DBMS_REPCAT_INSTANTIATE
パッケージによって、デプロイメント・テンプレートがインスタンス化されます。
この章には、次の項が含まれます。
表19-1 DBMS_REPCAT_INSTANTIATEパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
DROP_SITE_INSTANTIATION Procedure |
|
INSTANTIATE_OFFLINE Function |
オフラインでリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトにマテリアライズド・ビュー環境を構築する際に使用するスクリプトを、マスター・サイトに生成するパブリック・ファンクションです。 |
INSTANTIATE_ONLINE Function |
オンラインでリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトにマテリアライズド・ビュー環境を構築する際に使用するスクリプトを、マスター・サイトに生成するパブリック・ファンクションです。 |
このプロシージャは、ターゲット・サイトでテンプレートのインスタンス化を削除します。このプロシージャは、マスター・サイトで関連するすべてのメタデータを削除し、指定されたサイトでのマテリアライズド・ビューのリフレッシュを使用禁止にします。このプロシージャは、最初にテンプレートをインスタンス化したユーザーとして実行する必要があります。テンプレートをインスタンス化したユーザーを確認するには、ALL_REPCAT_TEMPLATE_SITESビューで問合せを行います。
このファンクションは、オフラインでリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトにマテリアライズド・ビュー環境を構築する際に使用するファイルを、マスター・サイトに生成します。生成されたファイルは、オフライン・インスタンシエーション・ファイルで、マスター・サイトに長時間接続できないリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトで使用します。
リモート・マテリアライズド・ビュー・サイトがラップトップの場合、このプロシージャを使用すると便利です。Oracle Enterprise ManagerのAdvanced Replicationインタフェースのパッケージ・インタフェースを使用して、生成されたファイルやデータを1つのファイルにパッケージ化すると、FTPサイトに転送したり、CD-ROMやフロッピィ・ディスクなどにロードできます。ファイルは、DBMS_FILE_TRANSFER
パッケージを使用して転送することもできます。
このファンクションで生成されたスクリプトは、USER_REPCAT_TEMP_OUTPUT
一時ビューに格納され、デプロイメント・テンプレートの配布時に、Oracle Enterprise ManagerのAdvanced ReplicationインタフェースなどのOracleツール製品で使用します。このファンクションで戻される数値は、USER_REPCAT_TEMP_OUTPUT
ビューから適切な情報を取り出す際に使用します。
このパブリック・ファンクションを実行するユーザーは、指定されたサイトのインスタンス化されたテンプレートの登録ユーザーになります。
注意: このファンクションは、デプロイメント・テンプレートのオフライン・インスタンシエーションに使用します。このファンクションを、DBMS_OFFLINE_OGパッケージのプロシージャ(マスター表のオフライン・インスタンシエーションの実行に使用)と混同しないでください。これらのプロシージャの使用方法の詳細は、このパッケージのドキュメントを参照してください。 |
関連項目:
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構文
DBMS_REPCAT_INSTANTIATE.INSTANTIATE_OFFLINE( refresh_template_name IN VARCHAR2, site_name IN VARCHAR2, runtime_parm_id IN NUMBER := -1e-130, next_date IN DATE := SYSDATE, interval IN VARCHAR2 := 'SYSDATE + 1', use_default_gowner IN BOOLEAN := TRUE) return NUMBER;
パラメータ
表19-3 INSTANTIATE_OFFLINEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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refresh_template_name |
インスタンス化されるデプロイメント・テンプレートの名前です。 |
site_name |
デプロイメント・テンプレートをインスタンス化しているリモート・サイトの名前です。 |
runtime_parm_id |
|
next_date |
リフレッシュ・グループの作成時に使用する、次のリフレッシュ日の値です。 |
interval |
リフレッシュ・グループの作成時に使用する、リフレッシュ間隔です。 |
use_default_gowner |
値が |
このファンクションは、オンラインでリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトにマテリアライズド・ビュー環境を構築する際に使用するスクリプトを、マスター・サイトに生成します。生成されたスクリプトは、マスター・サイトに長時間接続できるリモート・マテリアライズド・ビュー・サイトで使用します。新しいマテリアライズド・ビューに設定されるデータの量によっては、リモート・マテリアライズド・ビュー・サイトでのインスタンス化処理に時間がかかります。
このファンクションで生成されたスクリプトは、USER_REPCAT_TEMP_OUTPUT
一時ビューに格納され、デプロイメント・テンプレートの配布時に、Oracle Enterprise ManagerのAdvanced ReplicationインタフェースなどのOracleツール製品で使用します。このファンクションで戻される数値は、USER_REPCAT_TEMP_OUTPUT
ビューから適切な情報を取り出す際に使用します。
このパブリック・ファンクションを実行するユーザーは、指定されたサイトのインスタンス化されたテンプレートの登録ユーザーになります。
関連項目:
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構文
DBMS_REPCAT_INSTANTIATE.INSTANTIATE_ONLINE( refresh_template_name IN VARCHAR2, site_name IN VARCHAR2, runtime_parm_id IN NUMBER := -1e-130, next_date IN DATE := SYSDATE, interval IN VARCHAR2 := 'SYSDATE + 1', use_default_gowner IN BOOLEAN := TRUE) return NUMBER;
パラメータ
表19-6 INSTANTIATE_ONLINEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
refresh_template_name |
インスタンス化されるデプロイメント・テンプレートの名前です。 |
site_name |
デプロイメント・テンプレートをインスタンス化しているリモート・サイトの名前です。 |
runtime_parm_id |
|
next_date |
リフレッシュ・グループの作成時に使用する、次のリフレッシュ日の値を指定します。 |
interval |
リフレッシュ・グループの作成時に使用する、リフレッシュ間隔を指定します。 |
use_default_gowner |
値が |