが設定されていなかったが、コピー操作中に破損が検出されマークが設定されたブロック。 |
MEDIA_CORRUPT |
NUMBER |
メディア破損ブロックの合計数。たとえば、チェックサム・エラーのあるブロックにはメディア破損マークが設定される。 |
LOGICALLY_CORRUPT |
NUMBER |
論理的破損ブロックの合計数。たとえば、リカバリ不能操作に対してREDOを適用すると、その影響を受けるブロックには論理的破損マークが設定される。 |
BLOCKS |
NUMBER |
データ・ファイルのコピーのブロック単位のサイズ(コピー作成時のデータ・ファイルのサイズでもある) |
BLOCK_SIZE |
NUMBER |
データ・ファイルのブロック・サイズ |
OLDEST_OFFLINE_RANGE |
NUMBER |
この制御ファイル・コピー内にある最も古いオフライン範囲レコードのレコードID。0はデータ・ファイルのコピーを示す。 |
DELETED |
VARCHAR2(3) |
(YES | NO )YES に設定されている場合、データ・ファイルのコピーは削除または上書きされている。 |
STATUS |
VARCHAR2(1) |
このデータ・ファイル・コピーの状態。表示される値:
|
COMPLETION_TIME |
DATE |
コピーの完了時刻 |
CONTROLFILE_TYPE |
VARCHAR2(1) |
B - 通常コピー
|
KEEP |
VARCHAR2(3) |
(YES | NO )このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうかを示す。 |
KEEP_UNTIL |
DATE |
KEEP_UNTIL が指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。 |
KEEP_OPTIONS |
VARCHAR2(10) |
このバックアップ・セット用の追加保存オプション。表示される値:
|
SCANNED |
VARCHAR2(3) |
RMANがファイルをスキャンしたかどうか(YES | NO ) |
IS_RECOVERY_DEST_FILE |
VARCHAR2(3) |
ファイルが高速リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO ) |
RMAN_STATUS_RECID |
NUMBER |
所有V$RMAN_STATUS レコードID |
RMAN_STATUS_STAMP |
NUMBER |
所有V$RMAN_STATUS レコード・スタンプ |
CONVERTED_FILE |
VARCHAR2(3) |
(YES | NO )データ・ファイルのコピーがRMANのCONVERT コマンドを使用して作成されたかどうかを示す。 |
SAME_ENDIAN |
VARCHAR2(3) |
CONVERTED_FILE 列の値がYES の場合、この列はデータ・ファイルのコピーがソース・データ・ファイルのエンディアンと同じであるかどうかを示す(YES | NO )。それ以外の場合はNULL。 |
FOREIGN_DBID |
NUMBER |
このデータ・ファイルの転送元の外部DBID。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 |
PLUGGED_READONLY |
VARCHAR2(3) |
これが転送された読取り専用外部ファイルの場合はYES 、それ以外の場合はNO 。 |
PLUGIN_CHANGE# |
NUMBER |
外部データ・ファイルがデータベースに転送されたSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 |
PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# |
NUMBER |
この外部ファイルの転送先インカネーションに対するRESETLOGS 操作のSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 |
PLUGIN_RESETLOGS_TIME |
DATE |
この外部ファイルの転送先インカネーションに対するRESETLOGS 操作の時間。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 |
BACKED_BY_VSS |
VARCHAR2(3) |
ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 |