ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Spacesユーザー用チュートリアル
11g リリース1(11.1.1)
B55931-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

2 WebCenter Spacesのツアー

Oracle WebCenter Spacesにようこそ。この章では、最初にWebCenter Spacesインタフェースの主要な要素について説明し、次にこのチュートリアルの演習を行うために使用するシナリオについて説明します。それぞれの演習は、WebCenter Spaces機能の様々な側面に習熟するように設計されています。また、ユーザー自身がその会社でWebCenter Spacesを単独で操作できるよう、各機能のデモを十分に行うように設計されています。 (機能に関する追加情報が必要な場合は、『Oracle Fusion Middleware User's Guide for Oracle WebCenter』を参照してください。)

2.1 WebCenter Spacesの概要

Oracle WebCenter Spacesは、ソーシャル・ネットワーキング、コミュニケーション、共同作業および個人的生産性という点で最新のテクノロジを提供します。 統合的なWeb 2.0サービスおよびアプリケーションの堅牢なセットを介し、WebCenter Spacesでは、他者とのアイディアの交換、個人的タスクおよび業務関連タスクの追跡、クリティカルなアプリケーションとのやりとり、ユーザー独自のプロジェクトおよび関心事への注意の集中に必要とされるすべてのものが提供されます。また、WebCenter Spacesでは、組織内にソーシャル・ネットワークを確立するための基盤が提供されます。

WebCenter Spaces管理者であるか、エンド・ユーザーであるかによって、WebCenter Spacesインタフェースのビューはわずかに異なります。(ビューはロールによっても異なりますが、これについては後で説明します。)管理者である場合、ログイン後に最初に表示される画面は次のようになります。

図2-1 WebCenter Spacesのユーザー・インタフェース

WebCenter Spacesのユーザー・インタフェース

インタフェースは、3つの主要な領域(サイドバー、バナーおよびページ・コンテンツ)に分割できます。管理者であるか、エンド・ユーザーであるかにかかわらず、これらの領域はすべてのWebCenter Spacesユーザーにとって重要です。次に、これらについて詳しく説明します。

これまでに、WebCenter Spacesのインタフェースの外観について理解しました。ここからは、チュートリアルを進める際に使用するシナリオを学習します。

2.2 Storefront社のアプリケーションの概要

このチュートリアルはStorefront社という架空の企業をベースにしており、顧客はStorefront社のオンラインWebアプリケーションを介して電子製品を購入できます。 コンセプトはAmazon.comに似ており、Storefront社のWebサイトを使用すると、ユーザーは商品を探して買物かごに入れ、それをオンラインで安全に購入できます。 このチュートリアルでは、Storefront社の従業員(実際には3人の従業員)になり、WebCenter Spacesを使用して日常の一連のタスクを行います。このチュートリアルの演習を行うことで、Storefront社の従業員が日々生産性を高めるのにWebCenter Spacesがどのように役立つか、また組織内で発生する問題の解決に焦点を当てるためにStorefront社の従業員を編成するのにWebCenter Spacesがどのように役立つかがわかります。

注意: 各手順を進めていくと、このチュートリアルから得られる情報が、当面のタスクの実行に必要なものだけであることがわかります。特定のページに表示される他のオプションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware User's Guide for Oracle WebCenter』を参照してください。また、WebCenter Spaces内のフィールドの多くは大/小文字が区別されるため、テキストは指示どおり正確に入力してください。

次に進んでください。