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Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B56244-01
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A Upgrade Assistantコマンドライン・モード・インタフェースの使用方法

この章では、コマンドライン・インタフェースからのOracle Fusion Middleware Upgrade Assistantの実行方法について説明します。

デフォルトでは、アップグレード・ドキュメントは、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用してOracle Application Server 10g コンポーネントをOracle Fusion Middleware 11g にアップグレードする方法を示しています。 ただし、この付録で説明されているコマンドライン・インタフェースでは、オペレーティング・システム・スクリプトを使用してアップグレード・プロセスを自動化したり、ターミナル・ウィンドウでUpgrade Assistantをリモートに実行することができます。

この章の内容は次のとおりです。

A.1 グラフィカル・ユーザー・インタフェースの起動

Upgrade Assistantのグラフィカル・ユーザー・インタフェースを起動する場合、次の引数を使用できます。

Windowsシステムの場合:

ORACLE_HOME\bin\ua.bat
   [-logLevel log_level]

UNIXシステムの場合:

ORACLE_HOME/bin/ua
   [-logLevel log_level]
   [-invPtrLoc inventory_location]

Upgrade Assistantのグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)を起動する場合に使用可能なコマンドライン引数については、表A-1を参照してください。

表A-1 グラフィカル・ユーザー・インタフェース起動時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-logLevel log_level

log_level は、次のいずれかの値に置き換えます。

  • NOTIFICATION

  • WARNING

  • ERROR

  • INCIDENT_ERROR

  • TRACE

この引数を指定しない場合のデフォルト設定はNOTIFICATIONです。

-invPtrLoc inventory_location

UNIXシステムでは、この引数は、ホスト上に複数のOracleインベントリ・ファイルが存在する場合に使用できます。

詳細は、B.1.7項「Oracle Universal Installerで複数のインベントリの場所を使用している場合のUNIXシステムでのUpgrade Assistantの起動」を参照してください。


A.2 Upgrade Assistantコマンドライン・オプションのヘルプの取得

次のコマンドを使用して、Upgrade Assistantコマンドラインから使用可能なオプションのリストをいつでも表示できます。

A.3 Upgrade Assistantコマンドラインを使用した中間層のアップグレード

Upgrade Assistantコマンドラインを使用して中間層をアップグレードするには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

たとえば、ここに記載した引数を使用して、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscoverer中間層、またはWeb層といった中間層をアップグレードできます。


注意:

Upgrade AssistantをWeb層のOracleホームから実行している場合、wls(Oracle WebLogic Server)のオプションはサポートされません。

中間層のアップグレード時に使用可能なコマンドライン引数については、表A-2を参照してください。

表A-2 中間層のアップグレード時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-sourcehome SOURCE_ORACLE_HOME

SOURCE_ORACLE_HOMEは、アップグレードするOracle Application Server 10g Oracleホームのフルパスに置き換えます。

これは中間層のアップグレードに必須の引数です。

-destInstanceHome ORACLE_INSTANCE

ORACLE_INSTANCEは、新しくインストールしたOracle Fusion Middleware 11g Oracleインスタンスのフルパスに置き換えます。

これは中間層のアップグレードに必須の引数です。

-logLevel log_level

log_level は、次のいずれかの値に置き換えます。

  • NOTIFICATION

  • WARNING

  • ERROR

  • INCIDENT_ERROR

  • TRACE

この引数を指定しない場合のデフォルト設定はNOTIFICATIONです。

-[no]verbose

この引数は、Upgrade Assistantをコマンドライン・モードで実行している際に詳細を画面に出力する場合に使用します。-noverboseは、画面に表示される詳細を制限する場合に使用します。

この引数を指定しない場合のデフォルト設定は-noverboseです。

-[no]silent

この引数は、アップグレード時にプロンプトおよびユーザーの確認を無効にする場合に使用します。この引数を指定しない場合のデフォルト設定は-nosilentです。 Upgrade Assistantによって求められるのは、パスワードの入力のみです。

-[no]retainPorts

このオプションは、ソース中間層で使用するポート番号を保持する場合に選択します。

デフォルト設定は-retainPortsです。

注意: 『Oracle Fusion Middleware Oracle Portal, Forms, Reports and Discovererアップグレード・ガイド』のアップグレード先OracleインスタンスでソースOracleホーム・ポートを使用する際の重要な注意事項に関する項を参照してください。

-[no]stopComponents

この引数を使用して、アップグレード・プロセスの開始前にソースOracleホームのすべてのコンポーネントを停止します。

デフォルト設定は-stopComponentsです。

ソース・コンポーネントを停止するのは、GUIの「アップグレード先でソースOracleホーム・ポートを使用」オプションを選択した場合、または-retainPortsコマンドライン引数を選択した場合に、ポートの競合を避けるためです。

