この付録では、Oracle Identity Managementのインストール時に発生する可能性がある一般的な問題の解決策について説明します。内容は次のとおりです。
インストール中にエラーが発生した場合は、次のように対処します。
Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)の資料を調べます。リリース・ノートには、Oracle Technology Network(OTN)ドキュメントWebサイトからアクセスできます。Webサイトにアクセスするには、次のURLに移動します。
http://www.oracle.com/technology/documentation
システムと構成が動作保証の対象かどうか確認します。詳細は、「Oracle Fusion Middlewareの動作保証」を参照してください。
使用するシステムが最小システム要件に合致していることを確認します。詳細は、「システム要件」を参照してください。
実行するデプロイメントの依存関係が満たされていることを確認します。このマニュアルの各デプロイメントの説明には、「依存関係」の項があります。
インストール画面のいずれかで誤った情報を入力した場合は、「戻る」をクリックしてその画面まで戻ります。
インストーラでファイルのコピーやファイルへのリンクを実行しているときにエラーが発生した場合は、次のように対処します。
エラーを記録し、インストール・ログ・ファイルを調べます。
失敗したインストールを削除します。詳細は、「Oracle Identity Management 11gリリース1(11.1.1)の削除」を参照してください。
エラーの原因となった問題を修正します。
インストールをやりなおします。
インストーラは、UNIXシステムではORACLE_INVENTORY_LOCATION/logsディレクトリ、WindowsシステムではORACLE_INVENTORY_LOCATION\logsディレクトリにログ・ファイルを書き込みます。
Oracleインベントリ・ディレクトリの場所がわからない場合、UNIXシステムでは、ORACLE_HOME/oraInst.locファイルを参照します。
Microsoft Windowsシステムでは、インベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。
次のインストール・ログ・ファイルは、ログ・ディレクトリに書き込まれます。
installDATE-TIME_STAMP
.log
installDATE-TIME_STAMP
.out
installActionsDATE-TIME_STAMP
.log
installProfileDATE-TIME_STAMP
.log
oraInstallDATE-TIME_STAMP
.err
oraInstallDATE-TIME_STAMP
.log
この付録で問題の解決策が見つからない場合は、My Oracle Support(旧MetaLink: http://metalink.oracle.com
)で情報を検索してください。
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