Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server リソース アダプタ プログラマーズ ガイド 11g リリース 1 (10.3.1) B55541-01 |
|
戻る |
次へ |
以下の節では、このマニュアル『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server リソース アダプタ プログラマーズ ガイド』の内容と構成について説明します。
このマニュアルは、リソース アダプタのユーザ、デプロイヤ、WebLogic Server にデプロイされる J2EE リソース アダプタを含んだアプリケーションを開発するソフトウェア開発者を対象としています。また、WebLogic Server を評価するビジネス アナリストや、特定のアプリケーションで WebLogic Server リソース アダプタの使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載されています。
このマニュアルのトピックでは、ソフトウェア プロジェクトの設計および開発段階に関連する情報を提供します。また、プロジェクトのテストおよびプロダクション前の段階で見つかるアプリケーションの問題を解決するうえで便利なトピックもあります。
このマニュアルでは、プロダクション段階での管理、モニタ、パフォーマンス チューニングについては扱いません。これらのトピックに関する WebLogic Server のドキュメントとリソースへのリンクについては、「関連ドキュメント」を参照してください。
このマニュアルは、J2EE およびリソース アダプタの概念に精通している読者を対象としています。リソース アダプタの開発に関する基本的なドキュメントは Sun Microsystems の J2EE コネクタ アーキテクチャ仕様、バージョン 1.5 最終リリースです (このマニュアルでは「J2CA 1.5 仕様」と呼びます)。(http://java.sun.com/j2ee/connector/
) を参照してください。リソース アダプタの開発者は J2CA 1.5 仕様について理解しておく必要があります。このマニュアルでは、WebLogic Server リソース アダプタの付加価値機能と、WebLogic Server 機能を使用してリソース アダプタを実行するための主要な情報を重点的に扱います。
この節、「概要とロードマップ」では、このドキュメントの構成を紹介します。
「リソース アダプタについて」では、J2EE コネクタ アーキテクチャの Oracle WebLogic Server 実装と、リソース アダプタの種類や XML スキーマについて紹介します。
「リソース アダプタの作成とコンフィグレーション」では、J2EE コネクタ アーキテクチャの Oracle WebLogic Server 実装を使用してリソース アダプタを作成する方法について説明します。
「プログラミング タスク」では、リソース アダプタのプログラミング タスクについて説明します。
「接続管理」では、リソース アダプタの接続管理について紹介します。
「トランザクション管理」では、リソース アダプタのトランザクション管理について紹介します。
「メッセージ インフローとトランザクション インフロー」では、リソース アダプタのメッセージング インフローとトランザクション インフローについて説明します。
「セキュリティ」では、リソース アダプタのセキュリティのコンフィグレーション方法について説明します。
「リソース アダプタのパッケージ化とデプロイ」では、リソース アダプタのパッケージ化とデプロイの要件について説明し、これらのタスクを実行する手順を示します。
「A weblogic-ra.xml スキーマ」は、WebLogic Server 固有のデプロイメント記述子 weblogic-ra.xml
のスキーマに関する詳細なリファレンスです。
「B リソース アダプタのベスト プラクティス」では、リソース アダプタ開発者向けのベスト プラクティスを示します。
リソース アダプタの開発に関する基本的なドキュメントは Sun Microsystems の J2EE コネクタ アーキテクチャ仕様、バージョン 1.5 最終リリースです。(このマニュアルでは「J2CA 1.5 仕様」と呼びます)。(http://java.sun.com/j2ee/connector/
) を参照してください。読者が J2CA 1.5 仕様について理解していることを前提としており、WebLogic Server リソース アダプタの開発に特有の設計および開発情報が含まれています。
WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』は、WebLogic Server アプリケーションの開発ガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』は、WebLogic Server アプリケーションのデプロイに関する最も詳細なガイドです。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』は、WebLogic Server アプリケーションのパフォーマンスをモニタして改善するための情報が提供されます。
このマニュアルに加えて、ソフトウェア開発者向けにリソース アダプタのサンプルが用意されています。Weblogic Server では、任意で API コード サンプルを WL_HOME\samples\server\examples\src\examples
にインストールできます。WL_HOME
は、WebLogic Server のインストール先の最上位ディレクトリです。WebLogic Server のスタート メニューからサンプル サーバを起動して、サンプルとその実行手順に関する情報を確認できます。
このリリースの WebLogic Server で提供されるリソース アダプタのサンプルは J2CA 1.5 仕様に準拠しています。独自のリソース アダプタを開発する前に、このリソース アダプタ サンプルを検討および実行して理解しておくことをお勧めします。
このリリースで導入された新しい WebLogic Server 機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能』を参照してください。