-[no]startComponents

このオプションを選択すると、アップグレード直後にUpgrade Assistantによって11 g Oracleインスタンスの起動が試行されます。 アップグレード後にコンポーネントを手動で起動するには、-nostartComponents引数を使用します。

デフォルト設定は-startComponentsです。

wls_host wls_host

wls_port wls_port

wls_user wls_user

これらの引数を使用して、アップグレード先であるOracle WebLogic Serverドメイン内の管理サーバーのホスト、ポートおよびユーザー名を指定します。

たとえば、通常、ポートは7001、ユーザー名はweblogicとなります。

これらは、特定のOracle Fusion Middleware 11g Oracleインスタンスに関連する値に対するデフォルト設定です。

Web層のOracleホームをアップグレードする場合、これらの引数は不要であり、サポートされません。

-invPtrLoc inventory_location

UNIXシステムでは、この引数は、ホスト上に複数のOracleインベントリ・ファイルが存在する場合に使用できます。

詳細は、B.1.7項「Oracle Universal Installerで複数のインベントリの場所を使用している場合のUNIXシステムでのUpgrade Assistantの起動」を参照してください。


A.4 Upgrade Assistantコマンドラインを使用したOracle SOA Suiteスキーマのアップグレード

次の項では、Upgrade Assistantコマンドラインを使用したOracle SOA Suiteスキーマのアップグレード方法について説明します。

A.4.1 コマンドラインを使用したOracle B2Bスキーマのアップグレード

Upgrade Assistantコマンドラインを使用してOracle B2Bスキーマをアップグレードするには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

  • Windowsシステムの場合:

    ORACLE_HOME\bin\ua.bat B2B
         -targetURL target_database_connect_string
         -targetUserName target_database_user
         -[no]ErrorMode
         -[no]CheckMode
         -[no]UpgradeMode
    
  • UNIXシステムの場合:

    ORACLE_HOME/bin/ua B2B
         -targetURL target_database_connect_string
         -targetUserName target_database_user
         -[no]ErrorMode
         -[no]CheckMode
         -[no]UpgradeMode
    

表A-3に、Oracle B2Bスキーマのアップグレード・コマンドラインのアップグレード・オプションを示します。 表A-4には、Oracle SOA Suiteスキーマ、およびOracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererスキーマのすべてのアップグレードに共通のコマンドライン引数の説明を示します。

表A-3 Oracle B2Bスキーマのアップグレード時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-targetURL target_database_connect_string

ターゲット・データベースのデータベース接続文字列を入力します。

  • ターゲット・データベースは、Oracle B2B 11g スキーマが存在するデータベースです。

  • 接続文字列は、ターゲット・データベースのホスト、ポートおよびシステム識別子(SID)を識別します。

    host:port:SID
    

    たとえば、次のようになります。

    dbhost2:1521:schemaDB2
    

これは必須の引数です。

-targetUserName target_database_user

ターゲット・データベースへの接続に使用するデータベース・ユーザー名を入力します。 たとえば、SYSと入力します。

これは必須の引数です。


表A-4 すべてのスキーマのアップグレードに共通するUpgrade Assistantコマンドライン引数

引数 説明

-[no]ErrorMode

この引数を使用して、エラー状態が最初に発生したときにスキーマのアップグレード・プロセスを停止するかどうかを制御します。

デフォルト設定はnoErrorModeです。

-[no]CheckMode

この引数を使用して、Upgrade Assistantでアップグレードの確認フェーズを実行するかどうかを制御します。

デフォルト設定はCheckModeです。

-[no]UpgradeMode

この引数を使用して、確認フェーズの実行後、Upgrade Assistantでアップグレードを実際に実行するかどうかを制御します。

デフォルト設定はUpgradeModeです。


A.4.2 コマンドラインを使用したOracle Business Activity Monitoringスキーマのアップグレード

Upgrade Assistantコマンドラインを使用してOracle BAMスキーマをアップグレードするには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

  • Windowsシステムの場合:

    ORACLE_HOME\bin\ua.bat BAM
         -targetURL target_db_connection_string
         -targetUserName target_db_user_name
         -dbHost source_db_host
         -dbPort source_db_port
         -dbServiceName source_db_service_name
         -bamUserName source_bam_schema_name
         -[no]ErrorMode
         -[no]CheckMode
         -[no]UpgradeMode
    
  • UNIXシステムの場合:

