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Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
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UpdateControlsメソッド

適用対象

Oracle Data ControlのRecordsetプロパティ

説明

データ・コントロールのレコードセットからカレント・レコードを取得し、そのデータ・コントロールにバインドされているコントロールに適切なデータを表示します。

使用方法

oradata1.Recordset.UpdateControls

注意: このコードの一部は、完全なアプリケーションに配置することが意図されています。このコードの一部は、バインド済コントロールに対する変更を取り消し、データを元の値に復元します。このコードの一部を使用するには、oradata1という名前のデータ・コントロール(正常にリフレッシュ済)を含むフォームの定義セクションにコピーし、KeyPreviewプロパティをTrueに設定します。

Sub Form_KeyDown (KeyCode As Integer, Shift As Integer)
 
Const KEY_ESCAPE = &H1B
If KeyCode = KEY_ESCAPE Then
oradata1.recordset.UpdateControls
End If
End Sub

備考

このメソッドは、ユーザーがバインド済コントロールへの変更を取り消して、コントロールの内容を元の値に復元できるようにする場合に使用します。

このメソッドは、カレント・レコードを再度カレントにする効果があります。ただし、イベントは発生しません。


注意:

このメソッドは、前バージョンの.VBXコントロールとの下位互換性のために、データ・コントロールのRecordsetのメソッドとしても使用できます。