| Oracle® Fusion Middleware WebLogic Server のインフォメーション ロードマップ 11g リリース 1 (10.3.1) B55578-01 |
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このドキュメントでは、Java EE アプリケーションおよびモジュール、ならびに JSP および HTML ファイルを迅速にデプロイするための基本的な手順について説明します。また、システム管理者に向けて、ツールに関するヒントを示します。このページに記載のデプロイメント手順は、デプロイメント環境のみでの使用をお勧めします。プロダクション環境での使用はお勧めしません。WebLogic Server でアプリケーションを開発およびデプロイする方法の詳細については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションの開発』 および 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』を参照してください。
ファースト トラックの手順を実行する前に、『インストール ガイド』を完了します。
Java EE アプリケーションまたはモジュールをデプロイするには、次の手順に従います。
Java EE アプリケーションまたはモジュールに、名前を指定された JDBC データ ソースや JMS キューなどの追加リソースが必要でないことを確認してください。アプリケーションに外部リソースが必要な場合は、そのアプリケーションをデプロイする前に対象 WebLogic Server でそれらの外部リソースのコンフィグレーションを行う必要があります。
Java EE アプリケーションまたはモジュールのアーカイブ ファイルまたは展開されたアーカイブ ディレクトリを、サンプル サーバ ドメインのディレクトリの /autodeploy ディレクトリ、つまり以下のディレクトリにコピーします。WL_HOME/samples/domains/wl_server/autodeploy
Examples WebLogic Server インスタンスを起動します。Windows の場合は、[スタート] メニューの [Start Examples Server] から起動することができます。
Java クライアント、またはアプリケーションのコンフィグレーション済み URI を使用してアプリケーションにアクセスします。
開発モードで実行している場合、WebLogic Server はドメイン ディレクトリの /autodeploy サブディレクトリにコピーされたアプリケーションを自動的にデプロイします。自動デプロイメントは、評価またはテストを行うためのアプリケーションを簡単にすばやくデプロイする方法です。『自動デプロイメント』を参照してください。
システム管理者は、次のツールを使用して作業を開始できます。
Administration Console
Administration Console は、WebLogic Server ドメイン、サーバ インスタンス、および実行中のアプリケーションと関連リソースをコンフィグレーションおよびモニタできる、ブラウザベースの Web アプリケーションです。Administration Console はまた、新しいサーバ インスタンスとクラスタの作成、およびアプリケーション記述子のチューニングにも使用できます。詳細情報
インストール時に提示した資格を使用して Administration Console にログインした後、[ヘルプ] ボタンまたは [操作ガイド] リンクをクリックすると詳細情報が表示されます。
コンフィグレーション ウィザード
WebLogic Server コンフィグレーション ウィザードを使用すると、新しいドメインの作成と、ドメインのコンフィグレーションを自動化するためのテンプレートの作成を行えます。詳細情報
単純な JSP または HTML ファイルをデプロイするには、次の手順に従います。
JSP ファイルが、タグ ライブラリやその他の外部リソースを参照していないことを確認してください。こうしたリソースがある場合は、別のデプロイ手順が必要になります。ファースト トラックでは、このような手順は扱いません。HTML ファイルには、このような制限はありません。
JSP または HTML ファイルを WL_HOME/samples/server/examples/build/mainWebApp ディレクトリにコピーします。
Examples WebLogic Server インスタンスを起動します。Windows の場合は、[スタート] メニューの [Start Examples Server] から起動することができます。
Web ブラウザで次の URL を使用して、JSP または HTML ファイルを要求します。
http://localhost:port/myFile
各文字列の説明:
localhost は WebLogic Server が実行されているマシンのホスト名。
port は WebLogic Server が要求をリスンしているポートの番号 (デフォルトでは 7001)
myF ile は手順 2 でコピーした JSP または HTML ファイルの、.jsp または .html 拡張子までを含めた完全な名前。
JSP または HTML ファイルはあらかじめ Examples Server を対象とするようコンフィグレーションされたディレクトリから自動デプロイされています。デフォルトでは mainWebApp がデプロイされており、mainWebApp 展開ディレクトリに独自の JSP および HTML ファイルを入れて、それらを迅速に表示またはテストできます。