    ORACLE_HOME/bin/ua BAM
         -targetURL target_db_connection_string
         -targetUserName target_db_user_name
         -dbHost source_db_host
         -dbPort source_db_port
         -dbServiceName source_db_service_name
         -bamUserName source_bam_schema_name
         -[no]ErrorMode
         -[no]CheckMode
         -[no]UpgradeMode
    

表A-5に、Oracle BAMスキーマのアップグレード時に必要なコマンドライン引数の説明を示します。

表A-5 Oracle BAMスキーマのアップグレード時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-targetURL target_db_connection_string

ターゲット・データベースのデータベース接続文字列を入力します。

  • ターゲット・データベースは、Oracle B2B 11g スキーマが存在するデータベースです。

  • 接続文字列は、ターゲット・データベースのホスト、ポートおよびシステム識別子(SID)を識別します。

    host:port:SID
    

    たとえば、次のようになります。

    dbhost2:1521:schemaDB2
    

これは必須の引数です。

-targetUserName target_db_user_name

ターゲット・データベースへの接続に使用するデータベース・ユーザー名を入力します。 たとえば、SYSと入力します。

これは必須の引数です。

-dbHost source_db_host

ソース・データベースが存在するホストの名前を入力します。 これはOracle BAM 10g スキーマを含むデータベースです。

これは必須の引数です。

-dbPort source_db_port

ソース・データベースのリスニング・ポート(1521など)を入力します。 これはOracle BAM 10g スキーマを含むデータベースです。

これは必須の引数です。

-dbServiceName source_db_service_name

ソース・データベースのサービス名を入力します。たとえば、次のようになります。

schemadb2.example.com

これはOracle BAM 10g スキーマを含むデータベースです。

これは必須の引数です。

-bamUserName source_bam_schema_name

ソース・データベースのOracle BAMスキーマに関連するデータベース・ユーザーを入力します。

-[no]ErrorMode -[no]CheckMode -[no]UpgradeMode

表A-4「すべてのスキーマのアップグレードに共通するUpgrade Assistantコマンドライン引数」を参照してください。


A.5 Upgrade Assistantコマンドラインを使用したOracle PortalスキーマおよびOracle BI Discovererスキーマのアップグレード

Upgrade Assistantコマンドラインを使用して、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererのインストールでOracle PortalスキーマおよびOracle Business Intelligence Discovererスキーマをアップグレードするには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

表A-6に、Oracle PortalスキーマおよびOracle Business Intelligence Discovererスキーマのアップグレード時に必要なコマンドライン引数の説明を示します。

表A-6 Oracle PortalスキーマおよびOracle Business Intelligence Discovererスキーマのアップグレード時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-portal

Oracle Portalスキーマのアップグレード時に、この引数を使用します。

この引数は、Oracle PortalスキーマとOracle Business Intelligence Discovererスキーマを同時にアップグレードしている場合には、単独で、または-discoverer引数とともに使用できます。

-discoverer

Oracle Business Intelligence Discovererスキーマのアップグレード時に、この引数を使用します。

この引数は、Oracle PortalスキーマとOracle Business Intelligence Discovererスキーマを同時にアップグレードしている場合には、単独で、または-portal引数とともに使用できます。

-oidHost oid_host

Oracle Internet Directoryインスタンスが存在するホストの名前を入力します。

これは必須の引数です。

-oidSslPort oid_ssl_port

Oracle Internet Directoryインスタンスのセキュアな(SSL)リスニング・ポートを入力します。

これは必須の引数です。

-schemaName disco_schema_name

ターゲットのOracle Business Intelligence Discoverer 11g スキーマの名前を入力します。

これは、Repository Creation UtilityでDiscovererスキーマを作成するときに入力したスキーマ名です。 11g スキーマ名は、通常、データベースのスキーマの識別に使用される固有の接頭辞を含みます。

-[no]ErrorMode -[no]CheckMode -[no]UpgradeMode

表A-4「すべてのスキーマのアップグレードに共通するUpgrade Assistantコマンドライン引数」を参照してください。


A.6 Upgrade Assistantコマンドラインを使用したOracle Identity Managementのアップグレード

Upgrade Assistantコマンドラインを使用してOracle Identity Managementをアップグレードするには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

Oracle Identity Managementのアップグレード時に使用可能なコマンドライン引数については、表A-7を参照してください。

表A-7 Oracle Identity Managementのアップグレード時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-sourcehome SOURCE_ORACLE_HOME

SOURCE_ORACLE_HOMEは、アップグレードするOracle Application Server 10g Oracleホームのフルパスに置き換えます。

これは必須の引数です。

-destInstanceHome ORACLE_INSTANCE

ORACLE_INSTANCEは、新しくインストールしたOracle Fusion Middleware 11g Oracleインスタンスのフルパスに置き換えます。

