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Oracle® Objects for OLE開発者ガイド
11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows
B58887-04
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GetDatabaseFromPoolメソッド

説明

プールから、次に使用可能なOraDatabaseオブジェクトを戻します。

使用方法

GetDatabaseFromPool(long waitTime)

引数

このメソッドの引数は、次のとおりです。

引数 説明
waitTime プールに最大数のオブジェクト数があり、すべてが使用中の場合に、このコールが次に使用可能なオブジェクトを待機している時間(ミリ秒単位)。

備考

プールからOraDatabaseオブジェクトを取り出すには、GetDatabaseFromPoolメソッドをコールします。このファンクションは、OraDatabaseオブジェクトへの参照を戻します。プールに最大許容オブジェクト数に満たないオブジェクトが保有され、それらのオブジェクトがすべて使用中の場合は、暗黙的に追加のOraDatabaseオブジェクトが作成されます。また、プール内のアイテムにタイムアウトしたOraDatabaseオブジェクトが含まれている場合も、新しいオブジェクトが作成されて戻されます。プールから取得したOraDatabaseオブジェクトは、使用中のマークが付けられ、そのオブジェクトがアプリケーションから参照されなくなるとプールに戻されます。

このコールでは、次の場合に例外が発生します。

  • 接続プールが存在しない場合

  • プールにオブジェクトがない場合

  • タイムアウトが発生した場合

OraSessionLastServerErrプロパティには、例外の特定原因を示すコードが含まれます。