Oracle Enterprise Manager

SOAコンポジット・アプリケーションの実行時の構成、監視および管理は、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control Consoleから実行できます。 Fusion Middleware Controlは、Webブラウザベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースであり、ファームの監視および管理に使用できます。

ファームは、Fusion Middleware Controlで管理されるコンポーネントの集合です。 この中には、Oracle WebLogic Serverドメイン、1つの管理サーバー、1つ以上の管理対象サーバー、クラスタ、およびドメイン内にインストール済、構成済で実行中のOracle Fusion Middlewareコンポーネントを含めることができます。

Fusion Middleware Controlは、様々なパフォーマンス・データと管理機能を、ファーム、ドメイン、サーバー、コンポーネントおよびアプリケーションごとに個別のWebベースのホーム・ページに編成します。 Fusion Middleware Controlホーム・ページでは、最も重要な監視データや最もよく使用する管理機能をWebブラウザから簡単に探すことができます。

Oracle JDeveloperで設計したSOAコンポジット・アプリケーションをSOAインフラストラクチャにデプロイします。 SOAインフラストラクチャは、Oracle WebLogic Serverで実行されるJava EE準拠のアプリケーションです。 このアプリケーションでは、コンポジットとそのライフ・サイクル、サービス・エンジンおよびバインディング・コンポーネントが管理されます。

Fusion Middleware Controlから、ファームを選択し、そのファームに対するSOAインフラストラクチャを選択して管理を開始します。 SOAインフラストラクチャのホーム・ページとメニューからOracle SOA Suiteの管理タスクに移動できます。 SOAインフラストラクチャでは、すべてのデプロイ済SOAコンポジット・アプリケーション、サービス・エンジン、サービス・コンポーネント、ビジネス・イベントおよび他の要素にアクセスできます。

Fusion Middleware Controlには、SOAインフラストラクチャ内のSOAコンポーネント、コンポジット・アプリケーションおよびコンポジット・インスタンスについて、多岐にわたる管理データとパフォーマンス・データが用意されているため、管理および問題の特定が可能になります。