これは必須の引数です。

-logLevel log_level

log_level は、次のいずれかの値に置き換えます。

  • NOTIFICATION

  • WARNING

  • ERROR

  • INCIDENT_ERROR

  • TRACE

この引数を指定しない場合のデフォルト設定はNOTIFICATIONです。

-[no]verbose

この引数は、Upgrade Assistantをコマンドライン・モードで実行している際に詳細を画面に出力する場合に使用します。-noverboseは、画面に表示される詳細を制限する場合に使用します。

この引数を指定しない場合のデフォルト設定は-noverboseです。

-[no]silent

この引数は、アップグレード時にプロンプトおよびユーザーの確認を無効にする場合に使用します。この引数を指定しない場合のデフォルト設定は-nosilentです。

-[no]retainPorts

このオプションは、10g のソースOracleホームで使用するポート番号を保持する場合に選択します。

デフォルト設定は-retainPortsです。

注意: 『Oracle Fusion Middleware Oracle Portal, Forms, Reports and Discovererアップグレード・ガイド』のアップグレード先OracleインスタンスでソースOracleホーム・ポートを使用する際の重要な注意事項に関する項を参照してください。

-[no]startComponents

このオプションを選択すると、アップグレード直後にUpgrade Assistantによって11 g Oracleインスタンスの起動が試行されます。 アップグレード後にコンポーネントを手動で起動するには、-nostartComponents引数を使用します。

デフォルト設定は-startComponentsです。

wls_host wls_host

wls_port wls_port

wls_user wls_user

これらの引数を使用して、アップグレード先であるOracle WebLogic Serverドメイン内の管理サーバーのホスト、ポートおよびユーザー名を指定します。

たとえば、通常、ポートは7001、ユーザー名はweblogicとなります。

-dbHost oid_db_host

-dbPort oid_db_port

-dbServiceName oid_db_service

これらの引数を使用して、Oracle Internet Directoryインスタンスが存在するデータベースのホスト、ポートおよびサービス名を入力します。

たとえば、次のようになります。

schemadb2.example.com

これらの引数は、Oracle Internet DirectoryまたはOracle Identity Federationのアップグレード時にのみ必要です。

-rac db_racspec

UNIXシステムでは、この引数は、Real Application Clusters環境のノードに接続の詳細を入力する場合に使用します。

この引数は、Real Application Clusters環境のOracle Directory Integration Platformのアップグレード時にのみ必要です。

クラスタのインスタンスのリストを、次の形式で入力する必要があります。

host:port:instance^host:port:instance^...@service

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアップグレード・ガイド』の「データベースの詳細の指定」画面におけるReal Application Clusters(RAC)データベースの詳細の指定に関する項を参照してください。

-invPtrLoc inventory_location

UNIXシステムでは、この引数は、ホスト上に複数のOracleインベントリ・ファイルが存在する場合に使用できます。

詳細は、B.1.7項「Oracle Universal Installerで複数のインベントリの場所を使用している場合のUNIXシステムでのUpgrade Assistantの起動」を参照してください。


A.7 Upgrade Assistantコマンドラインを使用したアップグレードされた環境の検証

Upgrade Assistantコマンドラインを使用してOracle Fusion Middleware環境を検証するには、オペレーティング・システムのプロンプトで次のコマンドを入力します。

アップグレードの検証時に使用可能なコマンドライン引数については、表A-8を参照してください。

表A-8 アップグレードの検証時のUpgrade Assistantコマンドライン引数の概要

引数 説明

-destInstanceHome ORACLE_INSTANCE

ORACLE_INSTANCEは、新しくインストールしたOracle Fusion Middleware 11g Oracleインスタンスのフルパスに置き換えます。

-logLevel log_level

log_level は、次のいずれかの値に置き換えます。

  • NOTIFICATION

  • WARNING

  • ERROR

  • INCIDENT_ERROR

  • TRACE

この引数を指定しない場合のデフォルト設定はNOTIFICATIONです。

wls_host wls_host

wls_port wls_port

wls_user wls_user

これらの引数を使用して、アップグレード先であるOracle WebLogic Serverドメイン内の管理サーバーのホスト、ポートおよびユーザー名を指定します。

たとえば、通常、ポートは7001、ユーザー名はweblogicとなります。

-invPtrLoc inventory_location

UNIXシステムでは、この引数は、ホスト上に複数のOracleインベントリ・ファイルが存在する場合に使用できます。

詳細は、B.1.7項「Oracle Universal Installerで複数のインベントリの場所を使用している場合のUNIXシステムでのUpgrade Assistantの起動」を参照してください。